■[漫画]家族の愛。「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 「本がないなら作ればいい」」6巻
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~6巻
出版社:TOブックス
原作者名:香月美夜
原作者サイト:香月 美夜
原作者twitter:香月美夜 (@miyakazuki01) on Twitter
作者名:鈴華
作者サイト:列挙。
作者twitter:鈴華 (@suzupaca) on Twitter
Web版:本好きの下剋上 ニコニコ静画
Kindle版:6巻
Kindle版まとめ買い:本好きの下剋上
DMM電子書籍:6巻
「身食い」の熱でまた倒れてしまったマイン。
今回の熱は命の危険があったけれど、ギルド長のお陰で九死に一生を得ることに…
しかし、このままだと余命一年であることを告げられたマインは、
貴族に飼われるか、家族と一緒に過ごして朽ちていくかの二択を迫られて…
もうね、涙なしには読めない…
「本好きの下剋上」はモノ作り、マインのキャラ、ファンタジー世界の魅力、
と面白さは色々な要素があるんだけど、中でも私の琴線に触れるのは家族愛なんですよね。
今回はその家族愛が溢れに溢れ、涙も溢れさせてきてやばかったです。
マインとして転生してから家族と仲が良かったけど諍いがなかったわけではなく、
それでもいつの間にか愛すべき家族という関係になっていたトゥーリ、ギュンターパパ、エーファママ…
失いたくない、一緒に居たい、大事にしたい…
そんな家族がいるからこそ、余命一年という短い時間を、
大切に、そして愛おしく思い、離れたくないと思うマイン…
そんなマインを受け止めてくれるトゥーリたちは、
本当に良い家族だな、と思います…
元々トゥーリだってマインのことがまるごと大好きだったわけじゃなく、
晴れ着が豪華なマインに嫉妬したりするんだけど、
それでも死んじゃうと言われたら泣いてしまうんだよね…
だって、大事な家族なんだもの。
ギュンターパパが愛し、家族を大事にしてきたからこそ、
こういった愛で溢れる家族になっているんだと思います。
だからこそ、マインの余命が一年と言われて狼狽えるわけで…
もうね、原作で読んでた時以上に涙腺を刺激されて私も狼狽ですよ。
今回もWeb原作最終回でハッピーエンドになることを再確認してからじゃないと、
この単行本読めなかったですもん!
現時点でこうなんだから、原作で一番泣いた第二部のラストはどうなるのか我ながら心配です。
もちろんそんな感動的な場面だけではなく、
今回もマインのコミカルなところは健在です。
私が6巻でMVPに選ぶのはベンノさんにパイルダーオンしたマインが、
ギュンターパパとベンノの言動に驚いたシーンです。
驚いてるマイン可愛い…(笑
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