本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/1/13 月曜日::

■[漫画]先輩たちの勇姿「ナナマルサンバツ」7巻

ナナマル サンバツ (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2013-12-27 )
コミック ( 186 ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s)さんはTwitterを使っています
Kindle版:ナナマルサンバツ (7) Kindle版

長かった例会編もこれで完結!
主人公である越山くんは既に敗退したけど、
面白さは充分保ったままの完結でした。
というか笹島部長マジカッケー!

封鎖ルールによって突出した実力を持つ笹島部長が危機に陥るも、
後輩たちによる無邪気な応援によって本気になったお陰で、
笹島部長が無双する展開がマジでカッコイイです!
開城の大蔵部長との対決は本気と本気のぶつかり合いって感じで、
かなり圧巻でしたね!

そんな笹島部長とも因縁がある深見さんのお兄さんが、
後半からは中心となっていきます。
かつては開城でもエースとして活躍した深見さんのお兄さんが、
今ではクイズ嫌いになった理由は未だに謎のままですが、
ある程度は推察できますね。
関西の高校とのクイズ対決でボロ負けしたのかしら…

それと越山くんと深見さんという濃い一年生に囲まれた井上くんが、
凡人だけど、それでも自分なりにクイズが好きになっている様子は、
等身大な姿を見ているようでちょっと共感出来ましたね。
「君の知らない物語」の歌詞が井上くんの趣味と想いにマッチしてて、
読んでて結構感動しました。
個人的にはこのエピソードがこの7巻では一番好きかもしれません。

それにしても競技クイズという題材でここまで面白くなるとはなぁ…
これからの展開にも期待です。

:: 2014/1/11 土曜日::

■[漫画]恋の決戦前夜「いなり、こんこん、恋いろは。」7巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2013-12-27 )
コミック ( 151 ページ )
作者サイト:公式サイト
作者twitter:よしだもろへ (yoshidamorohe)さんはTwitterを使っています

遂にアニメが始まりました「いなり、こんこん、恋いろは。」
私は放映圏外なので残念ながら視聴することは出来ませんが、
アニメ情報を見る限り、原作の絵柄に近いテイストで良い感じですね!
これを機にファンが増えると嬉しいです。

冬コミでは原作を読んでない友人知人たちに「どんな風に面白いの?」
と聞かれる事が多かったので私はこう応えました。
「昔ながらの変身魔女っ娘モノみたいな感じの恋愛漫画だけど、
 真のヒロインはいなりのお友達のうか様です! うか様可愛い
と。

まぁね、実際ね、この7巻ではいなりがきちんと主人公してるのは確かなんですよ。
優しいだけの理想の世界を拒絶して現実に戻ってきたいなりは成長した所を見せてくれます。
今まで恋に悩んできたからこそ、墨染さんに的確な助言をしたり、
幼馴染みの京子にもキツめに叱ったりと強くなってる見せてくれるんですよ。
まぁ、最後にちょっとミスってる所は何ともいなりらしいなぁ、
とは思いますが全体的にちゃんと主人公してるんですよね。

ですが、やはりヒロインという意味ではうか様が一番でしょう!
燈日への恋心はもう結構バレバレな感じですし、
燈日自身も結構気があるっぽくてニヤニヤが止まらないのです。
というか、うか様は温室育ちの神様だからか天然なんですよね…
そこもまた魅力的と言いましょうか。
しかしまさか、燈日が預かってた髪紐を受け取ってくんかくんかするとは…

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うか様の魅力は五臓六腑に染み渡るでぇ…

とはいえ神様と人間の恋、というのは身分差というのも烏滸がましいものがありますし、
墨染さんの恋も、いなりの恋もまだまだ障害が多そうなのでこれからも大変そうです。
何とかみんな幸せになってくれると良いんだけどなー

:: 2013/11/12 火曜日::

■[漫画]事前にも定評のあるわたらい「僕に恋するメカニカル」1巻

僕に恋するメカニカル (1) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店( 2013-11-01 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai)さんはTwitterを使っています

色々と定評のあるわたらい、こと渡会けいじさんのヤングエースでの新連載!
という訳で「僕に恋するメカニカル」の1巻が発売となりました。

未来の世界でザ・サードと呼ばれるコンピュータシステムにに反乱され窮地に追い込まれた人類。
そこに現れたのがヒトを超えた能力者たちH+(トランスヒューマン)
そして救世主たる集団AMFの指導者の父親を狙って未来からやってくるロボットたち!
しかしその刺客が狙っているのは父親の命ではなく…

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なのであった!

なんだかターミネーターで何処かで失くしたあいつのアイツでまぶらほっぽい内容ですが、
ここまで下ネタお色気有りのコメディだと一周回って面白いと言いましょうか。

しかし非モテの男のトコに可愛い後輩がフラグビンビンにして登場とか、
普通に萌えただけにこのままこのラブコメ読みたいなー、と思ってしまいましたね!
それだけに、正体がアレだったとはいえあっさりと破壊されたのは悲しかったです。
巻末で色んな人に再登場を聞かれているのを見て、
「あぁ、私だけじゃなかったんだ」と思ってしまいました。(笑

もちろん男慣れしていない、斜め上に努力してから回ってるインテグラさんも良いのですが!
もう人類の未来なんてどうでも良いから、未来技術による体験型エロゲだと思って、
シオリちゃんと添い遂げるのも有りなんじゃないかなって。(ぉ

割りとお馬鹿なコメディだと思ってたんですが、改造されたロボットであるスタ子の、
情緒発育系のストーリーとか入りそうで割りとシリアスな方面も頑張るっぽいですね。
はたして物語はどの方向に転がっていくのであろうか。

ちなみに2巻は1月月初発売なんだけど、年末進行の関係上、来月月末には発売です。

図らずも2ヶ月連続刊行に!
ちなみにKindle版は既に出ています。

新シリーズは電子書籍で揃える派とかの人はどうぞ。

:: 2013/10/5 土曜日::

■[漫画]相思相愛しましょう「恋愛しませんか?」3巻

恋愛しませんか? (3) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タチバナ ロク
出版社:角川書店( 2013-10-03 )
コミック ( 164 ページ )
作者サイト:パンストクンカクンカしタイツ
作者twitter:タチロク the NEET (tachibanaroku)さんはTwitterを使っています

Kindle版:恋愛しませんか? (1)
Kindle版:恋愛しませんか? (2)
Kindle版:恋愛しませんか? (3)

2巻で物語の山場を越えたので、どうなるかと思った3巻ですが、
作中で一番健気だった少女のるりに対するアフターフォローと、
ふわりさんと不破の二人の気持ちがしっかりと通じ合うという、
これ以外ないという素敵なエンディングを迎えることが出来ました。

やはり一番気になるのはるりちゃんですよ、るりちゃん。
不破とふわりさんの二人に関しては心配してないと言いましょうか。
きっちりとけじめを付けた上でのラストは良い余韻がありましたし、
ラブコメとしても見所がありましたよ!
でもねー、やっぱり2巻で最上級の報われない女の子っぷりを見せた、
るりちゃんのその後が気になるじゃないですか!

メイド喫茶に通いすぎた不破がバイトを始め、
バイト先で知り合ったガチレズの町田さんが3人を上手くかき回してくれたお陰で、
るりちゃんが不破に対してわだかまりがなくなったのは本当に良かったです。
やっぱりるりちゃんは笑顔で居てくれないと!

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しかしこの台詞から滲み出るるりちゃんの健気さったらないよなー…
ホント最後までるりちゃんは最高に可愛いて良い女の子だったよ…

それにしても最近のヤングエース作品の中ではピカイチの面白さでした。
割とクレイジーというか、編集部の方針が不明瞭な作品が多い中、
清涼剤のような爽やかさと萌えを感じさせる良いラブコメ漫画でした。
次回作にも是非期待したいものです。

ちなみにカバー下にはその後ちょっとしたエピソードがあるので、
そちらも必見です。
必見と言えば表紙と裏表紙の折り返しのふわりさんとるりちゃんですが…
どう見ても抱き枕カバーの図案です、本当にありがとうございます。

:: 2013/9/17 火曜日::

■[漫画]先輩たちが格好良い「ナナマルサンバツ」6巻

ナナマル サンバツ (6) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:角川書店( 2013-09-04 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s)さんはTwitterを使っています

前半は越山くんと御来屋くんのカップリングでしたが、
後半は御来屋くんと芦屋部長のカップリングになっており、
何というか御来屋くんモテモテだな! と思うわけですよ。
あ、赤河田の新名部長と明良のカップリングも有りだよね。
というかBLカップル多すぎだろこの漫画…(笑
公式が最大手すぎる…!

冗談は兎も角、例会での越山くんと御来屋くんの対決ですけど、
明良が良い感じに最後まで波乱を起こしてくれたので面白かったですね。
曜日を当てるクイズに計算で辿り着く御来屋くんと、
膨大な知識から類推する越山くんに、
美学に反しながらもトリッキーな当て方をする明良と良い対比でしたよ。
ただのクイズなのにこんなに熱いだなんて!

そしてこの作品の良い所は先輩たちが責任感があって格好良いトコなんですよね。
後輩の無礼を代わりに詫び、教育すると誓う新名部長に、
マナー違反を自覚していない後輩たちを注意するレオニールの戸塚部長、
そして有望な新人に対して壁となって立ちはだかろうとする芦屋部長と、
たった1,2年の歳の差なのに貫禄を見せる先輩たちがとにかく格好良いのですよ。
上に立つものは斯くあるべし。

そんな先輩たちの中でも実力が頭ひとつ抜けている笹島部長ですが、
減点よりもえげつない封鎖ルールの中で如何にして抜きん出るか!?
また、御来屋くんと芦屋部長の後輩先輩対決がどうなるのか?
いい感じで次回へ続くので次巻も乞うご期待であります。

:: 2013/7/5 金曜日::

■[漫画]神様でも恋がしたい!「いなり、こんこん、恋いろは。」6巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (6) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:角川書店( 2013-07-03 )
コミック ( 196 ページ )
作者サイト:公式サイト
作者twitter:よしだもろへ (yoshidamorohe)さんはTwitterを使っています

表紙の受験勉強に疲れた燈日を休ませてあげようと膝枕するうか様可愛い!
神様でも恋がしたい! そんな「いなり、こんこん、恋いろは。」6巻!
神通力をうか様に返したせいでうか様を見ることが出来なくなったいなりだけど、
何故か唐突に神通力を宿すことになって…

うか様の友だちで居る事と丹波橋くんと良い仲になることが、
まるでシーソーゲームの如く、あちらを立てればこちらが立たずで、
読んでて非常にもどかしくてやきもきしますね!
いなりはいなりなりに精一杯頑張ってるのになぁ…
これも人間以上の力を持つことに対する対価なんだろうか…

いなり以外の恋模様も色々と前途多難なのがまたもどかしいんですよ!
墨染さんの同性に対する恋心とか、常識的に考えて間違ってるからこそ、
常識を弁えている墨染さんは苦悩する訳で…
こっちも墨染さんは何も悪くないだけに読んでてやきもきしまくりなのです!

そして一番可愛いくて厄介な恋をしているのは間違いなくうか様だと思う訳ですよ!
自分の髪紐を預けた燈日に言われた言葉で動悸して赤面した時はその理由が判らなかったけど、
離れてからどんどん募る燈日への想いに気付き始めたうか様の可愛さといったらもう!

赤面うか様

うか様の萌えっぷりは神レベル!

でもねー、うか様は神様で燈日は人間ですからねー
古今神様と人間が結ばれた例は数多くあれども、思い悩まずにはいられないわけですよ!
自分では恋じゃないと思い込もうとしているけど、
これはもう紛う事なき恋ですからね!
いなりや墨染さんと違ってまだ自覚しようとしてない分、ホント前途多難ですよ!

いなりはいなりでまた厄介な事態に陥っていて心配だけど、
私としてはやはりうか様の恋の行方が一番気になる次第であります。

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