■[ラノベ]妹が居るヤツが羨ましいです→結論「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-08-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048671804
ISBN-13 : 9784048671804
著者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
かーずの野郎…!(挨拶
平凡であることを望み、凡庸な生き方に幸せを感じる主人公・高坂京介。
茶髪にピアスとイマドキの女子中学生の妹、高坂桐乃。
どこにでも居る「兄を邪険にする妹」と「妹に無関心な兄」の二人なんだけど、
妹の桐乃が実は誰にも言えない秘密を持っており、
京介がそれをたまたま知ってしまったことから物語は始まります。
まぁ、桐乃の秘密ってのは帯の乃木坂春香さんのコメントから判るように、
「生粋のオタ」、な事なんですよねー
しかもアニメだけでなく、妹もののエロゲーをこよなく愛するという超ディープな!
アキバblogをはてなアンテナに登録し、DVDのBOXセットを購入し、
エロゲーの妹に感情移入し、自分の好きなモノを勧めてくる。
何というかここまで共感というか行動パターンが自分と被るヒロインは初めてですよ。
これが14歳だなんて将来有望すぎだろ。
しかし主人公の京介は凡庸であることを望む事から判るようににオタではなく、
むしろ今まで偏見を持ってたんですけど、それが嫌には感じないんですよね。
妹の事なんかどうでも良いと言いながら、悪態をつかれながらも面倒見が良いし、
特にラストで桐乃の為に親父に対してぶつかる姿は正直カッコイイと思いました。
恐らく読者の多くは桐乃の言葉や親への反抗心に深く共感すると思います。
そして兄への好感度がマイナスに振り切れている桐乃だからこそ、
最後に見せる一場面がもの凄く輝き、そこに萌えるんですよね。
かんざきひろさんの可愛らしい絵柄も手伝い最高に面白かったです。
2巻が出るなら是非とも読みたいですねー
そして目指せ、2巻での自サイト登場。(笑
ただ一つだけ合点がいかないのは京介に地味だけど可愛い幼馴染みの麻奈実が居ることですね!
どこが凡庸なんだよ、コンチクショウ…(つД`)
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