本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2010/4/10 土曜日::

■[漫画]落車! 最下位! しかし小野田は諦めない!「弱虫ペダル」11巻

弱虫ペダル 11 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-04-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214630
ISBN-13 : 9784253214636
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

またもや2ヶ月連続と刊行の早さがハイペースな渡辺航さんの「弱虫ペダル」ですが、
この11巻は中盤からのテンションもハイペースで駆け上がっていくので、盛り上がりまくりです。
順風満帆なスタートを切らせずに敢えて逆境からの這い上がる様を描くのが何とも渡辺航さんらしいですが、
それがまた最高に興奮するからたまらないんですよねー

総北がスプリンター勝負を制したIH初日のステージは山!
地元の意地に掛けて山岳リザルトを取りに来る箱学のクライマー東堂と、
総北の巻島の一騎打ちになるかと思いきや、総北を牽引すべきクライマーの小野田がまさかの落車事故に巻き込まれ…
今、最下位から100人抜きという前人未踏のヒルクライムが始まる…!

いやー、ホンット熱いですよねー!
初めての大舞台、初めて期待される役割、しかし事故に巻き込まれての最下位転落…
しかしそこで絶望に沈まず、前だけを見詰める眼差しで、期待された目標に向かって全力でペダルを回し、
例えどんなに細い道だろうと無理矢理前へ前へと進む小野田坂道という漢が熱い!
小野田の主人公らしい不撓不屈の精神を前にすると目頭が勝手に熱くなってきてしまいます!

また、箱学の東堂と総北の巻島のライバル関係もまた熱いんですよねー
ナルシストでクールっぽい東堂が実は巻島との勝負を誰よりも望む熱血漢だったり、
そんな東堂を相手に勝負したい巻島がチームの為に我慢するという展開がまた心憎い…!
絶対に無理だと思われる小野田の復帰を誰よりも信じている巻島もまた格好いいんだよなぁ。
ホント良いチームだよ、総北…

そして信頼を寄せられている小野田の文字通り最後の壁となって登場してきた御堂筋。
中々に良いところで終わってるだけに続刊が待たれますがこの作品のことですから近いうちに出ることでしょう。
しかしこのペースで渡辺航さんのお体が持つのかが心配です。
頑張っては欲しいけど、是非とも身体を壊さないようにして欲しいなぁ…

:: 2010/3/8 月曜日::

■[漫画]最速を決めるスプリント勝負決着! そして山岳へ…「弱虫ペダル」10巻

弱虫ペダル 10 (少年チャンピオンコミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-03-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214606
ISBN-13 : 9784253214605
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

ここ最近twitter見てたら色々な人に弱虫ペダルが広まっていくのが見えます。
甘露樹さんがみつみ美里さんに勧められて読み始めたり、爆天童さんが全巻揃えたりと、
やはりこの漫画の面白さは本物なんだな、と確信を深めつつ、
もっとみんなに読んで欲しいとより熱く願ってしまいます。

遂に始まったインターハイ序盤はまずは平地スプリンター勝負ということで、
王者・箱根学園の全身スプリンターの泉田の圧倒的な速さを前にして、
総北ツートップである鳴子と田所が競争意識全開で協力せずに競い合うという、
不合理で不格好で泥臭いんだけど、熱いモノが伝わる勝負を見せてくれます。

勝負への姿勢と努力の仕方が圧倒的にスマートな泉田に対して、
田所と鳴子は今まで何度も負けて、挫折して、惨めな想いをしてきてとてもスマートとは言えないんだけど、
負けた悔しさを知っているからこそ、貪欲なまでに勝利を欲する姿勢を持つが故に、
綺麗ではないかもしれないけれど、間違いなく格好良いです。

そんな田所だからこそ、その勇姿に青八木と手嶋は感動させたんでしょうね。
負けてばかりの2人を手塩に掛けて育ててきた田所の気持ちが伝わってきましたよ。
それもこれも20年以上挫折と打ち切りを経験してきた作者だからこそ、
説得力があるし、心に響いてくるものがあります。

され次回からは遂に小野田坂道の本領発揮であるクライマー編です。
来月発売という驚異的なスケジュールなので待たされることは少ないので、
このままの勢いで乞うご期待!

:: 2009/12/8 火曜日::

■[漫画]遂にインターハイ開幕!「弱虫ペダル」9巻

弱虫ペダル 9 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2009-12-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214592
ISBN-13 : 9784253214599
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

弱虫ペダルに影響されてロードバイクを買いました。(挨拶

子供の頃にドライブシュートの練習したり、かめはめ波を出そうとしたりと、
誰でも漫画の影響を受けて何かしらやった経験があると思いますが、
大人になってもやはり面白い漫画には影響されるものというか、
むしろ大人の財力で10万円以上の買い物をやってしまう体たらくです。(笑

とまぁ、そんな感じでロードバイクを半月ほど前から乗り始めた訳ですが、
丁度9巻の巻末に初めてのロードバイクのハウツーがあって、
「あるある、正にこんな感じ」と納得しまくりでした。
あまりにもタイミングが良いのでちょっぴり運命を感じたり。(笑

本編では遂にインターハイが開幕したんですが、開会式から波乱の予兆を見せる展開に…!
インターハイという約束の場所での真波くんとの再会という、
熱い少年漫画の展開の横で起こる御堂筋と今泉の因縁の再会。
御堂筋は今泉の回想で何度か名前は出てきてましたがまさかあんなにヒールだとは意外でした。
今まで坂道は情熱と信念を持った相手と熱い戦いを繰り広げてきただけに、
どういった展開になるのか予想ができずに不安と期待が入り交じった気持ちです。

そしてインターハイ初日の前半はスプリンターの戦い、ということで、
田所と鳴子の出番がやってきたんですが、
流石の王者箱根学園、変態もとい凄い奴をもっ送り出してきました。
まだまだ序盤ながらスピード感と勢いは流石のスプリンターの展開で、
続きの10巻も楽しみな面白さです。

しかし2ヶ月連続刊行とか渡辺航先生は正直凄すぎだと思います。
しかもMTBのレースにも参加してるみたいだしバイタリティありまくりだなぁ、ホント。

:: 2009/11/7 土曜日::

■[漫画]ついにインターハイ間近!「弱虫ペダル」8巻

弱虫ペダル 8 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2009-11-06 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214584
ISBN-13 : 9784253214582
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

2年生との全力を振り絞った戦いを制したものの、
ペダルが壊れて途方に暮れていた坂道の前に現れた手嶋先輩。
2年生からバトンのように託された競技用の靴とペダルを手に入れ、
今までの倍の力を出せるようになった坂道は、
遂に1000kmを走破することに…!

今までも真波山岳が伏線を張っていたクリートですが、
それが死闘を演じた2年生から送られるというのが熱い!
よりチームとして結束できたように思えるし、
何よりこういった展開は少年漫画として燃えざるを得ないですよ。

また、キャプテンの金城もカッコイイんですよね。
ただ冷静な男なだけでなく、仲間を思い、仲間の思いを受け、
実力の120%を出してしまう男の格好良さは憧れますよ。
そんな金城が率いる総北のインターハイでの活躍が楽しみで仕方ありません。

そして総北の最大の敵となるであろう王者、箱根学園。
現主将の福富が率いるチームで史上初の1年生メンバーの真波山岳!
坂道のライバルとなるであろう、山岳の実力がこれまたワクワクせざるを得ないもので、
二人のインターハイでの対決が待ち遠しくて待ち遠しくて…!

いやー、本当に最高に熱い少年漫画ですよ。
これからも精一杯応援していきたいです。

:: 2009/8/11 火曜日::

■[漫画]全力でぶつかれ! 1年生対2年生!「弱虫ペダル」7巻

弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2009-08-07 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214576
ISBN-13 : 9784253214575
作者サイト:seihukunuidara’s Website

熱い! とにかく熱いんですよこの漫画は!
今、少年誌で一番好きで楽しみにしているのがこの「弱虫ペダル」なんですよ!
自転車の楽しさ、自転車競技の熱さ、勝負の厳しさを感じさせてくれるんですよ!
友情! 努力! 勝利! というジャンプ的な要素がてんこ盛りで、
あまりの面白さに心が震え、涙を流してしまうくらいなんですよね。

インターハイ出場を目指し、強化合宿の1000km走破で競い合う1年生と2年生。
足枷があるとはいえ、熟練の今泉と熱血の鳴子を手玉に取る策略家の手嶋を相手に、
回転数の一点突破を仕掛ける坂道!
手嶋先輩の予想以上の成長を遂げることで追い抜くことができた1年だけど、
無口だけど熱いハートを持つ青八木が手嶋を奮起させることで、
追い上げてきてデッドヒートを繰り広げることに…!

主人公は坂道なんだけど、2年生コンビも充分主役を張れるだけの魅力があるんですよね。
勝つために1年間研究し、努力し、鍛え上げ、研ぎ澄まされてきた闘志!
二人の今までの情熱の掛け具合が感じられるからこそ、感情移入しちゃって仕方がない!
そして1年生トリオもそれに負けない想いがあるからこそ、面白いんですよね。
特に圧倒的に経験値が足りない坂道が2年生に再度追い抜かれた後の展開が、
心配する鳴子と信頼する今泉の会話を含め、ドラマティックで感動しました。

「弱虫ペダル」を読んでいると自転車が欲しくなり、走りたくなるんですよね。
実際私も自分のMTBにビンティングペダル一式付けちゃったし、
ロード買っちゃった人も知り合いに居ますし、影響力は間違いなく高いです。
チャンピオン連載な為に、どこまで望めるか判りませんが、
少年が自転車の道を志すキッカケになったら最高だろうなぁ、と思います。

:: 2009/6/9 火曜日::

■[漫画]回せ回せ! 前へ前へ!「弱虫ペダル」6巻

弱虫ペダル 6 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2009-06-08 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214568
ISBN-13 : 9784253214568
作者サイト:seihukunuidara’s Website

面白いなぁ…、やっぱりメチャクチャ面白い。
今少年誌の中で一番好きな作品は間違いなくこの「弱虫ペダル」ですよ。
自転車に無知で友達も居なかった小野田坂道が自転車を通じて友達と出会い、
友達と一緒に走ることが何よりも楽しいという想いが伝わってきて、
その想いに心が奮わせられます。

4日間で1000km走破! しかも今泉、鳴子、坂道の三人は車体にハンデ付き!
身体の力を汗と一緒に全て出し切り、風呂で溺れ死にそうになるほど疲労が溜まる。
それでも勝つために、自分の可能性を知るために、そしてみんなと一緒に走るのが楽しいから、
ペダルを回して前に進んでいく姿は情熱が迸り、最高にテンションがあがってくるんですよ…!

合宿3日目の早朝、昨年のインターハイ覇者、箱根学園の1年生の真波山岳と再会し、
彼と一緒に走ることによって登りの楽しさを再確認し、インターハイへの想いを確固たるものとし、
意外と大きな壁となって立ちはだかる2年生二人を相手に諦めず、
不器用だけど、真っ正直で前を向いて頑張る姿はグっと来るモノがあるなぁ。

2年生の手嶋と青八木の二人は今まで全然目立ってなかったけど、
インターハイへの想いと勝ちに対する執念は1年生たちに全然劣るものではなく、
凡人なりに協力し、研鑽を積み続けてきた姿は凄く格好良かったです。
正直その努力が紙面を通してビシビシと伝わってくるだけに2年生にも勝って貰いたいけど、
レースというのは厳然たる勝者を出してしまうのでもどかしくもあり…
でも、2年生の壁を今泉と鳴子が乗り越えることができず、
最後に残った真打ち、坂道がチャレンジするという展開は読んでて熱く、何より面白いんだよなぁ。

チャンピオンでも結構売れてる作品らしく、巻頭カラーに増ページと凄く勢いがあります。
作者が今まで不遇な境遇だっただけに是非とも売れて欲しい作品です。

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