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:: 2021/10/18 月曜日::

■[漫画]バレンタインの告白「古見さんは、コミュ症です。」23巻

学生時代のラブコメ天王山と言えば!
そう! バレンタイン!

阿瀬さんが! 万場木さんが! 古見さんが!
そして只野くんが生み出す恋模様が最高にエモいバレンタイン回です…!

やはり今回一番の見所は万場木さんでしょう。
サンデーラブコメ伝統のフラレ女子、もとい負けヒロイン…
令和のサンデー負けヒロイン四天王の先陣を切った万場木さんは素晴らしかったですよ!
その伝統に燦然と輝くことになるであろう、名勝負でした…!

まずはストレートに告白するところが好感度が高かったですね。
そこから只野くんに教えられたやらかしで恥ずかしがるところも可愛いかったですし、
一度は受け入れられて喜ぶうれし泣きも素敵だったんですよ。
ただ、只野くんのことが好きだからこそ、
本人が気付かないようにしている気持ちに気付いちゃったんですよね…

そして、とても良い子だからこそ、念を押しちゃうんだよ…

念を押して、背中を押して…
一人で泣いて…

でも、とても良い子なのをクラスの友達は分かっているから、
悲しい時にも励ましてくれて…

特に「良いなぁ…」と思ったのは古見さんの背中も押してくれたことです。

この時に「あぁ、何があっても万場木さんと古見さんは友達だ」と実感しました。
自分がフラれた原因の女友達に、こんな言葉を掛けてあげられるだなんて、
万場木さんは良い子すぎるでしょう。
ホント、万場木さんには幸せになって欲しいですよ…!

もちろん、万場木さんだけでなく、古見さんと只野くんの二人も素晴らしかったです。
あの見開きの連続はとても情緒に訴えかけてくるものがあったし、
只野くんのストレートなイケメン力には「カッケー」と思いましたし、
二人の可愛いイチャコラには悶えましたしね!

ただ、それもこれも万場木さんのエモさがあってこそだと思いますので、
ぜひ万場木さんにも注目して欲しいです。
とても良い子なので。

:: 2021/9/21 火曜日::

■[漫画]アマ竜王、そして…「龍と苺」5巻

龍と苺5巻龍と苺5巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (5)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (5)

アマ竜王戦で優勝を争う苺ちゃんの相手は同じ女性のリリ。
既に一度破った相手とはいえ、それは相手の調子が悪かったのもあり、
油断は出来ないんだけど、苺ちゃんはそれらを突き破る強さがあって…

いやはや、苺ちゃんの勢いは凄いですね。
これから決勝戦を濃厚に描くもんだと思ったら、
あっという間に終わらせて、ちょっかい出してきた名人に挑むとか…
タッキーも驚いてたけど、名人の方が驚きは大きかっただろうなぁ…w

そんな苺ちゃんの次の相手はタッキーの師匠の古閑七段。
奨励会というもの自体を知らない苺ちゃんに、
順を追って理解させるために対局をセッティングしたんだけど、
プロと女流タイトルホルダー相手に二面指ししようとするとか、
苺ちゃんは相変わらずぶっ飛んでますよね…

そして二面指しというシチュを使って罠を張ってくる苺ちゃんは、
本当に勝負というものに形振り構ってなくて最高ですよ…

盤外戦術というものはあるけれど、
こんなのは見たことがない…
というか、よくこんなの思いつくよ…

そんな苺ちゃんにワンパン、もとい二面指しで負けた女王タイトルホルダーのぽぽちゃんですが…

泣いてる姿が可愛かったです。
慰めるタッキーも、何か慣れてる気がしないでもない。
まぁ、幼馴染みだろうからなぁ…

苺ちゃんに影響を受けたタッキー、月子、リリ、ぽぽちゃんが奨励会の門を最短経路で叩く中、
その張本人である苺ちゃんはドコまでも我が道を行くのは、
ルールに縛られてなくてカッコイイんだよな…
このままどこまで突き進んでくれるのかわからなくて、楽しみです。

:: 2021/8/25 水曜日::

■[漫画]あの海 どこまでも「トニカクカワイイ」17巻

トニカクカワイイ17巻トニカクカワイイ17巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん(@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (17)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (17)

司さんとナサくんがちゃんと仲直りして、
司さんの不老不死の秘密も詳らかになって、
二人のイチャラブが再開される…!
と思ったら司さんの過去編Part2が始まるのであった。

とはいえちゃんとナサくんとのラブラブ生活も描いてくれてますよ。
まぁ、絶妙なタイミングで邪魔は入っちゃいますが。
少年誌だからね。

あと、司さんが自分で言っちゃってますが、
今回の件は本当にナサくんは全く落ち度がないんですよね。

それでも腹を立てず、ひたすら司さんのことを考えるとか、
正直、ちょっとナサくんは超人、というか聖人すぎるな、と思いました。

そんなナサくんを見て惚れ直した司さんとの、
改めての初夜はサンデー本誌では描かれてませんでしたが、
単行本ではちゃんと予告通りに描き下ろしされてましたよ!

ちょっとエッチでしたね!
まぁ、少年誌なのでそこまでエッチなことはしませんでしたが!
おかしい… かつてはじゃじゃ馬グルーミンUPという前例があったんだけど…(古

そして後半からの時子さんのことの回想ですが、
遺書の初っ端から時子さんってばノリノリでしたね。

まぁ、この方が時子さんっぽいですよね。

司さんに命を助けられた時子さんが成長し、大富豪になるのはわかってましたが、
司さんのために時代の先を読みまくってメインフレームの開発に介入してたとか、
人生何回目なの? って感じでしたね。
その時代で出来ることを120%達成するとか、時子さんも充分凄いですよ。

時子さんは逝き、それでも千歳とナサくんにはその遺志は継がれていくんですよね。
大丈夫… 司さん、きっと大丈夫だよ…

:: 2021/8/24 火曜日::

■[漫画]エモさの前哨戦「古見さんは、コミュ症です。」22巻

修学旅行 in NewYork!
今の御時世では出来ない修学旅行を楽しむ古見さんたちですが、
ラブコメ模様も盛り上がって参りました!
でも、まだ前哨戦なんだよね…!

初っ端から万場木さんの告白宣言から始まる4人の乙女たちの恋バナですが、
とてもピュアピュアで微笑ましかったですね!
うーん、スレたJKがいなくて安心です!
男子たちの方がは多少変態だったけどな!

阿瀬さんと成瀬くんの二人のカップリングも微笑ましかったけれど、
やはり今回一番の見どころは万場木さんと只野くんでしょう。

教会のベンチで二人きりというシチュ。
緊張している万場木さんとフォローする只野くん。
もうそれだけでエモさがクライマックスなんだけど、
それを見てられずに逃げ出した古見さんが更にエモい!

とはいえ今回はまだ告白未遂であり、
本番は次巻のバレンタイン編です!!!
エモさが最高潮に盛り上がるので大変ですよ。
これはヤバい! とだけ言っておきます!
乞うご期待!

:: 2021/7/25 日曜日::

■[漫画]10年前の友達「よふかしのうた」8巻

よふかしのうた8巻よふかしのうた8巻
出版社:小学館
作者名:コトヤマ
作者twitter:コトヤマさん(@cot_510) / Twitter
紙書籍通販:よふかしのうた (8)
Kindle版まとめ買い:よふかしのうた
DMM電子書籍:よふかしのうた (8)

ナズナちゃんの自分探しのために定時制高校を訪れたナズナちゃんとコウくんだけど、
その学校には吸血鬼のニコが女教師として勤めていたのだった!
ニコにノリ(?)で授業を受けるように言われた二人だけど、
コウくんはそこで巨娘のリラちゃんに一目惚れされるのであった…!

うーん、メンヘラさんとは違ったメンヘラ具合ですね。
出会って5秒で即告白して1週間で別れるを繰り返すとか、
付き合う男性も大変ですよね…

今回はニコ先生やナズナに言われて仮初めの付き合いをすることになるんだけど、
元々コウくんは表面を取り繕うのが上手い優等生だったので、
振り回されつつもリラちゃんを操縦している感じがありますね。
まぁ、この状況をアキラが見たらどう思うかと考えるとちょっと怖いですが。

そしてそもそも高校に来た理由は、
ナズナちゃんが10年前に通っていた頃に出来た友達、
目代さんのことがあったからなんですが…

まぁ、その、わりとすぐに正体が分かっちゃうよね…
なるほど、そうつなっがてるんだぁ…
一応9巻でその正体がはっきりするのでネタバレは避けるけど、
これは中々にナズナちゃんにとってツラい事実になりそうですね。

ナズナちゃん… どう受け止めるんだろう…
心配だなぁ…

:: 2021/7/24 土曜日::

■[漫画]一級魔法使い試験の始まり「葬送のフリーレン」5巻

葬送のフリーレン5巻葬送のフリーレン5巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん(@abetsukasa) / Twitter
連載サイト:葬送のフリーレン
紙書籍通販:葬送のフリーレン (5)
Kindle版まとめ買い:葬送のフリーレン
DMM電子書籍:葬送のフリーレン (5)

立ち入りが制限されている北部高原に向かうため一級魔法使い試験を受けることにしたフリーレンとフェルン。
その第一次試験はチーム戦なんだけど、組相手のクセが強い上に、
難易度が高い課題が出て苦労しそうで…

フリーレンが組むことになったラヴィーネとカンネは、
フェルンと同じくらいの世代の魔法使い。

いがみ合う幼馴染みの扱いに苦労しつつ、
厄介な課題をこなさないといけないとかハンデ戦ですが、
フリーレンにはそれくらいのハンデがないと差がついちゃうよなぁ…

それにしてもフリーレンのことに誰も気付かないのかな…?
と疑問に思ってたんですけど、
ちゃんと気付く人は居ましたね。

宮廷魔法使いのデンケンは60歳は越えてるとは思うけど、
勇者ヒンメルの魔王討伐の頃はまだ生まれてなかったはずだから、
知らないのかなぁ、と思ってたけどちゃんと知ってたんですね。
カンネは名前すら知らなかったけど、
確かに現代でも第二次世界大戦の軍人とか知らない10代とか普通にいるもんなぁ…
試験官である一級魔法使いゲナウが言われるまで気付かなかったのはどうかと思うけど…

それにしても今回は色々な事実がわかりましたね。
大陸魔法協会のトップであるゼーリエがフリーレンの師フランメの師匠だったとか、
魔法の攻撃と防御が進化して質量攻撃魔法がトレンドになってるとか。

フリーレンはヒンメルに影響されて、
自然と誰かの手助けをしてほんの少し人生を変えてあげてるのはエモいですよね。
ヒンメルはもう死んでいるけど、フリーレンの心にはしっかりと残っている…
それがゼーリエの知らない、今のフリーレンなんだと思いますね。

それと今回一番笑ったのはデンケンですね。
目的のためならしつこく、執念深く諦めずに、
魔力が切れても形振り構わないところとか、最高でしたよ。

うーん、嫌いになれない…
というか、むしろ好き…!w

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