■[漫画]二世代の恋「あまい囁き」
あまい囁き (書籍扱い楽園コミックス)
著者/訳者:二宮 ひかる
出版社:白泉社( 2013-11-29 )
コミック ( 210 ページ )
わたしが初めて好きになった人は、かつて母の愛人でした。
そんな15歳の少女と30歳の大人の歪な関係。
年齢も倍、関係も複雑、愛情の形は曖昧。
そんな不安定な二人の恋愛模様。
楽園で連載していた二宮ひかるさんの作品が単行本化。
今回はこの二人の関係を基軸として描かれた一連のシリーズです。
二宮ひかる作品としては珍しくセックス描写が殆どありませんが、
それでも二宮ひかる作品らしさで充ち満ちてます。
あっちゃん相手だと大人の余裕を見せている先生も、
10年前はあっちゃんの母親である敦子には翻弄されていて。
その敦子さんのダンナは色々思う所はあったろうに、
それでも真っ当に生きているのがちょっと凄い。
かつての自分の女房の愛人だと気付いていながら、
娘が好きならばと気に食わないけど、許してしまうのが凄いです。
それにしてもあっちゃんの友達が地味に良い存在感がありましたね。
でもその思いは殆ど届いてなかったような気がする…
優先度は恋愛>女の友情かー
そこもあっちゃんらしかったですね。
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