本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2024/10/31 木曜日::

■[漫画]ギャグとエロと純愛と「おにあい」

おにあいおにあい
出版社:ワニマガジン社
作者名:だいじ
作者twitter:だいじさん(@daiji_pt) / Twitter

ギャグ&エロの漫画家、だいじさんの快楽天でのエロ漫画を収録した単行本です!
快楽天ではマジメにエロ漫画を描くのかと思いきや、
たまにギャグの血が騒ぐのか、笑えるエロ漫画もお出しされるので、
だいじさんのそういったエロ漫画が好きな私は抱腹絶倒しながら楽しんでましたよ!

ギャグ的な意味で楽しめたのは「成功する告白の仕方」ですね。
ヤンキーJKと眼鏡男子という時点で
あ、これはヤンキーJKが勉強を見て貰ってるうちに惚れたパターンだな…!
と理解できるのが漫画検定一級所持者というものですよ。
ぶっちゃけ状況説明がなくても大丈夫なのです。

しかし、どちらが告白をするのかという勝負になるとは予想はできなかったし、
その勝負の内容がまた笑えるからたまらない!

ちゃんとエロ漫画らしいエロエロな内容ではあるんだけど…
そこまでやって、褒賞としてやるのが告白って、順番逆だろ!
というツッコミを入れるところまでが、この漫画の醍醐味だと思うのです。

他にも「大泥棒アンリエット」や「新藤さんは伊達じゃない」はギャグ要素多めでしたけど、
「おちあい」みたいな純愛モノもあるからちょっとビックリしました。

こんな童貞と処女の純愛ストレートなエロ漫画をだいじさんが描くとはなぁ…
いつギャグオチが来るのかと身構えてしまってたのは私だけではないと思いたい…w

エロ漫画としてエロエロさが一番感じられたのは「夕暮れエフィカシー」でした。
エロを全肯定で受け入れてくれる女の子とか、最高にエロすぎるよなぁ…
しかも恋人の姉という背徳感までプラスされるんだもの。
これはエロい。

そんな感じで、ギャグ、エロ、純愛とバラエティーに富んだエロ単行本でした。
今後のだいじさんがどんなジャンルを描かれるのか楽しみです。

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