本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2013/11/20 水曜日::

■[ラノベ]協力者として参加しました。「このライトノベルがすごい! 2014」

このライトノベルがすごい! 2014
出版社:宝島社( 2013-11-20 )
単行本 ( 215 ページ )

以前お知らせしましたが、このラノ2014に協力者として参加しました。
で、献本も頂いたので今年のランキングに関する所管と私が何を推したのかも交えてご紹介。

今年のベスト10ですが、1位の俺ガイルこと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」ですが、
アニメ化もやったし、時期的にも頃合いなのかな、とも思います。
ベスト10内に私が推したダンまちや東京レイヴンズ入ってる辺りは嬉しかったです。
ただ、全体的に「今、この瞬間私が(俺が)好きな作品 総合ベスト10」な感じはありました。
このラノと似た本であるこのマンガがすごい!の方では、
「ライト層に読んで欲しい、マイナーだけど面白い10作品」という雰囲気があるだけに、
そっちで馴染んでた分、ちょっぴり違和感があったかな、と。

ちなみに私が投票した作品は以下の5つになります。

1位:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
2位:東京レイヴンズ
3位:とある飛空士への誓約
4位:のうりん
5位:ナイツ&マジック

1位の「ダンまち」は”GA文庫大賞” ”Web小説出身”というキーワードばかり先行して、
ライトでメジャーな”電撃文庫しか読んでない層” ”アニメ化作品しか読まない層”
にリーチ出来てないのが本当に惜しい、少年漫画的な王道の傑作なので選出しました。
というか、ライトな層にこそ面白さが伝わりやすい作品だと思います。

2位の「東京レイヴンズ」はラノベ玄人でも読んでない人が多いという残念な現実と、
それに反比例する面白さ、そしてアニメ放映の時期等々から選出。
アニメ放映を機に読み始める人が居るので、来年どうなっているのかが気になる所。
面白さという点においてダンまちと僅差でしたが、
ダンまちは3巻で面白さの最高潮を体感出来るのに、
東京レイヴンズは8,9巻まで掛かる点で2位にしました。
ライトな読者層はそこまで持たないだろうなぁ、と。

3位の「とある飛空士への誓約」は血と油と硝煙の匂いが充満する恋と空戦と人間ドラマなので、
正直ちょっと玄人好みはするんだけど、恋歌のアニメ化も決まってるし有りかなー、と。
2巻ラストのヒキが凄かっただけにインパクトが強かった、という所も否めませんが。

4位の「のうりん」は来期TVアニメ化という時期的なモノもありますし、
TPPとか銀の匙とかで農業への関心が高まっている今だからこそ、的な。
まぁ、純粋に5巻のラストに感動したからライト層にも読んで欲しいというのが一番です。
コメディが基本なので取っ付き易いでしょうし。

5位の「ナイツ&マジック」は昨今の「小説家になろう」の書籍化の一例として、
そして最近少ないロボットモノ復古の為の一例として取り上げました。
「小説家になろう」出身として「ダンまち」も「このラノ2014」で扱われてましたけど、
厳密に言うと「ダンまち」は理想郷出身ですからね。
魔法科高校の書籍化を受けてなろうにも同時投稿しだしただけで、基本は理想郷です。
詳しくない人には同じだと思われるんですけど、ココらへんの違いはマニアはうるさいのです。(笑
で、「小説家になろう」の遺伝子を色濃く受け継いでいるのはこの「ナイツ&マジック」でしょう。
ライトな読者層とラノベ読みの両方に受け入れやすく「小説家になろう」出身らしい作品は、
この「ナイツ&マジック」だろうな、と思い選びました。

各作品の解説に私のコメントが幾つか採用されているのが嬉しかったです。
イラストレーターやキャラ投票の結果とかも興味深いので、
まずは手にとって見て頂ければと思います。(宣伝)

HTML convert time: 0.117 sec. Powered by WordPress