フラン☆Skin

無事に救助され日常へと戻ったほまれたち。
むっちゃんは出版社の勧めで本を執筆し、
ほまれはしおんに言われた通り、普通のJKを目指すが…？

長かったほまれたちの生活もこの13巻で完結です！
1冊丸々がエピローグという感じですが、
ほまれたちの日常が垣間見られて嬉しかったですね。
料理が出来ないというほまれの意外な弱点も良かったですし、
みんなにオモチャにされてファッションショーをするほまれも良かったです。

まぁ、ほまれは素材が良いからなぁ…
サバイバル生活で鍛えられているからか余分な肉がないし、
ツインテールが似合うような童顔だし。
日に焼けてはいそうだけど、頑張ってUV対策もしてたし大丈夫でしょう！

しかし、終わり方は意外というか壮大でしたが、
むっちゃんは良いお金の使い方をしてくれましたよ。
最後のオチもかなり笑ったけれど、
一番笑ったのはその直前のおバカな回でしたね！

アサリて…ｗ
しおんのツッコミが冴え渡っていたし、
あのシーンとあのポーズで1ページ使ってたのは最高にバカで笑いまくりでしたｗ

オチまで含めてとても面白かったです。
次回作にも期待が高まりますね！

むっちゃんを助けるために海原に一人放り出されてしまったほまれ。
太陽が照りつける中、板きれ一枚で漂流するほまれを助ける為、
むっちゃん、アスカ、しおんの三人はほまれに教わったことを活かし、
何とかほまれと合流しようと頑張って…

あほむし島での生活ではなかった緊迫感のある展開でしたね！
読んでてハラハラして心拍数が上がってしまいましたが、
それだけにみんなの努力が報われた時は感動したなぁ…
物語としての展開がとても上手かったです。

そこに至るまで、誰もが諦めなかったのも良いですよね。
むっちゃんの決断力と判断力と計算力がフル活用され、
そのベースとなるほまれからの教えも良かったです。
そして何より、三人のことを信じて生き延びようとするほまれが尊かったです。

大海原でひとりぼっちとか絶望感が半端ないのに、
それでも何とか生き延びて合流への望みを諦めないとか…
ほまれは本当に心が強い…

今回ばかりはどうなることかと心配しましたが、
最後にはきちんとまとまって良かったですね。
しかし、おしっこから始まっておしっこで終わった遭難でしたね…ｗ

これ、どう考えても狙ってるよなぁ…ｗ
ちゃんとコメディもしてて最高でした。

もうちょっとだけ続くみたいだけど、どうなるんでしょうね。
流石に日本国内で遭難することはなさそうだけど…
ほまれのJK生活を少し描くことになるのかな？

あほむし島から出航するための船もほぼ完成し、
最後の仕上げとなる荷造りもほぼ終わったJK4人組。
専門家のほまれが99％安全と言うほどの船だけど、
自然というのは人間の予想を越えたトラブルをもたらして…

今回もしおんのお姫様なワガママが炸裂し、
マヨネーズ作りをする羽目になってましたが、
今回ばかりはしおんも痛い目をみてましたね…
うん、やはり高純度の植物油じゃないと厳しいですよ…
流石に野性味溢れるマヨネーズは食べたいとは思えないなぁ…ｗ

逆に食べたい、というか飲みたいと思ったのはアスカ特製ムーンシャインですね！
アルコールはあんまり得意じゃないんだけど、
JK手作りの密造酒というだけで付加価値があるというか…ｗ
あと、酔っ払ったほまれたちがとても可愛かったですね。

無事に本土に戻ってみんなが健全に酔っぱらえる日が来ると良いね…
あ、いや、もちろん20歳超えてからの話ですがｗ

そしてついに出航することになりますが、
流石にほまれが入念に準備しただけあって安定性がありますよね。
居住性もそれなりにあるし、食料も調達できるし、
マリンデブリでシャンプーをゲットして雨という名のシャワーもできたし！

ただ、このマリンデブリと雨がこの後これほどの困難を呼んでくるとは思わなかったなぁ…
確かにこのまま順調に進むわけがないとは覚悟していましたが、
それがこんなに早くやってくるとは…

ヤンマガ本誌でもまだ安心できる状態ではないので、
早く安心してバカ笑いができる日々に戻って欲しいですね。

あほむし島から脱出することに決めたほまれたち4人。
脱出のためには船を作らなければならないんだけど、
材料である竹を切り出すための石斧を作るための石器ハンマーから作らなければならず、
わりと途方もない工程にクラクラすることに。
でも、4人ならそんな作業も笑いながらすることが出来て…

ほまれ独りなら黙々と淡々と作業をこなせるんだろうけど、
しおんやアスカといったワガママで欲求を隠さない面子のお陰で、
色々と余暇というか、娯楽というか、寄り道をすることになるんですよね。
でも、そういうのがあってこそ人生というか。
あと、読者的にはサービス精神が発揮されて嬉しいんですよね。

うーん、しおんは良い仕事をするな…
肉体労働への適性は0なんだけど、
裁縫とか石器作りとか、そういった器用さが要求される仕事への適性は高いんですよね。
まぁ…　かなりワガママお姫様でもあるんですが…

船造りはそんなしおんの個性も発揮された試作品も良い仕事をして、
設計と製作が進んでいくわけなんですが、
飲料水だけでなく食糧も積載する必要があるわけで。
そのために干物を作るというのはわかるんですが、
ネットとかないとそりゃ鳥に狙われますよね…

そんな鳥を射ることができるようになるとか、
アスカも成長したなぁ、と思う訳ですよ。
昔はおっぱいに弦が当たって悶絶してたのにね…
やはり人間、成長するもんなんだよなぁ…

まぁ、一部成長というよりも退化しているようにも見えますが…
女だけの島生活で女子力とか恥じらいとかそういうものを喪失しちゃって…
しおんのように自分のパンツを補修するくらいの女子力を見せて欲しいものですね…ｗ

あほむし島で冬を越すことへのリスクとみんなの要望を考えて、
一人で島を脱出して救助を呼んでこようと考えたほまれ。
着々とイカダの準備を整えるもみんなにバレてしまい、
自分の考えをみんなに言ったところ号泣されて…

ほまれの女子力が足らないとは思ってましたが、
そのせいで普通のJKとの共感力がないせいでみんなを泣かせるとか、
罪な女だなぁ、と思いました。

まぁ、むつ、アスカ、しおんの3人もほまれとの付き合いも長くなってきましたからね。
ほまれの言わんとしていることを落ち着いて考えればちゃんと理解してくれるんですが、
それ以上に3人の女子力が高いので、みんな一緒が一番良い、というのが、
あほむし4人らしくて良いな、と思います。

そんな感動的なシチュエーションもありつつも、
この漫画の原作者は岡本健太郎さんですからね。
さがら梨々さんの作画力を斜め上に発揮させる数々の内容には、
萌えつつも爆笑させられました。

女子力の塊のようなしおんが下痢で「んっごぉおぉ…!!!」とかヒドいにもほどがある…！
いやー、このエピソードがアニメで放映されないで良かったですね。
まぁ、TVアニメ2期があればあるいはだけど…！ｗ

それにしても昔からしおんはお嬢様だけどヒドい役が多かったけど（アナル給水とか）、
今回も貝殻を股間にぶら下げるわ、パンツを犠牲にエイの捕獲を頑張るわ、
しおんも大変だな、と思う次第であります。

それにしてもしおんはこれからエイのパンツをはくのだろうか…
それともノーパン生活…
いや、以前海岸に流れ着いていたアダルティーな下着の可能性も…！？

アニメ化ですか？

岡本健太郎さん原作作品がアニメ化とか奇跡かよ！
さがら梨々さんの画力のお陰だな！
とか思ってたらブログで岡本健太郎さん自身が言っていたでござる。
いや、うん、アニメ化の功労賞はさがら梨々さんなのは間違いないけど、
漫画の面白さはかなりの部分、岡本健太郎さんが占めていると思うから大丈夫だよ！（フォロー

さて、今回は前巻から引き続いてのイノシシ狩りです。
「山賊ダイアリー」でも描かれてましたけど、
罠猟というのはそれだけで獲物が死ぬわけではないので、
とどめを刺す必要があるわけです。
そこは頼れるほまれが頑張ってくれたので、
久しぶりのタンパク質を取ることができたんだけど…

相変わらず絵面が凄いな、と思う次第であります。
ちょうど４人いることだし、正にハートキャッチプ○キュア！
ってやかましいわ！

仲違いをすることはあるけれど、
お互いを思いやる心で問題をクリアして、
仲直りしてまた一緒に過ごすことができるようになるとかも、
○リキュアらしいな、と思います。
いや、プ○キュアじゃないんだけども。

そして、巨大な化物に襲われて絶体絶命のピンチに陥るも、
ぽんこつな明日香とほまれの知恵と勇気で、
その窮地を乗り切るという展開はプリ○ュアっぽくて良いですよね…！

まぁ、やってるのは明日香のう○こをほまれがキャッチしてリリースしてるだけなんですが。
○○○キャッチプリキュ○！

猟の楽しさとリアルを描きながら、
それをコメディとして昇華しつつ、
美少女たちが織りなす萌え漫画としても楽しめる、
そんな素敵な作品なのでアニメには期待が高まりますね！