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:: 2013/11/13 水曜日::

■[漫画]お後がよろしいようで「じょしらく」6巻

じょしらく(6)完 (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2013-11-08 )
コミック ( 152 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895)さんはTwitterを使っています

「じょしらく」が終わってしまうとフキダシ係の久米田康治先生が無職なっちゃう!
とムダに心配してたんですが、週刊少年マガジンで新連載が始まってちょっと安心。
そういった意味では落語らしく「お後がよろしいようで」と追われるんですが、
ヤスさんはどうなるのか、そっちはちょっと心配だったり。

それにしても今回はジャンプネタがいつにも増して多かった気がします。
やはりこれは最終巻だからというのもあるのでしょうか?
冨樫先生ネタやワンピネタは当然だけど、まさかマジシャンズレッドまで出てくるとは!
しかもちゃんと荒木飛呂彦先生に許可取ってるのが凄い。
これは一部を模倣したパロではなく、モロだから許可取ってるのかしら。

それにしても終わり方もしんみりせずに、
楽屋オチのアホなラストだったのも「じょしらく」らしかったですね。
ちなみに1000ページ超えの雑誌は結構ありますが紙質によって厚さは結構変わりますので、
アフタヌーンと同じ紙質にすれば別マガも物理的に薄くなって、
連載も延命出来たのに、と無駄なツッコミを思いついたけど興ざめなので黙っておくことにします。(ぉ

しかし、連載当初は久米田康治×ヤスという異色のタッグに驚いたもんだけど、
終わってみてみればアニメ化もしたし4年も続いたし、何より面白かったしと、
良い組み合わせだったなぁ、と思います。
久米田先生はしばらく週マガの連載で忙しいとは思いますが、
それが終わればまたフキダシ係をやってみるのも良いのではないでしょうか。(←縁起でもない発言

:: 2012/6/9 土曜日::

■[漫画]アニメになることを強いられてるんだ!「じょしらく」4巻

じょしらく(4) (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2012-06-08 )
コミック ( 128 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895) on Twitter

来月からアニメが始まる「じょしらく」ですけど、
丁度今原作の久米田先生の「さよなら絶望先生」がクライマックスで、
壮絶な伏線回収に驚かされている所ですので、
実はこの「じょしらく」も成仏できない幽霊が落語家に宿っているのでは…?
とか変に勘ぐってしまう今日この頃です。

今回は水着回があったりいつもの如く全裸とか全裸とかありますけど、
何というかヤスさんの萌え画力を残念な方向に全力投球してて、
可愛いんだけど素直に萌えられないもどかしさがこの「じょしらく」にはあります。
何というか、残念系落語家女子…?

そう、この漫画は一応落語漫画な訳ですよ!
基本的に楽屋オチが全てなんですが、27回目にして遂に落語シーンが描かれて、
正直ちょっとビックリしてしまいましたよ!
まぁ、ネタがすべってるのはお約束ですけども。

しかし集中線ネタとか色々とメタ的な笑いを醸し出しつつ、
様々なネタを仕込む久米田先生の技量と、ヤスさんの萌え作画力のコラボは、
やはり飽きさせない魅力がありますよ。
来月からのアニメも楽しみです。

:: 2011/10/20 木曜日::

■[漫画]じょしらくまさかの4コマ化!?「じょしらく」3巻

じょしらく(3) (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2011-10-07 )
コミック ( 128 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895) on Twitter

久米田作品が同月発売だけど、発売日は一緒じゃないのであった。
まぁ、載ってる雑誌が違う上にこっちはあくまで原作ですからね。
もしや久米田先生のネームバリューで押すよりも、
ヤスさんの看板の方が効果的ということなのだろうか。
…久米田先生どんまい!

今回は初っ端から見開きを使ってのネタで正直度肝を抜かれましたが、
それにさらに天丼でくるとは、更に驚かされたってなもんです。
しかも二十日目では4コマ漫画になってるよ! きららかよ!
っていうか他社の雑誌名そのまんま出すとか半端無いな!
ヤスさんがまんがタイムきららで連載持ってた経緯知ってると二度美味しい仕様です。

しかし相変わらず久米田先生のネタチョイスは素晴らしくギリギリですね。
というか少年誌なのに被選挙権だとか供託金詐欺とかネタが社会的で難しいデス!
生徒会ネタの方は判りやすいけど、作品名がモロ出てて逆に分かり易すぎます!
きららといい、大丈夫なんでしょうか。(笑

それと3巻までいって今更ですが私は落語のことはさっぱり知りません。
それでも十分に面白いのがこのじょしらくだったりするので、
落語初心者にも優しいですよ! ヤスさんのイラスト目当てでもアリなんじゃないでしょうか!
まぁ、巻末に編集さんがサブタイトルの元ネタ落語の解説してくれるので、
少しは落語に詳しくなる…、かも…?(笑

:: 2011/1/9 日曜日::

■[漫画]カバー下もカラーの豪華装丁「じょしらく」2巻

じょしらく(2) (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2011-01-07 )
コミック ( 128 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895) on Twitter

久米田先生のエッジすぎるネタをヤスさんの絵柄でマイルドにして、
少年誌として丁度良い塩梅に仕立て上げた「じょしらく」の第2巻。
落語ネタはあるけれど、元ネタを知らなくても問題なし!
巻末に編集さんが元ネタ解説をしてくれてるし、
何よりこの面白さは落語とはまた別種のモノなのですから。

落語家の少女5人(+覆面一人)が楽屋で五月病だとか眼鏡だとか、
あるいは月の模様だとかそんな益体のないもので盛り上がる。
ただそれだけなんだけど、それだけで面白いのが、
久米田マジックであり、ヤスイリュージョンなのです。

今回は巻末に週マガ出張版も収録しており、
それが肌率が高いあざとい仕様なのは勿論、
一見さん向けに読みにくいキャラ名もルビ有りで書かれているので、
2巻から入った人でもわかりやすい仕様になっております。
まぁ、2巻から入る人がいるのか、という話もありますが。

ちなみに久米田先生が原作なんだと判りやすいネタとして、
居ないはずのアシスタント、山下くんのネタだとか、
単行本の著者近影にお尻を出した自虐ネタだとかがあります。
うーん、久米田先生は自分を切り売りするのを厭わない芸人さんですなぁ。

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