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:: 2011/10/13 木曜日::

■[漫画]萌えない女子高生たちが帰ってきた!「女子高生Girls-Live」1巻

女子高生Girls-Live(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2011-10-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

多くの男子が持つ女子高への幻想をぶち壊してくれた漫画「女子高生」
かつてアニメ化までされるも相次ぐ掲載誌の休刊に見まわれ、
遂には第一部完、という結末を迎えたわけですが、
隔月誌のCOMICすももにて、年代も進み主人公組を一新して、
咲女を舞台にトンチキ軍団が繰り広げるコメディとして幕が上がることになりました!

今回は外部生組がかつてのバカ軍団に勝るとも劣らないトンチキ具合で、
まともな内部生組を終始圧倒する暴走っぷりを見せてくれます。
例えば感性が下品で出来ているとしか思えない主人公の田中花子と、
脇を固める渡辺真理子、山田亜希子といった変態たちが、
「下着なんざしゃらくせえ!」「本当の女性のためのバイブを作ろうぜ!」
と下品な方向に突貫していくのが非常にバカで楽しいのです。

そもそもですね、大島永遠さんの絵柄って整ってるし女の子が可愛いじゃないですか。
女性なだけあって女体の描き方もしっかりしてるしぶっちゃけ萌えな絵柄なんだけど…
正直、トンチキ軍団が美人揃いとはいえ萌えることは難しいんじゃないかな…(笑

乳首も出るしパンチラだってバンバンしているわけなんですが、
出てくる感想が「バカだこいつら…」「下品にもほどがあるぜぇー!」みたいなものばかり。
やはり萌えには恥じらいが必要なんだな、と痛感せざるを得ないです。
というか、女子高生が機能的だからといってふんどし履くなよ!(笑
ふんモロとか男の幻想をぶち壊すのに容赦なさすぎだろ!
ふんモロ!

色々な作風を持つ大島永遠さんですが、このノリは間違いなく前作通り「バカ」です。
かつて一世を風靡したボキャブラ天国風に言うなら「バカパク」ですね。
一応前作と同じ舞台なので小田桐先生とか教師陣は見たことある面子だし、
田中花子の幼馴染に高橋絵里子の弟の高橋大地が居たりと、
前作知っていると面白い名前とかも出ているので前作が好きな人にも必見ですし、
もちろん、前作の知識がなくても楽しめると思います。

:: 2011/8/19 金曜日::

■[漫画]残念美人なお姉さんはダメですか?「このお姉さんはフィクションです!?」1巻

このお姉さんはフィクションです!?(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:むつき つとむ
出版社:双葉社( 2011-08-11 )
コミック ( ページ )
作者サイト:むつきつとむホームページ

某作品とタイトルが瓜二つですが、作品の内容は特に関係がありますん!

むつきつとむ作品ということはエロ漫画に違いない。
そう考えていた時期が私にもありました。

掲載誌がすももなんで、一応ギリギリのラインを止まっているというか、
ぶっちゃけ挿入ナシのちょいエロなラブコメ? でして。
漫画家の母親を持つ少年、吉川隼が酔っぱらいのお姉さんを拾ってきたら、
何故か住み込みのアシスタントになるも、漫画に関しては素人。
抱きつき癖がある28歳処女の川瀬成海の明日はどっちだ。

美人でエロい眼鏡お姉さんという、属性だけ見ると非常に魅力的なんですが、
無職でダメ人間という残念っぷりが目立ってしまう成海さん。
隼くんも苦労のしっぱなしで、どっちが年上か判らないほどなんですが、
何だかんだで面倒を見てしまう隼くんと、
年上ぶろうと空回りする成海さんの二人の関係が面白いです。

まぁ、隼くんは隼くんで想いを寄せられてる中学からの同級生の大貫さんがいるし、
彼女の立ち位置から考えてどこまで検討できるかは判りませんが、
今のところ隼くんは以前の恋がまだ忘れられないみたいなので、
成海さんと大貫さんのどちらがリードするのかはまだまだこれからの展開次第といった所ですね。

はてさて、どうなることやら…?

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