本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2012/12/15 土曜日::

■[漫画]失敗したりもしたけれど、恋をして幸せです。「せなかぐらし」3巻

せなかぐらし (3) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:カザマ アヤミ
出版社:芳文社( 2012-12-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:ザマログ入り口
作者twitter:カザマアヤミ (aya_zamalog) on Twitter

すりガラスで仕切られているだけの部屋で暮らす飴原菓奈と綿見巡。
夏休みの間だけの隣り暮らしで、すりガラス越しに感じる体温と、
少しずつ育んでいく恋の甘さが面白い作品でしたが、
この3巻で完結です。

正直この手のアパートなんて本当にあるのか、と連載当初は思ってたんですが、
某ビフォーアフターな住宅を見てると「全然アリだな!」と思ってしまうから不思議です。(笑
まぁ、それはともかく二人の仲が少しずつ接近して友達以上恋人未満な関係だったのが、
菓奈の方から一歩踏み出そうとするんだけど…

いや、うん、間が悪い子ってのはいるよね!
そして思春期病で思ってもないことを言っちゃうこともあるよね!
でもそういった自分勝手な言動で相手が傷付くのも確かなので、
そういった所にまで気付かないの所はまだまだ綿見くんは子供だなぁ、と思います。

傷付けたことに後悔して何とか謝ろうとした時に、
菓奈が我慢しきれずに言った台詞が痛切で心に来ますよねー…

菓奈の叫び

うーん、私が中学生だった頃に読みたかったなぁ、ホント…
当時の私は本当になんて…(黒歴史フラッシュバック中

そういったぶつかり合いはありながらも最後には綿菓子みたいな甘々なラストを迎えてくれるのは、
期待通りで嬉しかったですけどね!
綿見くんはともかく、やっぱり菓奈みたいな良い子は幸せになって欲しいですしね!
というか幸せになるためにも綿見くんはもっと精進して欲しい次第ですよ!

全3巻という短さなので気軽に手に取れると思いますので是非。
それと描き下ろしのエピローグは微笑ましくてついつい頬が緩んでしまいました。
女の子ってのは大変だ。(笑

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