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:: 2013/7/31 水曜日::

■[漫画]16年目の卒業式。「せんせいのお時間」12巻 特装版

せんせいのお時間【特装版】 12 (バンブーコミックス )
著者/訳者:ももせたまみ
出版社:竹書房( 2013-07-26 )
コミック ( 108 ページ )

16年の長きにわたって連載されていた「せんせいのお時間」が遂に完結しました!
完結を記念して小冊子付きの特装版も発売されているのですが、
こちらはももせたまみさんに縁のある作家さんたちが寄稿されたイラストと、
鈴木みか役だった南央美さんとももせたまみさんの対談が収録されています。

3年生に進学して、一気に受験生としてのエピソードが増えてきて、
あっという間に卒業式を迎えての最終回となりましたが、
16年間という連載期間もあってか物足りなさは全く無かったですね!
巻末描き下ろしに卒業直後のGWエピソードもあったのもあって、
このままこの面子はずっと続いていくんだろうなぁ、という思いが残っただけでした。

結局この面子の中で誰かと誰かがくっつくというのは松本先生以外ありませんでしたが、
それはそれで良かったかな、と思います。
ある意味ぬるま湯なんだろうけど、ぬるま湯でこそ癒されるものがあると言いましょうか。
ドラマ性よりも萌えで癒しで満ちてこそ「せんせいのお時間」ですよ!

16年の連載の中で私が一番気に入っていたキャラは小林です。
女子というよりも男子に近い気っ風の良さとさっぱりした所は見てて面白いですし、
渡部のようなオタクだったり関のような女装クラスメイトも爽やかに受け入れる度量の広さ。
そして渡部のアシスタントとして磨かれた技をおっぱいの探求に費やすおっぱい職人っぷり!
小林を嫁にしたら人生楽しそうだなー、と思う訳ですよ。(笑

ちなみに小冊子で犬上すくねさんが描かれていた通り中山ちゃんはオタクの希望の星だと思います。
というか、どの子も魅力に溢れたキャラたちでしたよ!
良い作品でした。
またねーッ!

:: 2012/10/30 火曜日::

■[漫画]鈴木みか、27歳です!(おいおい「せんせいのお時間」11巻

せんせいのお時間 11 (バンブーコミックス)
著者/訳者:ももせたまみ
出版社:竹書房( 2012-10-27 )
コミック ( 112 ページ )

15年近く掛けてサザエさん時空を漂っていた「せんせいのお時間」ですが、
ついに…、ついに2-Aの面々が進級することになりました!
何度も同じイベントを繰り返したり、保健の松本先生がご結婚なさったり、
更には作者の出産とかも乗り越えての長期連載の果ての進級ですよ!
このままずっと2年生のままなのかととっくに覚悟していただけに驚きです。

それほどまでに待たされた上での進級ですから、
さぞやドラマチックな進級イベントになっているに違いない…!

あっさり進級

と思いきやまさかのあっさりとした進級。
しかもクラスの面子は変動していないので新鮮さは殆どナッシングだったりします。
まぁ、進級することで受験生ということが意識されるようになったため、
オープンキャンパスに行ったりと受験ネタを使えるようになったコトが、
大きな変更点といった所でしょうか。

しかしこのペースで行くと卒業は更に15年後かー…
何か普通に読んでそうだなぁ、私。(笑

内容的にはいつも通りの内容でして。
11巻も続いたんだから我ながらそろそろ飽きが来ても良いはずなのに、
そんなコトが気にならないくらいに楽しんで読んでいましたよ。
松本先生が若い頃にキャンペーンガールやってたと知って新井先生と一緒にドキドキしたり、
北川さんのナイスオパイクにはある種の感動すら覚える始末です。

しかし進級したと言うことはみか先生も遂に28歳独身に突入かー…
あれ…、私の年齢…、何かとっくに追い越してるな…
おかしい…、私の人生がキング・クリムゾンやでー…
みか先生みたいに全く老けない体質が欲しいです…

:: 2012/1/10 火曜日::

■[漫画]みか先生のセクシーポーズ満載?「せんせいのお時間」10巻

せんせいのお時間 ⑩ (バンブーコミックス )
著者/訳者:ももせたまみ
出版社:竹書房( 2011-12-27 )
コミック ( ページ )

「せんせいのお時間」もついに10巻に突入ですよ!
3人目のお子さんを産んだ時期とかぶったのか1話当たりのページ数は少ないですが、
それでもちゃんと話数がたまって単行本を出すまで無事に来られたのは嬉しく思います。

基本的にサザエさん時空なのですが松本先生の結婚のように、
微妙に時間軸が進んでいるのですが、今回は小林が園芸部に入部しました。
まぁ、もちろん園芸部で育てている野菜目当てなんですが。
男らしく食欲に忠実な小林は相変わらず好感を抱きます。
正直、彼女にしたらすげー楽しそう。

それとこの巻を通して工藤がケン玉を委員長にプレゼントされて、
それを随所で活用していたのには正直少し笑いましたね。
特にケン玉を予想以上に気に入られてアレ気な表情に委員長の顔が良かったので。(笑)
小林や関も良いけど、他のキャラも本当に個性が魅力的ですよね。
富永も今回はウォータースライダーを滑りまくる大好きっぷりを見せたりと、
未だに見たことのない面が見えたりするので飽きが来ないですし。

しかし良い歳であることが散々ネタにされているみか先生ですが、
連載開始時は年上だったのにすっかり年下キャラになっちゃったなー…
15年やってるし当然とはいえ、何というか自分の背中に寂寥感が漂ってる感じがわかります。
幼児体型でセクシーポーズを取りながら身体が固いからボキボキいってるみか先生も、
ついにお見合いをすることになったけど、結果は予想通りでしたし、
まだまだ続きそうな感じですね。

末永く続いて欲しいなぁ、と思う作品ではありますが、
最近はそれ以上にみか先生より先に結婚したいなぁ、と思わされる作品です。(笑

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