本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生 1巻、8月10日発売!
本好きの下剋上の待望の続編が早くも刊行開始!
:: 2024/5/19 日曜日::

■[漫画]凸凹主従のほんわかストーリー「ひねくれ騎士とふわふわ姫様 古城暮らしと小さなおうち」1巻

騎士ルークスはとある貴族の家に生まれた庶子で、
義母からは毒殺を目論まれ、異母兄弟からはやっかまれてきたため、
外面は良いけれど、中身はひねくれた騎士に育ってしまう。
しかし、そんなルークスを第七王女クローニアが婿に欲しいと言い出したそうで…?

ちょっぴりファンタジーな世界での不思議な温かみがある物語です。
妖精が見えるせいで使用人たちに疎まれて育ったけれど、
妖精のお陰なのか、ふわふわしているけれど、純朴な良い子に育ったクローニア姫が可愛いのです。

断るつもりだったのに、とっても良い子なクローニア姫を傷つけられないと、
ひねくれているルークスにさえ思われちゃうし、
領主に厄介払いされたのか、これから冬になるのに隙間風だらけの古城に、
たった一人で僅かな食糧しかない状態で放置されてるとか、
そりゃ世話をしたくなっちゃいますよね…

そんな守ってあげたくなるクローニア姫と同じく、
ルークスも妖精のことが見えるお陰で、ちょっとファンタジーな日常を送っているのが面白いです。
ルークスと違ってクローニア姫は妖精とおしゃべりできないんだけど、
妖精のためのミニチュア家具を作ることができるんですよね。

クローニア姫の唯一の趣味と言えるんだけど、
その対価に妖精から稀少な鉱石を貰えるようで、
それを使って身の回りの物を購入していく、というのだから、
趣味と実益を兼ねたお仕事と言えるでしょう。

クローニア姫が何故ルークスを婿に選んだかはまだ詳細に語られていないようですが、
おそらく幼い頃に親切にされたとか、そんな感じでしょうか?
ツンデレっぽいお姉さんが出てきたけれど、
詳細は次巻っぽいですね。
姉妹の溝が埋まると良いんだけど、どうなるかな…?

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