本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2024/7/31 水曜日::

■[ラノベ]ネットの海で承認欲求を満たそう!「佐々木とピーちゃん 9 動画投稿サイトでPVバトル勃発! ~お隣さんがVTuberとして成り上がっていくようです~」

十二式さんの姫プレイとクラスメイトのヤリチンが強制美人局をしたせいで、
不登校児になってしまった十二式さんは動画投稿サイトで不特定多数からチヤホヤされることを画策!
そこへ二人静が家族内でPVバトルを提案したことで各々が動画製作をすることになったんだけど、
お隣さんJCは十二式さんの超科学の助力でVチューバーとしてデビューすることに…!

鬼頭明里さんにVチューバーさせたらそりゃ人気出るだろう…!
というメタネタはともかく、お隣さんJCは大活躍でしたね。
普通の一般人が動画投稿してもバズるはずもないから、
どうすればバズるのかをマジメに検討しているのがリアルですね。

二人静は持ち前の技量と財力でそれなりの成果を上げているけれど、
ここでお隣さんJCがVチューバーになるのは完全に予想外でしたよ。
十二式さんの超科学で処理速度やモーションキャプチャースペックが凄いのは納得できるけれど、
結局Vチューバーが受ける要素の大半は中の人のタレント力ですからね。
まさかお隣さんJCにそんなスペックが備わっていたとは…

とはいえ、市場調査に沿ったキャラでは失敗したんですけどね。
いくらガワを綺麗に取り繕ったとしても、中の人のキャラと乖離が激しければ意味がないのですよ。
その点、陰キャ特化のぼっち属性Vチューバーに転生とか、相性抜群で納得ですよ。
キレッキレのネタで攻めてるし、お隣さんのスペックが遺憾なく発揮されてて凄いです。

そしてVチューバーとして短期間で着実に成り上がっていくお隣さんJCですが、
マネージャーとして帯同してくれるおじさんが一番の成果な気がしますね。
どれだけ煌びやかな業界に入っても、おじさんに一途なところがポイント高いです。
そしてデスゲームで培った根性と能力で障害を排除するあたり、とてもヤンデレの素質を感じますね。
お隣さんJCってば、色々な意味で成長していらっしゃるなぁ。
まさか名探偵としてのスキルまで開陳するとは思いませんでしたけど…w

星崎さんは「西野」の委員長を彷彿とさせるアレでしたけど、
まさか佐々木がこんな隠し球を持って居るとは思いませんでした。
完全に偶然の産物だけど、こういうのがあるから動画投稿っていうのは面白いのかもしれません。
電子版にはその場面が特典SSとして収録されているので、
気になる人は電子版を買うことをお勧めしますよ!

:: 2024/7/30 火曜日::

■[漫画]戦争とお家騒動の気配…「佐々木とピーちゃん」4巻

にわかに隣国との戦争の気配が濃厚になったヘルツ王国。
佐々木とピーちゃんが世話になっているミュラー子爵も後方支援のために奔走し、
佐々木たちは食糧確保を頼まれることに。
ピーちゃんの助言も有って、転移魔法で向かった先はルンゲ共和国のケプラー商会で…

TVアニメの第一シーズンが放映は終わりましたけれど、
あっという間にコミカライズ版を追い抜いちゃいましたね…
とはいえコミカライズ版はじっくり丁寧に仕上げているので、
違った面白さが味わえます。
主に佐々木の顔芸という意味で…

物語としてはまだ序盤ということで、ヒロインも少しずつ輪郭を見せてくれます。
今のところは同僚の星崎さんが一歩先んじていますが、
生ゴミ漁りの少女、もとい魔法少女も佐々木に名乗りを上げています。

彼女の背景を原作で知っている身からしたら、
早くこの子をお風呂に入らせて、たらふく御馳走を食べさせてあげたくなりますね。
彼女との本格的な和解はまだまだ先なのが、ちょっとだけもどかしいです。

それとフレンチさんの問題…、というか言いがかりを付けられてる問題ですが、
冷静沈着に対処する佐々木と、空腹で苛立って完膚なきまでに叩きのめすピーちゃんという対比が、
このコンビらしいな、と思いました。
というか、ピーちゃんのやらかしを必死にフォローしようとして、
思いっきりスベっている佐々木が… とても不憫でしたね…w

そして更に追加されるヒロインはミュラー子爵の愛娘のエルザ様です。

昇天ペガサスなんちゃらとかを連想する髪の盛りっぷりです。
今はかなりツンツンしていますけど、
デレ期になればかなり可愛くなるので、
コミカライズ版でそこをどう描くのかが今から楽しみです。

ちなみに書き下ろしSSは今回出番がなかった星崎さんがメインです。
もつ鍋を食べたいから佐々木を引っ張り出すとか、
彼女の本当の年齢が窺える我が儘さが可愛いと思いました。
ただ、権力を濫用する快感には目覚めて欲しくないですね…w

:: 2024/6/7 金曜日::

■[ラノベ]この田中は無限の下ネタで出来ていた「田中 〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜」15巻

チャラ神様の適当なお仕事のせいでご褒美と言いつつ日本に飛ばされた田中。
しかし日本でメスガキを連れた貴族コスプレの中年男性は犯罪者予備軍と見做されるし、
高度に発達した治安システムは執拗に田中を追い詰めるしで初手で八方塞がりか!?
と思いきや、TS魔法を使うことで窮地に一生を得たのであった…!

日本では既に死亡届けが出ている戸籍なしの状態でどう過ごすのかと思いきや、
反社に目を付けられているロックスタジオのオーナーの用心棒兼Vtuberになるとか、
完全に予想外な選択肢でしたけど、これが存外ハマってましたね。

精霊王様のメスガキハイスペックな歌唱能力と、
ナンシー(田中)の高ステータスに裏打ちされたダンス能力で、
あっという間に上り詰めていく展開が素晴らしいですね。
アイドルとしてチヤホヤされて満更でもないナンシーちゃん可愛い。
でも、中身は田中なんだよなぁ…w

異世界の王様たちが協力して田中を捜索するところは、
今まで田中が頑張ってきた成果が感じられて良かったですね…
そして、ニップル王女の召喚魔法と田中の次元魔法の相互作用で、
何とか連絡を取れることになったのは神々の思惑を打ち破った感があってちょっと爽快でした。
ただ、ゴッゴルちゃんだけ招かれたのは偶然なのか、田中の内部の好感度なのかどうか…
まぁ、ゴッゴルちゃんの褐色白スク水が見られたのは良かったです、ハイ。

しっかし、ラストの展開は酷すぎてゲラゲラ笑っちゃいましたよw
海王様がとんでもないことやらかしたのに巻き込まれる形で、
ナンシーちゃんが活躍するのはわかるけれど、
オーナーの世間体を守る為に田中の世間体を殺すのはやりすぎだと思うw

とはいえ、死んだのは日本での世間体であって、
異世界では田中の全裸なんて何度も公開しちゃってますからね。
鍛えられたヒロインたちなら気にしないですよ。
これからは平和な日常が続くと思いますので、
手遅れにならないうちに田中は処女ハーレムを築くのが良いと思います!

:: 2024/6/6 木曜日::

■[ラノベ]ならば、我が生涯に意味は不要ず「田中 〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜」13,14巻

ちょっと調子に乗ったペニー帝国の陛下が北の大国に喧嘩を売ろうとしたら、
既に北の大国はペニー帝国への侵攻準備が進んでいたことが判明。
これに備えるために今まで放置していた諜報戦に駆り出された田中は、
精霊王様の魔法でTS化して幼女のナンシーちゃんになったのだった…!

昨今のTS流行に乗っかってロリ化した田中ですが、
ブサメンという見た目の超絶デバフがなくなったことで、
その話術と紳士的な振る舞いであっという間に成り上がるのは凄いですね。
やはり田中は見た目さえ多少まともなら、かなり楽に生きられたんだなぁ…
切ない…

ただ、可愛いロリだからこそ狙われることもあるわけで、
全部が上手くいくわけではないのが何とも世知辛いですね。
そしてそんなナンシーちゃんに絆されて絶対の忠誠を誓ったダークムチムチが、
真実を知った時の精神崩壊っぷりが憐れでしたけれど…
まぁ、今までの因果応報な部分があるかな…!

そんなナンシーちゃんの活躍で諜報戦では辛うじて勝利したものの、
今度は各界の王たちが超絶な戦闘力で争い出すという、
世界の危機に居合わせることになった田中だけど、
結局の所、暴力を黙らせて話し合いをするにはより大きな暴力が必要なのよね…
悲しいけれど、それが現実なのですよ。

そんな破滅的な事態を招いたのが他者の絶望大好きなロイヤルビッチなあたり、
ペニー帝国はマジで業が深いな、と思います。
上層部の方々は是非ともロイヤルビッチを監禁して外に出さない方が良いですよ。
大恩ある田中に押し付けたりしないようにして頂きたいところです。

何だかんだで平和に終わらせることができた田中だけど、
チャラい神様のせいで今度はまた元世界の日本に飛ばされるわ、
しかもそれに元精霊王のメスガキに海王のサバ氏まで付いてきて、
これまた一悶着がありそうですよ。
田中の平和な日々はいずこ…?

:: 2024/6/5 水曜日::

■[ラノベ]担い手は右手にひとつ、一人自室でマスをかく「田中 〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜」11,12巻

上司である陛下からロイヤルビッチを押し付けられそうな時に召喚された田中。
そこは召喚魔法の授業中の、とある南部諸国の学園だった。
男装して身分を隠した貧乏王国のニップル王女に召喚された田中は、
その持ち前の紳士さでニップル王女を助けようとするのだが…

問題は召喚された田中を追って捜索し始めたエディタ先生たちですね。
ソフィアちゃんのLUC値任せでの探索で、
初手から不死王を引き当ててしまったことで、
ドミノ倒しで田中が召喚したフェニックスの鳥さんが不死王を継ぐとか、
全くの予想外でしたよ。

そしてニップル王女のために南部諸国の会議を、
合流したゴッゴルちゃんの読心能力で良い感じに引っかき回して、
北の大国の戦略すらもぶち壊すのはちょっと爽快感がありましたね。
田中は武力で無双するよりも、口八丁で引っかき回す方が性に合ってる気がします。

ニップル王国もロリゴンとエディタ先生のおかげで今後の展望が見えてきたというのに、
ドラゴンシティに不死王と因縁深い龍王が北の大国と一緒に攻めてきたとか、
何とも面倒くさいというか、厄介事ですよねぇ…
龍王も上に立つ立場なら、鬱憤は自分だけで解消して欲しいところです。

安全保障のために精霊王に協力を打診するのはわかるんだけど、
その精霊王がメスガキっていうのが何とも面白いですね。
確かに今まで田中の周りには居なかった属性ですが、
人外で性別もないけれど、見た目がメスガキなら問題がないのが田中です。

奔走する田中に代わってドラゴンシティを防衛するロリゴンだけど、
全身全霊で守ろうとする健気さは最高に可愛かったですね…
それだけ田中と一緒に作りあげたドラゴンシティが大切だったのでしょう。
だからこそ、攻め込んできた龍王様への好感度が下がるんですよね。

というか、隔絶的な力を持った王という存在はそれくらい暴君で有っても許されるんですよね。
だからこそ、それに伍する力を持って居ながら理性で律している田中という存在は稀有なんですよ。
もっともそれが社畜ブサメンとして培われた黒歴史に裏打ちされた、
驕ると痛い目を見るという悲しい経験が有ってことなんですけどね。
可哀想だね…

それにしても龍王様ってばわりと単純というか…
ロリゴンと一緒でのせられやすい性格をしていらっしゃいますね。
お陰で田中は厄介事が舞い込みまくりですが、
これも社畜根性で乗り越えてくださるでしょう。
頑張れ、田中。

:: 2024/6/4 火曜日::

■[ラノベ]ただ一度の挿入もなく、ただ一度の愛撫もなし「田中 〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜」9,10巻

魔王と戦うために鳴り物入りで始まったドラゴンシティでの武道会。
田中やペニー帝国の思惑を色々はらんだ状態で開催される武道会なんだけど、
色んな勢力が介入しようと企んでいる!
それはそれとして菜園を作るロリゴンは可愛いのであった…

という訳で10巻までが魔王編の一区切りですね。
武道会という少年ジャンプのようなイベントが開催されるのですが、
そこにはラッキーマンみたいに幸運値だけで勝ち上がってしまったメイドのソフィアちゃんの姿も。
他にもドラゴンシティの壁という、人どころか生物ですらない存在があるあたり、
田中という作品らしいな、とも思います。

ただ、そういった武道会も聖女様の乱入や、
ダークムチムチと共謀した魔王様の介入があって、
阿鼻叫喚の舞台になってしまうのはいただけませんね。
エディタ先生のムチムチふとももに傷が付いたのは人類の損失ですよ。
田中の回復魔法で治るとはいえ、あれは心が痛かったです…

とはいえ聖女の悪辣さと不甲斐なさが白日の下に晒されたのは僥倖ですし、
田中が魔王様の圧倒的なステータスの前に敗北しそうな時に、
ピーちゃんや肉便器ちゃんといったモブの活躍で盛り返して、
エディタ先生のお陰で一時的とはいえ封印できたのは仲間の力だと思いますよ。

ただ、田中のぶっ飛んでいるところは、
その仲間の力にメイドのソフィアちゃんの尿があることですね…!
メルセデスちゃんが公衆の面前で問い詰めたお陰で、
ソフィアちゃんの特殊な趣味が暴露されたけれど、
そのお陰で田中のマイナスのLUC値が補正されていたとはね…
こんなの予想できませんよ…w

今後のことを考えると田中はソフィアちゃんと添い遂げるのが一択ですが、
ブサメンでヘタレな田中には難しいですね。
とはいえ尿をゴクゴクする分には躊躇しないあたり、
とても変態で、それでこそ田中だなぁ、と思います。

問題は魔王打倒という偉業を為し得たというのに、
陛下たちから斡旋された婚活相手には見た目だけで蛇蝎の如く嫌われていることですね…
とても紳士的に尽くして貢いだというのに、
ブサメンというだけで嫌われて詐欺られるというのは、
昨今の情勢から考えてとても頂き女子すぎて悲惨でした。
斡旋した陛下たちには猛省を促したいところです。

救いがあるとすればエステルちゃんたちからは好意的なことを言われたことですね。
個人的には縦ロールが良いと思うんですが…
どちらにしろ、田中はハーレムを築く必要があると思いますよ。
田中の魅力を理解している処女ヒロインで構成されたハーレムとか最高じゃないですか。

問題はロイヤルビッチを押し付けられそうだということですが、
そこはゼロの使い魔のごとくタイミング良く田中が召喚されたお陰で一時うやむやですね。
次巻からは新展開であります。

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