本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2016/6/5 日曜日::

■[ラノベ]決戦! 沖田畷!「織田信奈の野望 全国版」15巻

織田信奈の野望 全国版 (15) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-05-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 15
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大友宗麟と島津姉妹との決戦をギリギリで止めた相良良晴。
しかし肥前の熊とも言われる龍造寺隆信は好機と見て軍をおこし、
それに端を発してついに龍造寺軍と島津・大友軍により沖田畷の戦いが始まることに…!
そして一方本州の織田軍団は信奈は松平元康の急な造反に遭い、
光秀は実母を人質に取られて窮地に陥って…

やっと長かった九州編が終わったー…
物語的に欠かすことは出来なかったんだろうけど、
やっぱり修羅の国での合戦&合戦はシリアス三昧で厳しいものがありましたね。
まぁ、それによって良晴が一回りも二回りも大きくなったのは良いことなんですが、
それでもやっぱり光秀ちゃんや信奈とのアレコレを見てると、
私がこの作品に求めているのはコレなんだよなぁ、と思います。(笑

何が良いって光秀ちゃんの小姑な義陽と出会って早々に痴話喧嘩というか、
嫁姑戦争の前哨戦を繰り広げるところだったり、
良晴が九州で作った何人もの現地妻にご立腹なところですよね!
同じ窮地を救ってくれたのに信奈が圧倒的なヒロイン力を発揮しているのに対して、
光秀ちゃんは喜劇のヒロインでこの扱いの差は本能寺待ったなしですわ。

それにしてもガスパールの正体(?)も意外だったけど、
歴史の修正力が発揮されたのか関ヶ原で一大決戦が開かれそうなのが凄いですね。
陣容も何となく正史に近いのも興味深いです。
毛利が大阪に入って東軍に家康がいたりしますからね。
恐らく次回の関ヶ原が物語のクライマックスになるだろうから、
楽しみではありますが、これ以上シリアスにならないか心配でもあります。
せっかく信奈と再会したんだからもっとラブコメしても良いのよ?

:: 2016/2/8 月曜日::

■[ラノベ]胸が茂る西国無双「織田信奈の野望 全国版」14巻

織田信奈の野望 全国版 (14) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-01-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 14
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島津四姉妹の絆を深め、相良義陽という姉が出来た相良良晴。
あとは大友宗麟の元へ赴いて毛利攻めを依頼するだけだと思いきや、
ガスパールに扇動された黒田官兵衛は黒官一流の旗を立てるため、
大友宗麟の軍師として日向に攻め入り…

いやー、騙された。
今まで官兵衛ちゃんがチョロチョロしかっただけに、
今回もあっさり騙されたんだと思ってたんだけど、
官兵衛ちゃんもしっかり成長してたんだね。
まぁ、策が大掛かりになって齟齬が生じてしまうあたり、
官兵衛ちゃんらしいなぁ、とも思いますが。

立花宗茂が実は男装の姫武将というのは予想はしていましたが、
誾千代と百合夫婦をしているとまでは読めなかったんだぜ…
そんな島津義弘とも渡り合える西国無双だけでなく、
メンヘラちっくな大友宗麟をも惚れさせるとか、
流石の相良良晴と言えましょう。

ただ、そういったラブコメ要素が全国編に入ってから極端に減った上に、
挿し絵も減って全体的にダイジェスト感が漂っているというのに、
更に次回はページ数の都合でダイジェスト化される可能性もあるとか…
うーん… これは厳しくなってきたぞ…
読者のストレス的な意味で…!

:: 2015/9/24 木曜日::

■[ラノベ]本朝最後の鬼の最期「織田信奈の野望 安土日記 1 本能寺茶会騒動」

今回の「織田信奈の野望」は短編集。
時間軸で言えば本編11巻から12巻までの間の出来事が収録されています。

仲良く喧嘩する半兵衛ちゃんと官兵衛ちゃんだったり、
相良良晴に妹軍団が出来て信奈が嫉妬したり、
薩摩から家久ちゃんが上京してきて良晴に惚れたり、
割りと色々な短編が収録されています。

ですが主流というか本筋は荒木村重として蘇った本朝最後の鬼と、
それを蘇らせた茶器泥棒の朧月夜こと陰世から来た蘆屋道満の物語です。
本朝最後の鬼については本編でいつの間にか消えてたので、
微妙に気になっていただけにこれを読んでスッキリしましたね。

実は鬼が何かの伏線で後々に何か祟るんじゃないかと心配していただけに、
ちょっと安心しました。
後は本編の方の続きが気になりますが…
それ以上にみやま零さんが大丈夫なのか気になりますね…
挿し絵が殆どないとか大丈夫なんでしょうか。

流石に既刊を富士見ファンタジア文庫版を全部買い直すつもりはないですが、
今後も新刊は追っていきたいと思いますので、
早く復調してくれることを願っています。

:: 2015/5/24 日曜日::

■[ラノベ]相良良晴と相良義陽「織田信奈の野望 全国版」13巻

織田信奈の野望 全国版 (13) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2015-05-20 )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter

Kindle版:織田信奈の野望 1
Kindle版:織田信奈の野望 2

Kindle版:織田信奈の野望 全国版 12
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 13

織田包囲網を解除するため、毛利を抑える大友宗麟への使者となった相良良晴。
しかし姫大名 大友宗麟の傍にいる宣教師ガスパールの奸計によって、
一人漂流し、肥後の八代に辿り着くことになってしまった。
そしてその地を治めるのは相良義陽という名前の姫武将で…

今回の舞台は修羅の国、九州。
現在では「ドリフターズ」の島津豊久が有名ですが、
その親世代である島津四兄弟、もとい四姉妹が活躍する恐ろしい地。
姫大名ですら討ち死にすることが珍しくない地獄であろうとも、
全ての実を拾おうとする良晴はブレないなぁ、と思いましたね。

そんな修羅の国だろうと確かに繋がっている島津四姉妹の絆や、
義陽とその妹、徳千代との不器用な姉妹愛とかは尊いですね。
そして良晴はそんな姉妹間の絆をしっかりと結びなおしておきながら、
良晴自身を取り合って姉妹で修羅場が起こってしまうとは、
良晴さんマジぱねぇっす。

暗躍するガスパールとそれにノセられるチョロい官兵衛ちゃん。
そして信玄に謙信にまさかの世良田二郎三郎の登場と、
事態はますます混迷の度合いを増していくんだけど、
果たしてこれはちゃんと収拾出来るのか。
それにエロい挿絵が増えるのか。
色々と気になるので早く続きが読みたいわけなんですが、
どうやら既刊が書き下ろし多数で再刊行されるらしいので、
それの余波がどれほどになるのか心配ですね。

:: 2014/10/28 火曜日::

■[ラノベ]軍神・上杉謙信を攻略せよ!「織田信奈の野望 全国版」12巻

織田信奈の野望 全国版 (12) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2014-10-18 )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter

Kindle版:織田信奈の野望 1
Kindle版:織田信奈の野望 2

Kindle版:織田信奈の野望 10
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 11

ありのままの姿見せるのよー

アイと雪のお姫様な上杉謙信との合戦がこの12巻のメインなんですが、
いくら上杉謙信が雪国育ちの姫武将でアルビノだからとはいえ、
本文の挿し絵が真っ白というか零なのはどうかと思うんだ!
みやま零さんだけに零って、なんでやねん!(ノリツッコミ

まぁ、それはともかく300ページ以上の分厚さですが、
その分上杉謙信こととらちよちゃんの可愛さは堪能出来ましたね。
誰よりも優しく、義に厚く、そして何よりも強すぎたがために、
毘沙門天となってしまった上杉謙信。
彼女を普通の人間に戻すために、苦心するのは良晴らしいと思いましたね。

安土城での盂蘭盆会でのお忍びデートでは、
嘘がつけない毘沙門天なトコとか割りとおマヌケなトコを見せたり、
色々と可愛らしい所が見えたのに、合戦での強さは半端ないっすね。
史実に残っている合戦の勝率も群を抜いているし、流石と言えましょう。

でも、今回一番株価を上げたのは今川義元ちゃんかな!
勝家並みの巨乳で当ててんのよをしてくる積極性もそうだけど、
独自の幸福論を持ってたり、安土城で光源氏六条院計画を持ち出してきたり、
流石はかつて東海一の弓取りと言われていた大大名ですよ。
良妻な一面も見せてくれるし、案外、義元ちゃんが正妻なのもアリなのでは。

官兵衛が織田の常備軍を使ってテルシオ陣形を成し遂げたり、
if的な軍略的な面白さももちろんあるんですが、
可愛い姫武将たちの魅力も捨てきれないので、
やはり次回こそは挿し絵を入れて欲しいモノであります。

さて、次回はまた九州が舞台でどんどん戦線が拡大傾向ですが、
どうやら大きな戦いで一気に事態が決着がつきそうな雰囲気なので、
案外終わりは近いのかもしれませんね。
是非ともハーレムエンドで一つお願いしたく!

:: 2014/4/23 水曜日::

■[ラノベ]帰ってきた相良良晴「織田信奈の野望 全国版」11巻

織田信奈の野望 全国版11 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2014-04-19 )
文庫 ( 357 ページ )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零 (miyama0)さんはTwitterを使っています

Kindle版1巻:織田信奈の野望 1
Kindle版2巻:織田信奈の野望 2

Kindle版10巻:織田信奈の野望 10
Kindle版11巻:織田信奈の野望 全国版 11

長らく新刊が出ないと思ったらGA文庫から富士見ファンタジア文庫に移籍して再開という、
予想出来なかった帰還を果たした「織田信奈の野望」ですが、
レーベルが変わっても面白さは変わりがなくて安心しました。
というか何でレーベル変えたんだろ。
背表紙が変わるのは微妙にモニョるな…

まぁ、それはともかくあの続きですよ!
全国ネットで中継された信奈と良晴のキスシーンのお陰と、
近衛前久の機転で休戦状態になった織田軍と本猫寺だけど、
信奈をかばった良晴が矢に倒れ行方不明に…
と思ったら村上水軍に救助された上に小早川隆景に見初められ、
更に戦国時代に来てからの記憶を良晴は失っていて…

長期連載に付きものと言われる記憶喪失ネタ来ましたよ!
お陰で隆景と言い雰囲気になって、
冷静沈着な隆景がツンデレデレデレくらいになっちゃってますよ!
ブラコンだったのがうまい具合に作用しててニヤニヤでござる。
お陰で光秀ちゃんのヤンデレ化が進行しまくってましたが。(笑

というか光秀ちゃんは色々と殊勲賞でしたね!
記憶喪失の良晴の記憶を思い出させるという功績だけでなく、
良晴の毛利軍からの奪還と空気を読まない発言の数々!
お陰でハレの論功行賞の場が一気に修羅場になってて、
修羅場展開バッチコイな私としては大変ニヤニヤしてしまいました。

今回は良晴の両親が回想シーンとはいえ出てきたりと、
記憶喪失だったからこそのイベントが幾つか出てきて面白かったですね。
ラストの良晴の偽装結婚相手には驚かされましたが、
アレは漁夫の利というやつなのかなんというのか…

良晴をめぐる女の戦いはまだまだこれからっぽいですが、
天下布武をめぐる姫武将たちの戦いもついに軍神上杉謙信が出てきたことで、
更に過酷になりそうです。
次は早めに続刊が出てくることを願っております。

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