フラン☆Skin

残念ながらこの作品はこの2巻で終了となります。
女性オタクの生態がわりと赤裸々に、それでもエグさは少なく、
地雷要素も薄く、わりと綺麗に描かれていたのでストレスもかからなかったので、
純粋に楽しく読んでいただけに終わってしまうのは寂しいです。

主人公の桃山先生は美人だけどこじらせオタクで、
そのオタク生活を見ていると、とても親近感が湧くんですよね。
あぁ、女性でもオタクはやはり同じなんだなって感じます。

特にそう感じたのは憧れのサークルさんへの挨拶の時ですね。
好きで好きで、いの一番に行きたくなるくらいに好きで。
一言でも感謝と感想を伝えたいという想いはとても…　とてもよくわかります…！

奇しくも作中に出てくる即売会がコミティアなので、
先日コミティアに行ってきた身としては共感度が高かったです！
このドキドキ感はラブコメにおける告白イベントくらいの勇気がいるんですよ！
わかる…　わかりみが深い…

逆に女性だからこその大変さってのもあるんだなぁ、とも感じました。
同担拒否の女性に絡まれるとか、こういっては何だけど女性ならではっぽいなぁ、と思いました…
あと、男装コスプレをする時にナイスバディすぎて大変、というのは女性ならではですよね…

「その着せ替え人形は恋をする」でもやってましたけど、
胸が大きすぎて困るってのは大変なんだなぁ…
推しと自分の体型がパーフェクトマッチするとは限らない…
というか、そんなのはほとんど稀ですよね。

それにしてもこの2巻で終了なのは本当に勿体ないというか…
純粋に寂しいですね…
またどこかで会えることを祈っております…

読むとお酒が飲みたくなり、お嫁さんが欲しくなる。
そんな「お酒は夫婦になってから」もこの12巻で完結です。
好きな作品だし、いつまでも続けられる内容の作品でしたが、
後味が悪くならない程度に抑えておくのがお酒との良い付き合い方ですし、
これくらいの長さの方が良いのかもしれません。

12巻でも相変わらずのラブさが溢れるソラとちーちゃんの夫婦でしたが、
ラブさを出しているのは二人だけではありませんでした。
冒頭から茅ヶ崎からのプロポーズを受けた小春ちゃんが、
幸せオーラを職場でも出しまくりなくらいにラブかったですし、
職場のみんなを招いての結婚式では至福さに溢れまくってましたね。

そんな至福な席だからこそ、そして最終巻だからこそなのか、
ついにちーちゃんがみんなの前でアルコールを摂取して、
可愛い至福さを見せていたのには頬が緩んじゃいましたね。
まぁ、その後でソラへの一言で更に緩んじゃいましたけども。
やっぱりちーちゃんはとても可愛いソラだけのお嫁さんだ。

もっとも連載時ではほんの僅かだけ不満、というか心残りがあったんですよね。
それは友人の結さんは妊娠＆出産しているのに、
ちーちゃんは子宝に恵まれていないことです。
ですがそれも、単行本描き下ろしを読むことで解消できました。
後味がスッキリの最終巻でした。

面白く、幸せで、とても良い作品でした。
ありがとうございました。

やわスピ連載の「保健室のおたくおねえさんは好きですか？」の1巻が発売になりました。
私が知った時には既に2月から更新が止まっていたので打ち切りを心配しましたけれど、
無事に単行本が出た上に最近続きが載ったので少し安心しました。
このまま続いてくれると良いなぁ。

新任養護教諭の桃山虹子先生はとても美人で生徒にも大評判。

栗田くんは保健委員なので桃山先生と触れ合うことが多いんだけど、
そのせいもあってか桃山先生の真の素顔を垣間見ることになったのだ。
その真の素顔とは…

ガチオタなことだった…！

このね、美人だけどガチヲタなとことかね。
オタク男子の好きな要素がバリッバリに入っててね。
狙い撃ちにされてるのはわかっているんだけど、
桃ちゃん先生が魅力的だからハマっちゃうわけですよ！

それとこの漫画の面白いところは架空のゲームだけでなく、
FGOとか現実のゲームの名前がそのまんま出てくるところです。

あぁ…　カドックくんにハマっちゃったか…
なるほどね、そういうの好きそうだもんね…
ということはぐだぐだ帝都では以蔵さんにもドハマリしましたよね…
だって架空の明治維新をテーマにしたゲームでも以蔵さんにハマってるもんね…
桃ちゃん先生ってば可愛いけど業が深いね…！

好きなモノ（オタ趣味）について話が振られると興奮して早口でまくしたてたり、
ガチャで爆死して金欠になったり、
安売り寿司を食べながらオタ部屋でアニメを見て、
twitterのTLの流れを見て、ソシャゲやって、寝落ちして…
そういった生活態度も共感の嵐であり、尊いとすら思ってしまうわけです。
だって、どう考えても桃ちゃん先生はこっち側の人間だから…！
私のような駄目なオタクの生活もキモがらないでくれるはず…！（←キモい発想

1巻の時点では桃ちゃん先生の生態観察がメインで、
栗田くんは無害な生き物でしかなかったわけですが、
終盤から少しずつ栗田くんの恋心がニョキニョキと芽生え始めたので、
2巻ではラブコメ要素も期待できるかな、とワクテカしております。
2巻…　ちゃんと出てくれますように…！

読むと結婚欲がマシマシになる「お酒は夫婦になってから」の11巻です。
読めば読むほど甘くてたまらないんですけど、
その甘さがたまらなく中毒性が高いから困るのです。
うーん、もう一杯！

ちーちゃんとの甘々な結婚生活は今回も健在です。
ガムシロップよりもサッカリンよりも甘そうな日常ですが、
胸焼けするよりも、もっと甘い日々を見せて欲しいという思いが強いです。
ちーちゃんに独り占めして欲しいと言われたらキュンキュンするし、
甘いモノを食べるよりも甘えたいと言われたらもっとキュンキュンします。

それとチガサキと小春ちゃんの恋人生活も最高でしたね！
できる同期への劣等感を持っているチガサキに対して、
「君が良いの」と言ってくれる小春ちゃんには惚れてしまいそうです。
そんな小春ちゃんへのプロポーズを決めるチガサキは良い男だったよ…！
本人としてはもうちょっとロマンチックなシチュで決めたかったんでしょうけど、
これはこれで思い出深い良いモノになったと思います。

今回の単行本描き下ろしはちーちゃんとソラの結婚前夜ですね。
二人とも緊張してたのが初々しかったです。
この流れなら、次の巻だと結婚式になるのかなぁ…
それとも控室の二人になるのか…
楽しみです。

読めば読むほど嫁が欲しくなる「お酒は夫婦にのってから」も、
ついに10巻の大台に乗ってきましたよ。
それだけ長く続いても倦怠期とは全くの無縁な、
アツアツの新婚生活を継続していて胸焼けしてきますね！
くそぅ、幸せそうだなぁ！

新婚じゃなく、恋人なりたての小春とチガサキのカップルも熱いですね！
気取った感じではなく、二人らしい自然体で付き合える関係ってのは良いですよね。
まぁ、流石に嫁入り前の娘が酔いつぶれて彼氏のご両親の家にお世話になるとか、
中々に恥ずかしいものがあると思いますけどね！
でも、それだけ情けないところを見られてたら、
結婚しても自然体で家族になれる気がします。

素直になれないユイとマサキの夫婦も味わい深いですよね。
たまに垣間見えるデレが破壊力高いんですよ。
普段の素直になれないところとのギャップが良いんですよね。
これは何度見ても良いツンデレ夫婦ですよ。

もちろんちーちゃんとソラのいつも仲良し夫婦も最高です。
二人で伝言ゲームでイチャラブとか身悶えしそうになりましたよ！
花見ができなくても喧嘩にならず、さり気なく花見を演出するとか、
ソラの対応力が高いところも毎度感心させられます。

それと巻末の二人が同居はじめた過去エピソードですが、
この頃はまだ表札に二つの名字があるんですね。
結婚前の同棲期間ってことなのでしょうか。
ちゃんとステップを踏んでる感じがしますね。

それにつけても同棲はじめたばかりのちーちゃんの可愛さよ…

子供みたいでべらぼうに可愛かったです…！

この9巻の表紙は小春ちゃんです！
ロリっぽさが際立ってますが成人女性の小春ちゃんです！！
無桜無春と言われ、恋と縁遠いと思われていた小春ちゃんです！！！
後輩のチガサキくんと良い感じになってヤキモキさせられてた小春ちゃんなのです！！！！

ええまぁ、私がこれだけ興奮してることからわかるかと思いますが…
そう…　小春ちゃんについに春が来たのです…！
きちんと確認しないままの先走りの暴走の結果だとはいえ、
見事に春が来ちゃいましたよ…！

いやー、もうね？　すごく悶ましてね…？
あのエピソードを読んだ時に私がどんだけ悶絶したことか…！
私はやっぱりラブコメが好きなんだなぁ、と。
そう再確認できるくらいにニヤニヤしぱなしの布団ゴロゴロですよ。

しかも、二人がくっついてからのエピソードも初々しいし…！
もうね、君たちとっとと結婚しちゃえよと。
私を更に悶えさせてくれよと。
そうね、思わされるんですよ。

もちろん主人公カップルであるちーちゃんとソラのエピソードも良かったです。
クリスマスにバレンタインにちーちゃんの誕生日と、
イベントも盛りだくさんでしたしね。
ちーちゃんは小春ちゃんと違っておっぱい大きいなぁ…
とか、そんなアホなことを思いつつニヤニヤしておりました。

ちなみに恒例の巻末収録の過去編ですが、今回はプロポーズ編です。
ソラのロマンチックなプロポーズはシビれるものがありますので、
これも是非とも読んで欲しいですね！
ソラ…　これは格好良いわ…