■[ラノベ]白馬に乗った魔王さま(ただし暴力的には最弱)「フレイム王国興亡記」4巻
フレイム王国興亡記 4 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:疎陀陽
出版社:オーバーラップ( 2015-08-22 )
作者サイト:疎陀 陽
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Kindle版:フレイム王国興亡記 1
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Kindle版:フレイム王国興亡記 4
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極貧の領地経営で港湾施設建設に対する浩太の解決策が株式会社。
しかしそこにソルバニアの魔の手が迫り、
更にはソニアの裏切りがあって株式の過半数が握られる事態に。
老獪すぎて蛇のようにいやらしい商人たちの手腕に浩太はどう対応するのか…!?
強烈なヒキの3巻が出てから8ヶ月も経っての4巻発売です。
まぁ、Web版のストック量から考えて作者側に原因はないんでしょうが、
それにしたって期間は読者的にはツラいよね。
3巻に出てきたWeb版に出てこないキャラとかスコーンと忘れちゃってたし…
3巻ではヒロインとしてストップ安になったソニアですが…
まぁ、今回は色々と見所はあったけど、まだまだ印象はマイナスのままかなー
私は子供は好きですが、自分が優秀な大人と勘違いした子供は苦手です。
自分が優秀だと勘違いしてるから、より悪い大人たちに足元を掬われるんだよね…
確かに育った環境に問題があったのは判るし、大人たちにも問題があったでしょう。
まぁ、あんな親の元で育てられたらどうしても歪んじゃうんだろうなぁ。
結局全てはソルバニアが悪い。
翻ってノエルの株価は上がったし、エリカもエミリも可愛かったですね。
というかノエルが有能すぎて怖い。
査察官として良い一手を打ってくる手腕にも驚いたし、
ソニアの友達としても良いところを見せてくれて目を見張りましたね。
ある意味、浩太よりも主人公らしかったように思えます。
浩太が今回取った手段はフレイム王国にホワイトナイトをお願いしたということでしょう。
正直、確かに、これしか方法はないんでしょうが…
いやはや、カルロス一世やロッテ宰相が見抜いたように、
危ういし脆い一手のように見えますね。
まぁ、ロッテ相手のハッタリは多少は痛快だったのは確かなんですけどね。
しかも次の展開がWeb版読者としては見えているだけに余計に辛いなぁ…
もう少し浩太にも格好良い見せ場があってもいいんじゃないかなー、と思います。
せっかく良い主人公なんですから!
でも、次の5巻はWeb版と同じ展開なら…
更に格好悪い見せ場が用意されてるんだろうなぁ… ツラい…
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