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:: 2024/3/24 日曜日::

■[ラノベ]公式からのちさたきの供給!「リコリス・リコイル Recovery days」

リコリス・リコイルRecovery daysリコリス・リコイルRecovery days
出版社:KADOKAWA
原作者名:Spider Lily
作者名:アサウラ
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラさん(@asaura_seizon) / Twitter
絵師名:いみぎむる
絵師twitter:いみぎむるさん(@imigimuru) / Twitter
紙書籍通販:リコリス・リコイル Recovery days
DMM電子書籍:リコリス・リコイル Recovery days

「リコリス・リコイル Ordinary days」と表紙がそっくりすぎて二度見しました。
もうちょっと変えても良かった気がするんだけど… 狙ったのかな…?

それはさておき「リコリス・リコイル Ordinary days」がバカ売れしたせいか、
新シリーズというかTVアニメの番外編的なラノベが出ました。
今回もアサウラさんといみぎむるさんという公式タッグの作品なので、
とてもちさたきの魅力が120%詰め込まれていて面白いです!

映画館で映画を観たことがないというたきなに体験させるため、
千束が勝手に騒いだり奮闘したりと、非常に楽しそうなんですよね。
これでこそ千束って感じがしますし、
乗せられるたきなも、とてもたきなって感じがします。
公式でしか摂取できない、純正なちさたきが冒頭から漂ってきて満足感が半端ないです。

それにしてもアサウラさんはサバゲ作品を書かれるだけあって、詳しいですよね。
漫画家の伊藤さんが描かれる作品内のAKについての蘊蓄をたきなに語らせてましたが、
素人の私にはさっぱりでしたね!
まぁ、例えがわかりやすかったので理解はできましたけども!

しかし、漫画の作画資料のために仕事先で本物をかっぱらってくるとか、
千束は豪快だし、たきなも染められてるなぁ、と思いますねw
しかも予想通り、本物使っちゃったから暴発しちゃったし…w
伊藤先生には悪いけれど、笑っちゃいましたw

そして千束を看病するたきなが、これまた良いんだ!
ただの不摂生で体調を崩しているだけだというのに、
千束のために丁寧に鍋焼きうどんを作ってあげているたきな!
千束のために脚を伸ばしてお赤飯を買いに出かけてくれるたきな!
素晴らしいちさたきじゃあ、ないですか!?

それとフキとサクラのペアの話も有りですね。
アニメ本編ではあまり掘り下げられなかった二人だけど、
ちさたきとは違ったバディ感が良かったです。

このシリーズはこのまま続いていくのでしょうか?
新作アニメともども期待したいところです。

:: 2023/1/16 月曜日::

■[ラノベ]ちさたきは尊い「リコリス・リコイル Ordinary days」

リコリス・リコイル Ordinary daysリコリス・リコイル Ordinary days
出版社:KADOKAWA
原作者名:Spider Lily
作者名:アサウラ
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラさん(@asaura_seizon) / Twitter
絵師名:いみぎむる
絵師twitter:いみぎむるさん(@imigimuru) / Twitter
紙書籍通販:リコリス・リコイル Ordinary days
DMM電子書籍:リコリス・リコイル Ordinary days

リコリコの原案担当アサウラさんとキャラ原案のいみぎむるさんがタッグを組んで、
電撃文庫から出しているリコリコのラノベです。
ノベライズではなく、アニメ版からのスピンオフとかそんな感じですね。

喫茶リコリコの常連さんたちの視点からの話がメインですが、
もちろんちさたき視点の話もあります。
常連さんたちの話があるのでアニメ版よりも酸っぱかったりほろ苦かったり、
そして笑える話も入っているのでちょっと味わいが違う感じですね。

とはいえ流石はアサウラさんで、面白いですね。
アニメ版だけでは何となくでしか理解していなかった千束の非殺傷弾の設定や、
DAといった組織の名前とか、活動とかも垣間見えているので、
リコリコ好きとして読んで良かったと思います。

千束の陽気さというか、キャラクターの魅力はアニメ版そのままだし、
たきなのクソ真面目なところもそのままですね。
まぁ、アサウラさんが書いているんだから当然なんですけど。
しかし、まかないにプロテインとは…w
たきならしいけども…w

あと、オブザデッドでサンルーフから入る時に胸を引っかけた千束は、
やっぱりおっぱいが大きいんだなぁ、と思いました。
このおっぱいを揉めるたきなはとても羨ましいですね。

それと、ラストにちさたきホットケーキイラストは素晴らしかったです。
いみぎむるさんはとても良い仕事をしてくれました。
ありがたいです。

:: 2020/6/10 水曜日::

■[ラノベ]世界で一番のファン「サバゲにGO! 2 インドア戦と雨の日の屋外戦」

梅雨でもサバゲをやりたい!
そんな貞夫とシノに提示されたのはインドア戦。
しかしインドア戦ではHK417は使えないので、
サブウェポンを買わないといけない貞夫はまたローンを組むことになるのだった…!

いやー、面白かったですね!
インドア戦の楽しさも詰まってましたが、
雨に泥濘んだ状況でのアウトドア戦も最高に楽しそうで、
サバゲ未経験の私もやってみたくなるほどでした。

ラブコメとしては後半の麒麟さんとの再会からの展開が素晴らしかったですね…!
世間的にはマイナーだけど、貞夫にとっては大好きなVチューバーの中の人にして、
初めてのサバゲで初ヒットを取られ、初ヒットを取った麒麟さんですからね。
一緒に迷彩服を選んでもらうとか、そりゃはしゃいじゃいますよ。

まぁ、背伸びして失敗してしまうところも二十歳の若者らしいですけどね!w
でも、麒麟さんと一緒に戦ったサバゲの終盤では、
大人なのに全力で、大人だからこその全力でプレイしていたのは格好良かったですよ。
読んでて「いけ! そこだ! 頑張れ!」って応援してしまいました。

麒麟さんの心の動き方も良かったなぁ。
売れない声優としての自分自身にコンプレックスを抱いているだけに、
そんな自分に緊張して、見栄を張っちゃう貞夫の存在が嬉しくて。
そんな貞夫が自分以外を見ていると感じたら拗ねてしまうとか可愛いじゃないですか。
これは麒麟さんが正ヒロインなのが確定ではないでしょうか!?
今回登場した双子姉妹もそうですけど、貞夫のことをサバ夫って呼んでばかりで、
本名の貞夫と呼んでくれるのは麒麟さんだけなのもそういう意味なのでは? って思いますし。
それに何より、ラストの挿し絵での麒麟さんのイラストが素敵すぎますしね。
これはもう、正ヒロインの風格ですよ…!

サバゲの面白さを伝えるだけでなく、ラブコメ的にも面白くなってきたし、
今回登場した双子姉妹も可愛いので、3巻も読みたいんですが、
新型コロナの影響でかなり部数を絞られているみたいなので、
続刊が大丈夫なのかが気がかりですね。
何とか続きを読みたいものなのです…!

:: 2019/9/12 木曜日::

■[ラノベ]サバゲ・グランドオーダー「サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム」

「ベン・トー」や「デスニードラウンド」のアサウラさんのLINEでの新作はサバゲモノ!
ブログやtwitterでよくサバゲのことを話してたから好きなんだろうなぁ…
とは思ってましたが、まさかサバゲでラノベを書くほどだとは…w
いや、面白かったですけどね!

松下貞夫はリフォーム会社で営業をしている高卒2年目の二十歳。
バーチャルユーチューバーを見るくらいにはオタクだけどそれも緩く、
特に大きくハマるものがない空虚な日々に漠然と自分の人生に不安を抱いていたら、
年下の幼馴染のシノ(♂)と偶然立ち寄ったエアガンショップ”大野工房”で、
JK店員のリラの言葉巧みな営業トークでエアガンのことを色々と知ってしまい…

サバゲ入門書としてわかりやすくできている上に、
ライトノベルとしてもしっかり面白いです。
等身大の現代の若者がサバゲにハマっていく描写がとても良いですね!
初めは使う金額の多さに消極的だったのに、
全身を全力で動かし、頭も使って勝とうとする楽しさを実感し、
もう後戻りできない、というか後戻りするなんて発想もないほどにハマるのが最高に楽しそうでした!
特に、終盤に初めてのヒットを取った時の感動ったらなかったですね!
楽しそうだなぁ…

それとキャラクターも良いですね。
イケメンだけどちょっとゲスなシノも相方として楽しいし、
リラはコケティッシュというか、小悪魔的な可愛さもあるし、
菜花さんは初心で巨乳なところが狙いまくってるドストライクさが素晴らしかったです。

表紙になってるし菜花さんがメインヒロインだと思ってたんですが、
最後の最後で麒麟さんというヒロインが追加されたことで、
どちらがメインヒロインかわからなくなりましたね…
何しろ麒麟さんは貞夫の2つの初めてを貰ってるからなぁ…
そういった意味では童貞の貞夫にとってはかなりフラグ立ってると思われます。
まぁ、奥手で童貞な貞夫がアプローチできるとは思わないけれど…
頑張って欲しいところですね。

結構面白かったので2巻が出るようなら買いたいですね。
あと、できれば「生ポアニキ」の続きもできたら読みたいものであります…

:: 2016/12/11 日曜日::

■[ラノベ]王道的な面白さ!「生ポアニキ パンプアップ」

生ポアニキ パンプアップ (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:アサウラ
出版社:オーバーラップ( 2016-10-22 )

作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラ(@asaura_seizon)さん | Twitter
絵師サイト:てら速
絵師twitter:赤井てら(@akaitera)さん | Twitter
Kindle版:生ポアニキ パンプアップ
Kindle版まとめ買い:生ポアニキ

2年前、異色すぎるタイトルと表紙で局所的に話題になった「生ポアニキ」
それがパンプアップして帰ってきた…!

恋愛生活保護でマッチョなアニキと赤毛美人のユリがやってきたユースケが、
筋トレという手段を用いて地道に努力して少しずつ成長していくという、
パッと見は変わっているけれど、中身は王道的なモノです。
具体的に言うと…

全力を振り絞る男は格好良い。
そして恋する女の子はとても可愛い。

つまりはそういうことです。

ユリからの告白の返事が保留状態のユースケの元にまたもや恋愛生活保護で女の子がやってきた!
という出だしから始まる訳ですが、今度のヒロインの下野ナナはロリです。
アザミと若干属性が被っているけどそれ以上の問題があるのです。
ナナは膠着状態から脱する起爆剤になりますが、
同時に毒薬を流し込む危険なヒロインでもあるのです…!

今回登場した悪役である人気動画配信者であるジュンイチですが…
これがもうね! ラノベ読者の9割を敵に回すような嫌な奴でね!
自己中で傲慢な自意識過剰タイプでね!
あれだ、はちまや刃を悪魔錬成したようなタイプというかね!
ユリがジュンイチの毒牙に掛かりそうになった時は、
「ジュンイチ殺すべし、慈悲はない」状態になっちゃいましたね!

ただ、ユリが看破したようにジュンイチは格好つけてるだけなんですよね。
マニュアル化された手法を用いて格好つけてるだけの中身スカスカ野郎なだけ。
ただ、マニュアルが悪いというわけではないんですよ。
ユースケがアニキから教えられている筋トレもマニュアル化されることにより、
事故や怪我を極力減らし、効率的に鍛えられるようになっているわけですし。
ただ、マニュアル化されたそれらを用いて、
上辺だけ取り繕うか、心身ともに鍛えるかという違いなだけなんですが、
それこそがジュンイチが格好つけで終わり、
ユースケが格好良い男になるという歴然とした差を見せつけてくれるんですよね。

いやー、それにしてもユースケは格好良かったなぁ…
あれを見せられたらユリが惚れるのも仕方ないですよ。
そして、恋するようになったユリの可愛さたるや!
これはヤバイ! 萌えすぎる…!!!

しかし最後にすごい爆弾仕込んでいきましたね…
これは次巻がメチャクチャ楽しみになってくるのですが…
刊行はまた2年後とかかなぁ…
何とか1年くらいにならないかしら…?

:: 2014/11/3 月曜日::

■[ラノベ]ボーイ・ミーツ・マッチョ「生ポアニキ」

生ポアニキ (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:アサウラ
出版社:オーバーラップ( 2014-10-23 )
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラ(@asaura_seizon)さん | Twitter
絵師サイト:てら速
絵師twitter:赤井てら(@akaitera)さん | Twitter

Kindle版:生ポアニキ

筋トレは、裏切らない!

アサウラさんの新作は「ベン・トー」の作中にあったような、
ハイテンションマッスルラブコメ! 生ポ風味仕立て!
前作「デスニードラウンド」よりも「ベン・トー」系統の、
バカでハイテンションでちょっと変態だけど良い話でもあるという、
ちょっとカオスだけど面白い作品です。

生活保護法第十一条に九項目として「恋愛扶助」が出来た日本。
まるで餓鬼のようなもやしデブで眼鏡で半ひきこもりでコミュ障な木村ユースケ。
ユースケがその恋愛扶助を申請した所、何故か好みと違う赤毛の少女だけでなく、
マッチョなアニキがやってきて一緒に生活しつつ筋トレすることに…

設定だけ読めばぶっ飛んでる内容で、実際内容も割りとぶっ飛んでるんですが、
最後まで読むときちんと主人公の成長物語として仕上がっているだけでなく、
ラブコメ要素もきちんとある上に、アニキというキャラクターが非常に魅力的になっているんですね。
あ、いや、ヒロインの鳳来寺ユリというキャラクターも負けず劣らず魅力的ですが!
やべぇ、アニキがメインヒロインだと錯覚してしまっていた…(笑

恋愛扶助の対象としてやってきたとはいえ、鳳来寺ユリはモノではなくてヒト。
個性もあればプライベートもあるし、何より過去があるので、
それが彼女を魅力的にしてくれているんですよね。
ちょっとキツイところもあるけれど、良い女の子でした。

それにしても挿し絵の使い方というか入れ方が非常に秀逸だった印象でした。
そのセレクトもさることながら、赤井てらさんの画力が非常にマッチしているというか。
ヒロインたちが魅力的ということもさることながら、
アニキの筋肉が綺麗でしたね。
まさか、ラノベのイラストでこれほどマッチョな筋肉を見せつけられることになるとは、
正直思いませんでしたが。(笑

正直、名前と表紙のアニキのインパクトがかなりでかい作品ですが、
「ベン・トー」が好きだった人にはお勧めできる作品です。
ちゃんと美味しそうな食事とかありましたからね!
筋トレがフィーチャーされてたから食事の内容も低カロリー高タンパクなモノが多かったですが、
それすらもきちんと美味しそうに描写されていたのが印象的です。(笑

巻数表記がないことから、もしかしたら単巻で終わりかもしれませんが、
割りと面白かったので出来れば続きを読みたいところです。

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