■[漫画]当然REACTも買ってます「エビアンワンダーREACT」1,2巻
という訳で完結編となる「エビアンワンダーREACT」も当然読了。
こちらはOURs LITEの休刊に伴い打ち切られた「エビアンワンダー」を、
ZERO-SUM増刊WARDにて復活したものを完結させた2冊となります。
しかしOURs LITEの休刊は色々と波紋を呼んでるんだなぁ、ホント。
PLUSも結局休刊したし、「恋愛ディストーション」を早く復活させて下さい、少年画報社さん。
完結編ということで、銀符が抱く苛烈な本質の顕現、
悪魔の使いの銀符に対する、善き魂を天界に導く天使の使いの七睡の登場。
そしてフレデリカを殺した両親との再会と、それに伴う自己との向き合い。
クライマックスにおける伏線の回収は実に見事でした。
全ての登場人物にバックボーンを感じさせる厚みのある設定に、
それらを組み上げて一つの物語に仕上げる手腕の美しさは流石の一言。
最後に至り、フェイ・イの正体が判りましたが、
1巻からの彼の言動を見直すと色々と伏線だったことに気付かされ、
何度も読み直し、その面白さを反復してしまいます。
しかしこれだけ綺麗に終わっておいて贅沢な悩みなんですが、
「Landreaall」の巻末みたいにオマケのエピローグとか見たかったなぁ。
とか思ってたらどうやら全プレの小冊子にはそれらしいのがあったらしく。
いやはや、デビュー当時からファンでないとこういう事があるからもどかしいんだよね。
せめて「Landreaall」からはそんなことが無いようにしたいです。
余談ですが、一迅社から新装版が出てるとはいえ書店では中々見つかりませんでした。
初めからAmazonで頼んだ方が早かったですね…
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