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:: 2024/9/20 金曜日::

■[漫画]ギャルのピュアエロコメって良いよね…!「釣って食べたいギャル澤さん」1巻

釣り歴14年の陰キャ社会人、釣谷一尋がいつものように海釣りを楽しんでいたら、
同じ船に同乗してきたのはギャルだった…!

釣りを教える役目を船長に丸投げされた釣谷くんは、
ギャルの陽キャノリに戸惑ってしまうんだけど、
わりとマジメに釣りを楽しんでいるギャルに少しだけ感化されて、
良い一期一会だと思ってたんだけど、
そのギャルが同じ会社に中途入社でやってきて…

皆さんが「華麗なる食卓」「すんどめ!!ミルキーウェイ」のふなつかずきさんに求めるのは何でしょうか?
グルメ? バトル? 美麗な作画…?
いいえ、私が求めるのは…

おっぱいだ!

という訳でグランドジャンプで始めた連載がこの「釣って食べたいギャル澤さん」は、
釣り漫画であると同時に純情エロコメ漫画でもあります。
第一話からポロリもあるよ! やったー!

ギャル澤さんこと春澤祭ちゃんは社長の娘ということもあり、
会社でもとってもギャルをしているし、
釣谷くんへもグイグイ絡んでくるんだけど、
おっぱい見られたらとても赤面しちゃうし、
うっかり距離が近くなっても赤面しちゃったりと、
とってもピュアなところを見せるから可愛いんですよね…!

この漫画の魅力の半分以上はギャル澤さんのピュア可愛さで出来ている…!

まぁ、釣り漫画なので釣りの楽しさもしっかり描かれてるし、
魚の美味しさにお酒の美味しさも丁寧に描かれてはいるんですけどね。
実際、暖流や寒流が複雑に入り組む島国の日本は、
釣りを楽しむには最適な国だとは思うんですけども!
私は団子よりも花…、もといエロコメなので…!
これからも純情エロコメ展開をよろしくお願いします!

:: 2024/9/4 水曜日::

■[漫画]ついにシリーズ完結…!「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」19巻

21年続いた長期連載シリーズもついに完結…!
シリーズ累計で71巻とかなりの長編になりましたが、
それにも納得できる、最後まで面白い作品でした。
…「かおす寒鰤屋」で打ち切り食らってたあの大河原遁さんがなぁ…
人ってすんごい成長するもんなんだねぇ。

でも全く成長しない油虫こと、リッカルド親方には最後まで迷惑掛けられっぱなしの織部は、
今回もまた厄介事… というか面倒な仕事をすることになるんですよね。
まぁ、客がいて注文があれば仕事をするのが織部なんですけども。
毎回のらりくらりと人生舐めたことをしているリッカルド親方には忸怩たるモノがありますが…w

それにしてもアメカジを勧めるのはわかるけれど、
70代の紳士にあの装いをさせて、あの躍動感がある動きをさせるとか、
織部さんの腕は日本の下町にいても全く衰えませんね…
そして、最終巻でもちゃんと言うべきことは言ってるあたり、とっても織部さんだよねぇ…

ホント、その通りなんですよね。
良い服着てたら万事上手くいくかというと、そんなことはなく。
そう言えばこの作品にも白鳥さんみたいなのが居ましたしね…w

織部さんがケメ子に請われて人生訓みたいなことを言ってましたが、
それもまたじんわりと心に染みてきましたね。
幸いにして私の周りには他人の悪口を言う人間は殆どいませんが、
これからも自分は言わないように気を付けようと、襟を正した次第です。

しかしついに完結かー…
そして、ジラソーレの女性たちもみんな独身のままかー…w
最後まで面白かったけど、やっぱり寂しさはありますね。
でも、21年間もやったんですものね。
充分素晴らしいですよ。
お疲れ様でした!

でも、こち亀みたいに4年に一度くらいは短編描いてくれてもバチは当たらないと思いますよ!w

:: 2024/7/26 金曜日::

■[漫画]三姉妹の厄介な恋模様「百木田家の古書暮らし」5巻

百木田家の古書暮らし5巻百木田家の古書暮らし5巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (5)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (5)

梓沢さんは従兄ではなく伯父の浮気相手の息子だった…
そんな複雑な距離感が判明したことで、
雪解けを迎えていた二実はまたもや梓沢さんとの心の距離が離れてしまい、
メンドクサイ関係に戻るんだけど、
一果ちゃんや三稔もそれぞれに面倒な恋愛模様を繰り広げていて…

三姉妹はそれぞれ全然趣味嗜好どころか恋人に求めるモノまで全て違うけれど、
だからこそなのか、お互いに良い距離感を保っていると思うんですよね。
話し合いができて、フォローもできるんだけど、
踏み込みすぎない距離感がとても良い姉妹だと思います。

長女の一果ちゃんは初恋が忘れられずにバツイチにまでなった女。
その初恋相手が旧友である彼女にフラれて凹んでいるところを、
何とかモノにしようと全力を出し始めたんだけど…

口ではこんなこと言ってるけど、一果ちゃんは良い子だからなぁ…
絶対に初恋相手の先輩が幸せになるために全力を出しちゃうし、
その幸せは元カノとの復縁だからね…
それを理解できているからこそ、一果ちゃんは報われないと思います。

次女の二実は相変わらず面倒なんですけど、
妹には見事にその現状を看破されてますね。

ここまで心を抉るような本質を指摘されて、
逆切れすることもなく凹む当たり、姉妹の仲は良いですよ。
三稔は父と同じように、見ていないようで、しっかりと姉たちのことを見ていますね。

そして三女の三稔もまた面倒な恋をしているんですよね…

三姉妹の中で唯一の学生なので、
好きな人が困っていてもすぐに助けてあげられないもどかしさが有って、
それがとても若くて、眩しくて、切ないです。

それにしても三姉妹それぞれに本当に面倒くさそうな恋模様ですね。
二実は心の持ち方一つで簡単に何とかなりそうですけど、
それができないから問題なんですよねぇ…
何とか頑張ってほしいところです。

:: 2024/5/18 土曜日::

■[漫画]医師の領分「ラジエーションハウス」16巻

ラジエーションハウス16巻ラジエーションハウス16巻
出版社:集英社
原作者名:横幕智裕
作者名:モリタイシ
作者サイト:モリタイシ|note
作者twitter:モリタイシさん(@moritai4) / Twitter
紙書籍通販:ラジエーションハウス (16)
Kindle版まとめ買い:ラジエーションハウス
DMM電子書籍:ラジエーションハウス (16)

旅行先で知り合った女性の異常を動体撮影で見逃さなかった唯織は、
そこでの出来事で思う所があったのか、
杏ちゃんとの仲もほんの少しだけ踏み出したことで、
少しだけ距離が縮まったようで…?

アラサー男女とは思えない純真な二人を見てると、
とても応援したくなりますね。
幼馴染みの男女とはいえ、まだ恋仲とまでは行ってないんですけどね。
このペースだと進展するのはいつになるんだろう…?

次の章の患者はヨガインストラクターの女性ですね。
結婚して家庭に入るよりも、独立したヨガ教室を持ちたいという夢に向かって決断し、
ずっと努力を積み重ねることができる女性なんですけど、
そういった人にも病魔が忍び寄るから人生というものはわからないものです。

それでも心身の異常を感じて検査を受けたからこそ病気がわかるんですけど、
その病気の種類も医者によっては誤診されるかもしれないのが怖いんですよね…

奈良の言ってる事、そのものは大きく間違っている訳ではないんですけど、
人間は工業製品ではないから、ちゃんと患者の人生に向き合うべきだと思うんですよね。

奈良が医師という職業にプライドを持つのはわかるし、
かなりの努力を積み重ねてきたことは間違いではないんですが、
技師も努力を積み重ねてきたことに気付いてない点が致命的でしょう。
こういった心が未熟なお坊ちゃまの解像度が高くてビビリますよね。
わりとそこら辺に居そうなのがちょっと怖いです。

杏ちゃんの距離といい、今までは医師としての勉強に比重が偏りすぎて、
人間関係をずっと疎かにしていたんだろうなぁ、というのが想像できます。
ただ、そういった意味では唯織も全く同じなんですよね…
二人の違いは才能と、患者への向き合い方だと思うんだけど、
それが致命的なんだと思います。
二人が協力できる未来は… 来るのかなぁ…?

:: 2024/5/17 金曜日::

■[漫画]ヒロインの役割「マリッジグレー」6巻

マリッジグレー6巻マリッジグレー6巻
出版社:集英社
作者名:轍平
作者サイト:轍平 – pixiv
連載サイト:マリッジグレー – 轍平 | となりのヤングジャンプ
紙書籍通販:マリッジグレー (6)
Kindle版まとめ買い:マリッジグレー
DMM電子書籍:マリッジグレー (6)

結婚して1年以上経ったけれど嘉乃の直継ラブはまだまだ熱々!
直継と抱き合うためにもこもこなパジャマを買ったりしてるけれど、
あのもこもこ具合は今は亡き愛犬の花丸がモチーフではないでしょうか?
本当に嘉乃は直継に愛されるためには妥協を許さない奥さんだなぁ…!

嘉乃の良妻賢母っぷりは留まることを知りませんからね。
直継が頭痛に悩まされたら家庭できることを調べて、
料理にマッサージに労いの言葉で癒すし、
朝起きにくくなったら夕食や朝食を工夫したり、
朝にカーテンを開けて自然に目覚めるようにしたりと、
直継のために、どこまでも努力を積み重ねてくれるんですよ…!

嘉乃にとってのゴールが直継の妻だから、
ヘアモデルで評価されてもそれはブレないんだよなぁ…

強い…!
強いよ、嘉乃さん…!

嘉乃は直継に好かれるために色々と知識を得て、
PDCAを回して頑張ってきたからこそ、
直継以外と男性と付き合ったことはないのに、
直継の友人夫婦にも的確に助言できるのも強いんですよね。

夫に改善して欲しいことを要求するのではなく、
夫の努力を褒め称えるというのは、なるほど、確かに。
些細でも、こういうのをちゃんとやるのは重要ですよね。
夫婦だからこそ、こういった普段の労いは大切なんだと思います。

嘉乃はそういう所は本当に出来てるし、
さすがに直継も嘉乃からの愛情を信じられると思うけれど、
確信を持つためにも、そろそろ本当に出会った頃のことを教えてあげて欲しいけど…
まだまだ難しいでしょうね…w

:: 2024/5/6 月曜日::

■[漫画]日本編クライマックスか…?「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」18巻

縦型ドラマ編も終わり、この18巻では日本の社会人の服飾トラブルに原点回帰しています。
奇を衒った独り善がりのファッションを第三者の目から見て忠告したり、
異業種に異動になったことで装いの意味が変わったことに気付かせてあげたり、
本人には気付きにくいものを分かりやすく教えてくれるのです。

自分が詳しくない業界だと、どうしても違和感に気付きにくいものがありますけれど、
専門分野だと「それはちょっと違う」ということは多々ありますからね…
私も「有機EL液晶」という文言を見た時は毎回苦笑しちゃいますし、
それに似たようなものなのだろうな、と思います。

ただ、織部さんの凄いところは自分の専門分野以外のところの専門用語を知っていて、
それでお客さんの蒙を啓かせているところなんですよね。
今回も石灯籠の御間型という聞き慣れない言葉を使っていましたし、
本当に勉強家なのだな、と思わされます。

今後もそのような話が続くものだと思ってたのですが…

まさか親方が帰宅されるとは…!
これは下町テーラー編もついに終わりが見えてきたということでしょうかね?
確かにナポリの人々も巻末以外で読めないのは悲しいものがあるので、
そろそろナポリに戻って欲しいとは思うのですが…

それはそれとしてユーリア社長たちの水着姿はとても魅力的だと思いました。
とっくにアラサーは超えてると思うんだけど…
ダイナマイトだわぁ…

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