本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2023/11/27 月曜日::

■[漫画]一年生になったら「カナカナ」6巻

カナカナ6巻カナカナ6巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (6)
Kindle版まとめ買い:カナカナ
DMM電子書籍:カナカナ (6)

ついにカナちゃんも小学生に上がる!
それに合わせて第一部完!?
そんな驚きの展開の6巻ですが、
初っ端から騎士に憧れる英子ちゃんがトイレを我慢して駆け抜けます!
うん! いつも通りだな!

小学生にあがると言えばランドセルだけど、
そのランドセルが嬉しくて背負って外に出ちゃうのはわかるし、
うっかり傷つけちゃって絶望するのはわかるなぁ…

でも、カナちゃんはそこからちゃんと謝るのは偉いよ。
英子ちゃんが相談に乗ってくれたからっていうのはあるけれど、
まだ小学生に上がる前だというのに、人間として一歩成長できてるよ!
もちろん、マサが叱ったりしないっていうのが大前提だけどね!
酷い親だとボロクソにけなして子供を更に泣かせますからね…
カナちゃんは良いファーザーを持ったよ…

そして小学校に入学したカナちゃんですが、
心が読める子が集団生活なんて、そりゃ地獄ですよね…
しかも相手はアホな小学生男子ですよ…!
そりゃ大変に決まってます。

でも英子ちゃんはチンコを見せてくるアホガキ上級生を容赦なく急所攻撃するのだ!
英子ちゃんってばやるぅー!

何だかんだで大変なこともあるけれど、
英子ちゃんという友達と、マサというファーザーがいるから、
カナちゃんはきっとこれからも大丈夫ですよ。

できれば第二部も読んでみたいんだけど…
どうなるかなぁ…?

:: 2023/4/29 土曜日::

■[漫画]父と粋とラブコメと「カナカナ」5巻

カナカナ5巻カナカナ5巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (5)
Kindle版まとめ買い:カナカナ
DMM電子書籍:カナカナ (5)

初っ端からカナちゃんの誕生日スルーが発覚して慌てるマサだけど、
結果としてカナちゃんの可愛らしい笑顔が見られたのでOKです。
やはりマサはカナちゃんのファーザーだよ。
セブンセンシズには目覚めてないかもしれないけど。

マサはファーザーの波動に目覚めたけれど、
英子ちゃんパパはファーザーのメッキが剥がれてしまったため、
英子ちゃんに嫌われてしまうのだった…

英子ちゃんパパも可哀想だけど、
わりと自業自得ではあるので仕方ないよね。

マサの斜め上の発想もそうだけど、
それでたまたま解決しちゃったものだからカナちゃんも間違った学習をしちゃって…
良いのかなぁ…w

それとおばちゃんの娘の洋子さんの話ですが、私はこれがとても好きです。
お下がりで申し訳ない洋子さんと、お下がりがいっぱいで嬉しいカナちゃん。
上手く言えない洋子さんと、心が読めるせいでお礼を上手く伝えられないカナちゃん。
タイプが違えどもコミュ障な二人の仲を取り持つために、
カナちゃんに相談された沙和さんが頑張る姿がとても微笑ましくて良かったなぁ…
最後は綺麗に締めてたしね。

カナちゃんが子供らしい感じになるのも良かった。
みんな頑張って、みんな褒められて、みんな良い。

それと高校生のラブコメに奔走する英子ちゃんとカナちゃんも可愛かったです。
カナちゃんがラブコメするのはいつになるのかなぁ…
心が読めてしまうがために苦労するだろうけど、
マサみたいな相手ならきっとラブコメできるはず…!

:: 2022/7/18 月曜日::

■[漫画]カナは飛べるはず…「カナカナ」4巻

カナカナ4巻カナカナ4巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (4)
Kindle版まとめ買い:カナカナ
DMM電子書籍:カナカナ (4)

夏が終わるのを警戒していたマサだけど、
その理由は優しいけどアホらしいもので肩の力が抜けましたね…w
まぁ、とてもマサらしいとも思いましたけど。
マサは愛が分からないと言ってますが、カナちゃんは愛されてると思いますよ。

それにしてもカナちゃんもだいぶ子供らしくなってきたなぁ…
保育園では失敗してたけど、
台風が来た時のハラハラとワクワクの両方を味わってて微笑ましかったです。
わりとデンジャラスではあったけどね…!

そして沙和のお下がりのレインコート姿が可愛い!

うーん、これはアリだな…!

それと海鳥を助ける時に協力した理知的なお嬢様な英子ちゃんですが、
パパさんが無駄に漢気を発揮してくれたお陰で、
カナちゃんと仲良くなる機会に恵まれて、
二人で楽しんでいるのは微笑ましくて心が温まりましたね!

心が荒んでいたカナちゃんが、
少しずつ子供の純真さを育んでいくのはとても良いものだと思います…!

5巻ではどんなカナちゃんが見られるのかなー
楽しみ。

:: 2022/2/24 木曜日::

■[漫画]早くもドラマ化決定!「カナカナ」3巻

カナカナ3巻カナカナ3巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (3)
Kindle版まとめ買い:カナカナ
DMM電子書籍:カナカナ (3)

西森博之「カナカナ」NHKで連続ドラマ化、元ヤンの眞栄田郷敦が孤独な少女育てる – コミックナタリー

はや! まだ3巻やで!?

とはいえこの作品が面白いのは間違いないので、
NHKの慧眼を褒めてあげたい気持ちもなきにしもあらず。
カナカ役の子役ちゃん、演技力が求められそうで大変だわね…

さて、そのカナちゃんが2巻ラストで連れ去られそうになってしまいますが、
そこに駆けつけるマサがとった手段が中々にエグかったですね!

恐ろしく速い手刀。
オレでなきゃ見逃しちゃうね。

しかし手刀で気絶させるなんていくらマサでも無茶がすぎるというか。
こういったのはフィクションでしか無理だと思うんですよ。
いや、この作品はフィクションなんですけどね?
まぁ、ちゃんと理由というか設定が後になって語られたのには笑っちゃったけどw

それと3巻で一番好きなエピソードはやっぱり海鳥の回かな。

普通の人たちの善意が集まって海鳥を助けるという、
ただそれだけの回なんだけど、実に良かったです。
西森博之さんは人間のクズを描くのが上手いけれど、
普通の人々の善意を描くのも上手いよね。

それにしてもマサは秋や冬が嫌いみたいだけど、どんな秘密があるんだろう…?
またしょうもない理由な気がしないでもないですが、
話が面白くなるのは間違いないと思うので、4巻も楽しみです。

:: 2021/7/26 月曜日::

■[漫画]マサのお嫁さん候補「カナカナ」2巻

カナカナ2巻カナカナ2巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (2)
Kindle版まとめ買い:カナカナ
DMM電子書籍:カナカナ (2)

心が読める少女カナカと、見た目ヤクザで心は純真な男マサ。
悪意ある親類に連れ去られそうなところをマサに助けられたカナカは、
遠縁の親類だったこともありマサに引き取られて、
マサとのハートフル(?)な日常を送ることになるんだけど…?

2巻ではマサに惚れているけど素直になれなさすぎる女性が出てきましたよ。
見た目はわりといいし、マサのことを純粋に想っているんだけど、
心と言動が全くの正反対という天の邪鬼がすぎるサワちゃんです。

カナカは心が読めるのでサワちゃんの葛藤が丸わかりなので、
乙女心としてはライバルになるんだけど、
自爆しまくるサワちゃんをフォローしてあげてるんですよね…
カナカってば良い子すぎる…

人の心がわからないマサやユースケたちに、
懇切丁寧に「はじめてのおつかい」における親たちの心情を解説してくれるあたり、
サワちゃんもわりと良い子だと思うんですよね。
問題は恋心を全くこれっぽっちもマサに伝わりそうにないことなんですよね…
サワちゃんが頑張るしかないと思うんだけど、ハードルがべらぼうに高そうだよなぁ…

「はじめてのおつかい」イベントと言えば、
マサのせいでめっちゃ難易度が上がってしまったカナカちゃんが悲惨でしたね…w

活字を読む機会が少なく、知識量も少ないマサは、
これ以外にも色々とやらかしそうだなぁ…
これを支えるとなるとカナカちゃんもサワちゃんも大変だぞ…

この2巻ラストではわりと不穏な展開になっちゃってますが、
マサなら気分爽快に解決してくれそうなので安心はしてます。
でも、早く読みたい…!

:: 2021/2/15 月曜日::

■[漫画]ロハスロハス「カナカナ」1巻

カナカナ1巻カナカナ1巻
出版社:小学館
作者名:西森博之
紙書籍通販:カナカナ (1)
DMM電子書籍:カナカナ (1)

人の心の声が聞こえてしまう少女、佳奈花。

頼れる親類もおらず、能力を悪用しようとする親類しかおあらず、
逃げ出したカナカが出会ったのは心が南国の風景の日暮正直(まさなお)だった。
見た目はワルだけど豪放磊落なバカな正直はカナカを助けることにして…

サンデーSで連載しているベテラン作家の西森博之さんの新作です。
昨年末に出たんですが読んだのが今年に入ってからだったので感想書くタイミングを逃してました。
2巻が春頃に出るということなので、出る前に書いておかないとなー
という訳で今更書いている次第であります。

まぁね、西森博之作品という時点で面白いのは確定しているわけですよ。
私は「道士郎でござる」が一番好きなんですが、
この「カナカナ」は「お茶にごす。」が近いかもしれませんね。
デビルってほどに恐れられてはいないけれど、
ガタイの良いコワモテって時点で恐れられますからね、正直は…

しかしカナカちゃんは心が読めるので、正直の美しい心がわかるのです。
まぁ、美しいというか脳天気というか、その… バカというか…
そんな正直だから心を許してほぼ初対面なのに実の親子みたいに心を通わして、
あっという間に惚れちゃうわけですよ…

あらまー、小学生にも上がってないのに女の顔しちゃって…
そりゃ心が読めちゃえば否応なく心は一気に成長しちゃうだろうけども。
とはいえ実年齢は親子ほどに離れてるからなぁ。
「うさぎドロップ」とかあるけど、この「カナカナ」もそっちに行くのかしら…

まぁ、何にしても西森博之作品らしい面白さが詰まってるし、
「お茶にごす。」よりもだいぶロハスなので、
ストレスフルな世の中で一服の清涼剤って感じなのでお勧めです。
サンデーうぇぶりでも読めますので第1話も読めます。
ですので、是非どうぞ。

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