■[漫画]弱火でコトコト、ラブコメランチ「土曜日のランチメイト」2巻
土曜日のランチメイト2巻
出版社:COAMIX
作者名:高尾じんぐ
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
作者twitter:高尾じんぐさん(@takao_g_ing) / Twitter
連載サイト:土曜日のランチメイト – 高尾じんぐ | ゼノン編集部
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これから面白くなると思ったんだけど、残念ながらこの2巻で完結です。
ラブコメ+料理というわりと王道な組み合わせで、
内容も外れのない王道的な面白さがあったんですが…
うーん、世知辛い世の中やで…
90年代の中学校での半ドンの二人ランチはどれも良いモノがあります。
野球を頑張る宮森くんのためにカツサンド作ってあげるとか、
母親というよりも恋人のすることだと思うんだけど、
真穂ちゃんはあんまり自覚ないんだろうなぁ…
成長して、振り返ってみたら甘い青春だったと気付くような思い出ですよ。
そしていつも料理をして貰ってばかりで、自分からリクエストも出さないという、
昭和のお父さんみたいなことをしている宮森くんですが、
魚を捌くことができない真穂ちゃんの代わりにサクっと捌いてあげたのは、
これまた昭和のお父さんって感じで良かったですね。
普段は家事とかしないのに、
たまに見せる男らしい家事スキルはギャップがあってカッコイイわけですよ。
真穂ちゃんの好感度も上がってましたしね。
真穂ちゃんの体調が悪い時は気付いてあげて、
看病までは出来ないけれど気遣ってあげたり、
ちゃんと良いところを見せてくれてて良かったんですよね。
このままじっくりと弱火でコトコトと温めるのかと思っていただけに、
唐突な最終回には驚かされ、悲しまされましたけども…
とはいえ、最終回はとても良かったと思います。
二人らしい気持ちの伝え合い方だったし、
ラブコメ、というにはまだちょっと甘酸っぱいくらいの若さだけど、
二人のこれからが容易に想像できるようでした。
良い作品なのでお勧めです。
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