よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2025/3/18 火曜日::

■[ラノベ]面白さが希釈された薄味のスープのような内容「ソードアート・オンライン プログレッシブ」9巻

吸血鬼になったキリト。
陽光を浴びたらほぼ即死という強烈な弱点ができたため、
アスナとキズメルの二人から手厚く保護されているんだけど、
それはそれとして、クエストを進めるためには出歩く必要があり…

物語は全く進んでいません。
これは間違いなく、作者が存命中に完結しないでしょう。
エヴァは間に合ったし、ガルパンも何とかなりそうですが、
SAOを含めた川原礫作品は間に合わない可能性が大です。
というか、川原礫さんって多作だけど一つも完結させたことがないですからね。
実力派のベテラン作家だけど、ある意味ではとても未熟な作家さんなのです。

無印1巻では面白さが凝縮されていたものですが、
今はつけ麺のスープを希釈して味わっているかのようです。
丁寧な情景描写や、キャラクターに感情移入できる描写は上手いのですが、
そればかりに文章が使われているせいで、時間軸が全く進まないんですよね…
それがもうストレスが溜まって溜まって…

もちろんキャラクターの魅力は凄いですよ。
アスナはツン期が残っていながらキリトと一緒にお風呂に入ったり、
キリトはナチュラルにアスナへのデレを見せたり、
そこはとても魅力的なんですけどね…

しかも今回は上下巻構成なのに、下巻は間を開けることになるようです。
はたして、下巻が出る頃には上巻の内容を覚えているかどうか…
とてつもなく不安ですね。

:: 2021/6/13 日曜日::

■[ラノベ]キリトの血の味「ソードアート・オンライン プログレッシブ」8巻

第7層カジノの街ウォルプータを支配するナクトーイ家とコルロイ家。
二つの家の騒動に首を突っ込むキリトとアスナは、
キズメル救出をしたりしつつクエストをこなしていくんだけど、
カジノの不正をはかるコルロイ家の陰謀は幾重にも張り巡らされており…

キリトさんの潜入作戦からの思い付き行動がどう伏線として機能するかと思ったら、
特に何も回収されずに終わってちょっと呆然としちゃいましたね!
まぁ、9巻以降に回収されるのではないかと期待したいところではあるのですが…
先は長いなぁ…w

しかし運営がチート行為をするゲーム内ギャンブルとか、
リアルであったら炎上間違いなしですよ。
キバオウさんたちにしてみれば、詐欺以外の何でもないからなぁ…
まぁ、ギャンブルなんてせずに前進するエギルたちが正道に思えますね!

ニルーニルの正体やキオやキズメルの過去といい、
NPCのAIとは思えない言動の数々に感銘を受けているキリトとアスナですが、
ここからアスナはどういった理由でAIを切り捨てることになったのか…
何度も言いますが、それが気になって仕方が無いですね。

あと、巫女の話が出てきたけど、あれは「ホロウ・リアリゼーション」かな?
コミカライズ版をちょろっと読んだことしかなかったので確証はないけど…
これからのエルフのクエストでそこら辺の話の掘り下げたりされるのかな…
9巻以降ではそこらへんが詳しく語られると良いんだけど…
はたしていつ頃刊行されるのか…

それにしてもキリトの変化は一時的なものかと思ったんだけど、
しばらく続くっぽいですね。
正妻のアスナさんからすれば介護しないとですね!
介護はアリスの専売特許じゃないことを読者に見せつけてください!

:: 2021/3/14 日曜日::

■[ラノベ]黒剣士は祈らない「ソードアート・オンライン プログレッシブ」7巻

パズルとPK集団の悪意を突破して七層にやってきたキリトとアスナ。
キリトにしては珍しく朧気な記憶しかなかった七層だけどその理由もすぐに判明。
ベータテスト時代、多くのプレイヤーが罠にかかり絶望した七層…
そう、七層には人の欲望が渦巻くカジノが存在したのだった…!

実に3年ぶりとなるプログレッシブシリーズですが、
今回も上下巻構成になっているため、この7巻だけでは完結してません。
続刊は夏に発売予定なので半年は悶々としてしまいますが、
そこそこキリが良いところで終わってるのがせめてもの救いかな…

今回はアルゴの依頼で受けたクエストがカジノの不正摘発だったけど、
どうにも胡散臭そうなのが何ともアレですね…
何となくフォールンエルフが裏で絡んできてそうですが、
それ以上に出番がないのにPK集団がとても不気味ですね…

そして我らがヒロインのアスナさんですが、
ギャンブルに行こうとするキリトの手綱を握ったり、
トレヴィの泉っぽいところに「愛する人が結ばれる」と言われる2枚のコインを入れたり、
この頃から正妻感が育ちまくってますね。

今回キリトが食べたポットシチューでウサギ肉が一番好きだったというセリフも、
本編1巻に繋がってると思うと中々に趣深いです。
アスナさん、キリトのことを記憶しすぎでしょう…
本当に正妻感が半端ないぜ…

そう言えば帯に書かれていましたがSAOPが劇場アニメになるみたいですね。
どうやら序盤の頃が描かれるみたいですが、既にTVアニメで描かれたんですよね…
再構成して膨らませるのかな…?
続刊ともども楽しみですね。

:: 2018/5/16 水曜日::

■[ラノベ]AIの進化「ソードアート・オンライン プログレッシブ」6巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) | Twitter
Kindle版:SAOP 6
DMM電子書籍:SAOP 6

パズルギミックに支配されたアインクラッド六層を攻略するキリトとアスナだけど、
”スタキオンの呪い”クエスト中にPK集団の襲撃を受けてしまう。
その際に領主NPCが殺されてしまいクエストが中断してしまうが、
実際はクエスト内容が変質しながらも続いており…

アスナさんが優秀すぎて怖い…!
名探偵コナンばりの博識と頭の回転の速さで謎を攻略していて、
アスナさんがいないと間違いなく全滅するのでは? と思いますね。
しかし、PK集団の悪意によってクエスト内容が変質したせいなのかもしれませんが、
ボス攻略の難易度が鬼畜すぎて、茅場さんってばプレイヤーを全滅させるつもりとしか思えません。
これ、実際にあったら全滅を繰り返しながら攻略に1週間以上掛かるヤツなのでは…

それにしても覚醒スキルとか、主人公らしいものを習得しましたね、キリトさん。
あんなイレギュラーな方法で手に入るスキルがないと生き残れないとか、
PK集団の悪意とか含めても運命が苛酷すぎるでぇ…!
ちなみにこの覚醒スキルですが、先日のコミティアで出された同人誌を読む限り、
終盤のシーンだけでなく別な意味でも今後必要になってくるみたいですね。

しかし新登場したキューザックの皆さん…
結果として事態を悪化させるだけの存在となってしまって割りと不憫というか…
次回以降で再登場するかもしれませんが、今後彼らが役立つことはあるのだろうか…
できれば成長してキリトさんたちを助ける存在となって欲しいんですが。
あと、クラインの再登場も待ち遠しいですね。

それにしてもAIの進化っぷりがヤバイですね。
昨今の現実を取り入れているんでしょうけども、
これによって本編のアスナさんの過去の言動と整合性が更に取れなくなってきたのが心配です。
やはり、何かAIに絶望するシーンとかあるのだろうか…
それとも無かったことにして別世界線であると押し通すのか…
うーん、ヤキモキするなぁ。

:: 2018/5/15 火曜日::

■[漫画]さらば愛しきたわわ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」7巻

原作2巻のエピソードで比村奇石さん版のSAOPコミカライズは終了です。
非常に残念ではあるし勿体無いとは思うのですが、
比村さんほどの”自分で稼げる作家”をKADOKAWAが養えるほどの甲斐性があるとは思えませんからね。
これも時代なのかな…

これで完結とはいえ比村さんは最後まで仕事はきっちりとやってくれました。
原作とはかなり違った展開になっていますが、
絵で魅せるメディアである漫画ではこちらの方が良いですよね。
何せ、原作だと終盤はほぼ会話だけで成り立っちゃってるもんなぁ…
原作そのままだとどう考えても地味すぎる…!

しかしバトルメインにするにしても、
そこでキズメルさんの胸の装甲だけ剥落させてたわわ分を過剰に供給するあたりは、
比村さんが職権濫用しているとしか思えませんでしたね!(笑
いや、私は大好きですけども!

それと、キズメルの仇討ちとキリトvsモルトの両方で感じたんですが、
敵の言動へのイラツキ度合いが半端ないですね!
川原礫作品では悪辣な悪役が多いとはいえ、これはちょっとベクトルが違っているというか。
比村さんのバックボーンから考えると間桐慎二の遺伝子を感じざるを得ない…!
まぁ、そんな悪役をキッチリ倒してカタルシスを感じるのはSAOPだなぁ、と思います。

それにしても最後までキズメル、アスナ、アルゴといった女性陣が輝くコミカライズでした。
一応この続きは別の作家さんが描かれるとのことですが、
比村奇石版SAOPはこれが最後なのかと思うと残念ですね。
まぁ、月曜日のたわわでたわわには毎週会えるのでそれほど淋しさはありませんけども。

取りあえずお疲れ様でした!
また比村奇石さんの漫画の次回作に会えることを楽しみにしています。

:: 2018/2/16 金曜日::

■[ラノベ]パズル&トラップズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」5巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:wordgear
作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

PoHとの邂逅でPK集団の危うさに具体性が出てきた中、
辿り着いたアインクラッド六層はパズルギミックだらけの街。
アスナとパートナーを組むキリトは領主のクエストをこなし、
攻略を進めるつもりだったけれど既に罠が張られていて…

まさか2年以上も待たされるとは思わなかったよ…!
流石に前巻の内容がうろ覚え状態ですが5巻も面白かったです。
ツン期のアスナが見せてくれる無自覚なデレは、
今のデレ期100%のそれとは一味違っていてこれはこれで良いモノです。

それにしてもPK集団のモルテは本当に頭が良いというか…
倫理に縛られない自由な発想による悪辣さは本当に凄いよなぁ。
そこに思い至れないあたりはまだまだキリトさんも中二ですよね。
中二でそこまで頭が回ったらむしろ怖いレベルですが。

しかしお風呂場でバッタリとかベタベタにもほどがあるけれど、
そこからオレンジカーソルにならないためという理由を付けて、
押し倒すまでいくとか凄いとしか言い様がないですね!
やはり川原礫さんはプロ作家だなぁ、と感心しました。(そこで?

まぁ、何にしても面白かったけれど六層は上下巻構成だとは…
次巻は早めに出るみたいだけど…
これ、完結まで何十年掛かるんだろう…(笑

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