本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2021/11/6 土曜日::

■[ラノベ]クロウ・レコード アフター「インフィニット・デンドログラム 17.白猫クレイドル」

インフィニット・デンドログラム17巻インフィニット・デンドログラム17巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキさん(@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム 17
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DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 17

デンドロのアニバーサリーイベントの参加チケットをたまたまゲットしたレイとジュリエットたちが、
普段直接絡むことがない王国外のプレイヤーたちと一堂に会してのバトルロイヤルに!
基本的に第六形態に到達しているプレイヤーが居る中でレイが格上を相手にする中で、
ジュリエットは親友のチェルシーと全力対決をすることに…

以前アライブで連載していた外伝クロウ・レコードの直系とも言える話ですね。
web版にはない完全書き下ろしの中編とも言うべきものでしたが面白かったです。
特に王国とは距離があって普段会うことがない天地のプレイヤーと共闘したり殺し合いしたりと、
濃密なバトルをしたのが新鮮みがあって良かったです。

レイの大学の友人であるアルトですが、
非戦闘員のようなジョブ構成だけどエンブリオの相性差によって、
まさかのモンスターをテイムしちゃってたのには笑っちゃいましたね。
ラノベのスローライフを望みながら巻き込まれる主人公みたいな設定というか…w
強く生きてください。

そしてジュリエットとチェルシーの戦いですが、これもまた興味深かったです。
海というフィールドを十全に使って全力を出し切ることができたチェルシーと、
それに全力でぶつかり、賭けに出て、打ち破るというのは爽快感がありましたね。
最後に家庭教師というリアルでのハードルをご都合主義で乗り切ったのにはちょっと笑いましたw

しかし、死音さんのお馬鹿っぷりは嫌いじゃないな…
本編での出番がもっとあることを願うばかりです…w

:: 2021/6/11 金曜日::

■[ラノベ]冥王、殺人姫、蒼穹歌姫「インフィニット・デンドログラム 16.黄泉返る可能性」

今回のインフィニット・デンドログラムはユーゴーたちがメインの物語。
レイとネメシスの出番は全くないけれど、
レイとネメシスと対になる超級タッグは出てきます。
その名は冥王ベネトナシュとそのエンブリオのペルセポネ。
もう一つのレイの可能性です。

黄河から盗まれた珠を巡る三つ巴の勢力がカルディナ第二の都市コルタナに集うことで、
珠の持ち主である悪徳市長を中心に騒動が起こってしまうんですが、
市長は自業自得でざまぁ展開で爽快感はありましたが、
市長の犠牲になった人々の悲劇の前には微々たるものでしょうね。
それを体感できてしまうからこそ、冥王はリアルの人生を投げ捨てて、
この世界を生きているのが悲しいですね。

殺人姫エミリーの強さは常軌を逸してましたが、
ユーゴーは相性差と成長した観察眼と諦めのなさが上手いこと噛み合いましたね。
とはいえ、偶然というか運の部分が多いので、
二回目が通じるかは微妙なところだとは思うのですが…

それにしても冥王の必殺技はわりと反則級ですよね。
もちろん、彼が今まで培ってきた信頼と実績あってこそですが、
英霊召喚みたいなものじゃないですか。
どれだけ引き出しがあるのかわからないだけに初見殺しが出来そう…

レイと冥王が出会った時に何が起こるのか…
心配であり、楽しみです。

:: 2021/2/7 日曜日::

■[ラノベ]期待のヒーロー「インフィニット・デンドログラム」15巻

インフィニット・デンドログラム15巻インフィニット・デンドログラム15巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキさん(@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム 15. GAME OVER
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 15. GAME OVER

講和会議の席で行われた獣王との戦い。
そしてその裏ではクラウディアが企み盗賊王ゼタが実行した王都襲撃があった。
犯罪クラン<IF>が作りあげた改人たちが跳梁跋扈する中で、
王都に残ったマスターたちは壮絶な戦いを繰り広げ…

ライザーさん、最高に格好いいですよね…
登場初期からネタキャラのようで噛ませ犬のようであったライザーさんですが、
何度負けても折れず、諦めず、立ち上がり、
恩人との絆の結晶を最後まで使い切って人々を護るとか…
熱いにもほどがあるでしょう…!
ライザーさん、貴方こそヒーローですよ…!

そして王城に侵入した改人たちですが、
テオドールたち聖騎士の戦いが熱かったですね!
圧倒的なレベル差を前に諦めずに戦う姿は、
かつて目の当たりにしたレイに影響を受けているんでしょうね…
その努力が見事に結実した瞬間には熱くこみ上げるものがありましたよ…

そして色々と出てきたこの世界の設定ですが中々に濃いですね…
これ、何とも難しいというか何というか。
邪神を倒したいクラウディアと、妹を護りたいアルティミアで、
絶対に相容れない関係が詳らかになってしまったというか。
平和な解決策が見当たらないですね…

次回からはレイ以外が主人公の物語に移りますが、
Web版から考えると結構な長編になりそうですね。
次にレイたちが出てくるのは何巻あとかな…?

:: 2020/10/17 土曜日::

■[ラノベ]綱渡りの詰め将棋の果てに…「インフィニット・デンドログラム 14 物理最強」

インフィニット・デンドログラム14巻インフィニット・デンドログラム14巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキ / taiki −𝗦𝗦𝗦さん (@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:-インフィニット・デンドログラム- 14.物理最強
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DMM電子書籍:-インフィニット・デンドログラム- 14.物理最強

ガードナー獣戦士理論の究極形にして完成形。
世界最高のステータスを持つ超級ベヘモット。
彼女を倒すために策を練りに練ってきたレイだけど、
超級の中でもシンプルな強さを極めた彼女に対して、
そもそもまともな戦いが出来るのか…?

ベヘモットへの対策を練っているのはわかってたんですよ。
何しろ情報はかなり揃っているし、味方には頭脳戦が強いルークがいるし。
とはいえ、それでもこんなに味方がバタバタ死ぬとは。
というか、詰め将棋のように詰めても新しい情報で一発で盤面がひっくり返るとか、
わりと絶望的なんですよね。

それでも諦めずに立ち向かうあたりが不屈なんだけど、
文字通り自分が死んだとしても一矢報いるとか、とてもレイらしいな、と。
そして見事に漁夫の利を得ているところとか月夜先輩らしいな、と。
いやほんと、皇国のことを言えないくらいに悪辣でしたね、月夜先輩。

クラウディアの事情とかも結構ディープみたいですが、
それについていけるアルティミアも大概タフですよね。
親友として通じ合っているけれど、
お互いに譲れないモノのために戦争に突入するわけですが…

その前にまずは王都での戦いもありますね。
あっちはあっちで結構なバトルなので楽しみです。

:: 2020/6/4 木曜日::

■[ラノベ]理不尽な死に終止符を「インフィニット・デンドログラム 13.バトル・オブ・ヴォーパルバニー」

皇国からの申し出によって講和交渉を行うことになった王国。
講和が成されれば良いけれど、戦争になったらランカーじゃないと参加できない。
レイはチェルシーのクランに間借りさせてもらうはずが、
痴情のもつれで解散してしまっていたため、自らクランを立ち上げることになるが…

今回は前後編ですね。
前哨戦としては強者すぎる二人の戦いもありましたが、
主人公であるレイたちの戦いはまだこれからですからね。
14巻が待ち遠しいですが、我慢できな人はWeb原作を読むことをオススメしますw

それにしても皇国の陰謀が悪辣 of 悪辣ですね。
ルールの隙間を突いてくる上に、
それがダメでもすぐ次のプランに移行できるとか、
流石はフランクリンを擁する国家だけありますよ。

それだけにお馬鹿な魔将軍は逆に可愛いというか。
アッサリと女化生先輩に即死コンボ決められてて、
情報に疎いデメリットをこれ以上なく見せつけてくれましたね。
いやはや、連敗記録が更新されたみたいで喜ばしいことですw

美味しいところは14巻に持ち越しなのが残念ではあるのですが、
カシミヤの強さの秘密がわかるのは美味しかったと思います。
うーん、子供なのに思慮深く努力も怠らず…
同じ子供なのに魔将軍とどうしてこんなに差がついたのか…
慢心… 環境の差…

:: 2020/2/3 月曜日::

■[ラノベ]狂おしき一日、或いは「インフィニット・デンドログラム 12.アイのカタチ」

現在アニメ放映中の「インフィニット・デンドログラム」の最新刊です。
私はまだアニメは2話までしか見てないんですが、優等生な出来ですね。
原作に忠実に、ちゃんと動いて面白く出来ていると思います。
この12巻までアニメ化されるとは思えないというか、
あとがきで女化生先輩の声優が決まってないことから考えて第一部まででしょう。
キリが良いところまでは行ってくれると思うので、そこは安心です。

さて、この12巻はいつもとちょっと毛色が違います。
短編集というわけではないのですが、今回の主人公はレイくんではありません。
もちろんレイくんが悪漢とバトって勝利する展開はるのですが、
今回の物語の主人公はどう考えてもフィガロであり、ハンニャです。

とどのつまりは、二人の物語にマスターやティアンどころか、
管理AIすらも巻き込まれて一騒動があったという話です。
綺麗にハッピーエンドになっているし気持ちよく読めましたね。
Web版から加筆があったのでボリュームも満点で大満足でした。

それにしてもルークが真相に気付かずに迅羽だけが気付いてるのは、
やはり迅羽が女の子だからなのか、
それともフィガロが言っていた通り、決闘をしたから分かりあったのか…
うーん、両方なのかもしれない。

それにしても1年間の文通で想いを育んだとか平安貴族みたいですが、
よく考えたらフィガロは生い立ち含めて似たようなもんですね。
ハンニャも前回の恋は手酷い目に遭ってしまいましたが、
それによってフィガロと出会えたんだから人生万事塞翁が馬というやつですよ。
お幸せに!

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