本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2015/4/3 金曜日::

■[ラノベ]バカとキスとスカートめくり「バカとテストと召喚獣」12.5巻

バカとテストと召喚獣12.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-03-30 )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二(@Kenji_Inoue_)さん | Twitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ(@hagapon)さん | Twitter

Kindle版:バカとテストと召喚獣 1
Kindle版:バカとテストと召喚獣 2

Kindle版:バカとテストと召喚獣 11
Kindle版:バカとテストと召喚獣 12

本編完結から一年以上を経てのラストを飾る短編集の発売。
作者の井上堅二さんご自身が既に別の漫画原作を手掛けていることもあって、
懐かしい旧友と再会し、相変わらずバカだなぁ、とお互い笑い合う。
そんな同窓会のような気分になりました。

時系列的には12巻の後、恋愛禁止という校則が実施されてからのものになります。
クリスマスとそれに伴う仁義なきアホな諍いと、
何故かスカートめくりをするために明久が女装したりと、
本当にこいつらバカだな、と思わされることが多々あるというか、
そんなことしか起こってないというか。

ヒロイン的には最後は姫路さんが良いトコを持っていってくれたけど、
他は美波が良いポジションを占めていたように感じます。
明久とキスするために公然と攻勢をかけてきたり、
スカートめくりされた時のリアクションとか良い女子力を発揮してましたよ。
これで前世(初期設定)が男だったというのが信じられない。(笑

表紙のナイムネで当ててんのよしつつ、
帯の下に隠れる形でしっかりと明久に手錠を掛けていたりと、
姫路さんともども良いダブルヒロインでした。
もうこいつらに出会うこともないかと思うと少々寂しいですが、
あとがきにあるように「ぐらんぶる」では明久が大学生になったかのようなキャラが、
非常にバカやってますので、そちらで楽しんでいきたいと思います。

ぐらんぶる(1)

ぐらんぶる(2)

ぐらんぶる(3)

:: 2013/12/7 土曜日::

■[ラノベ]バカたちよ、永遠なれ!「バカとテストと召喚獣」12巻

バカとテストと召喚獣12 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2013-11-30 )
文庫 ( 285 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
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絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
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遂にバカテス本編の最終巻!
最後ということっでバカテスの男達が表紙になっております!
うーむ、ムダに男臭いな!
ただし、秀吉は除く。

三年生vs二年生の試召戦争で劣勢の中で、何とか戦線を硬直させることが出来た明久たち。
雄二と霧島さんは一区切りがついたけど、明久の方は髙城先輩の暗躍もあり、
中々気持ちが通じ合わないままで試召戦争が続いていき、
物語も佳境に入っていくんだけど…

やっぱりね! 明久はバカであってこそだよね!
下手に考えを巡らせると髙城先輩の術中にハマってドツボにハマってましたが、
美波の献身もあってちゃんとバカはバカらしく真っ正面から突撃してて、
それでこそだよなぁ、と思いましたよ。
それにしても髙城先輩、頭の良さが本当にムダというか残念な人だったなぁ…

姫路さんが可愛いのはもちろんでしたけど、
美波も本当に良い女してましたよね。
ヒロイン度としては姫路さんに全然負けてませんでしたよ。
エピローグ的な短編集で是非とも美波の出番があって欲しいとこであります。

というか、今回はラストということでシリアス成分が多めだったので、
バカ成分が若干足りてないように感じられたので、
やはりエピローグ的な短編集はやっぱり読みたいな、と思う次第であります。

:: 2013/4/8 月曜日::

■[ラノベ]読解問題! 269Pの雄二の発言の真意を答えよ!「バカとテストと召喚獣」11巻

バカとテストと召喚獣11 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2013-03-30 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
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バカテス最後のエピソードということで、11巻で完結かと思いきや、
どうやら前後編っぽくてもうちょっとだけ続くんじゃ。
途中で短編集を挟んだし本編が久しぶりなので勘を取り戻す少々掛かりましたが、
明久の馬鹿っぷりが今回も初っ端からフルスロットルなので問題ありませんでした。

Aクラスとの因縁の対決をババア長の横槍で中断させられて、
大人の事情で2年生 vs 3年生という試召戦争の形になってしまった明久たち。
姫路さんにこだわる高城先輩のよくわからない事情とか、
色々とねばっこい感触がある試召戦争だけど、最後には綺麗に吹っ切ってましたね。

雄二が本調子じゃない理由とかは途中から気付いてはいましたけど、
実際にその口から語られると「この純情ロマンチスト野郎!」とツッコミを入れたくなりますね!
今回はそのコダワリのせいで終盤まっで見せ場が殆どありませんでしたが、
次巻では最大の敵である味方陣営の根本をサクっと殺っちゃってくれるに違いないので、
期待が高まらずにはいられません。

ただ、雄二のペースがそんなだったので馬鹿コンビが明久と美春の二人だったので、
読んでてちょっと調子が狂ったのは否めませんでした。
美春も美春で馬鹿なのは間違いないんですけど、やはり明久の相方は雄二だよなぁ…
としみじみと感じた11巻でした。

しかし次巻で(多分)完結かー
雄二と翔子、ムッツリーニと工藤さんのカップルはほぼ盤石として、
明久と姫路さんと美波の三角関係はどう結末をつけるんでしょうか。
私、気になります!

:: 2012/10/7 日曜日::

■[ラノベ]バカとテストとヒトランダム「バカとテストと召喚獣」10.5

バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2012-09-29 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_) on Twitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

なんと次回がラストエピソードらしく、ショックを受けている私です。
まぁ、かなり長いシリーズなだけに致し方ないとは言えますが、
やはり好きなシリーズが終わるというのは寂しいモノがある訳で…

とはいえ、そんなのとは関係無くバカやってる短編集ですが、
初っ端から久保くんの弟が主人公という誰得展開で、
うん、これぞバカテスだな! と無駄に納得させられました。(笑

そして「僕と雄二と危ない黒魔術」は良いですね!
霧島さんが持っていた黒魔術の本が本物で明久たちの身体が入れ替わるネタという、
ココロコネクトと似たネタだけど、そこはバカテス、半端無くコメディです。
雄二と明久の仁義なき相手を陥れるやり口はバカテスらしさの真骨頂と言えましょう!
しかし明久 in 美波bodyだと本人よりも可愛らしくなるとか美波の立場がなさすぎる。(笑
それにしても玉野さんが予想以上のダークホースだったなぁ…
そりゃー、表紙にもなるし巻頭カラー漫画にも出番がある訳だよ。

「僕と未来と召喚獣」は話の内容そのものよりも、
あとがきにおける井上堅二さんのコメントに一番噴きました。
いやー、本当に素晴らしい作者さんですね!

そしてラストの「私とウサギと仄かな初恋」は
小学生時代に明久に恋した姫路さんのお話。
姫路さんが太ってるって、単に胸が大きいだけな気がしないでもないですが…
しかし明久のモテ全盛期は小学生時代に通りこしたんだな…
だからこんなにストーカー気質なヒロインばかりに…
ちょっと痛ましいコトがあったけど、微笑ましいエピソードでした。

しかし次のエピソードで最後かー
明久は一体最後は誰を選ぶんだろうなぁ…
まぁ、雄二は霧島さん一択なんでしょうけどね。(笑

:: 2012/1/2 月曜日::

■[ラノベ]試召戦争、大激戦!「バカとテストと召喚獣10」

バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2011-12-26 )
文庫 ( 254 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_)onTwitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon)onTwitter

半年前に出た新刊は短編集だったので本編は実質約1年ぶり。
なので流石に少々内容を忘れかけている中で読み始めたのですが、
そういえば試験やってたんだよなぁ、などと暢気に思っているのとは裏腹に、
割りとどのキャラも思惑は様々ですが真剣に戦ってました。

今回は試験がメインという雰囲気だったので、
お馬鹿なコメディ分は当然あるんだけどラブな成分も控えめで、
そっちを楽しみにしている人にとっては若干味気なかったかもしれません。
試召戦争そのものは雄二の策も結構ハマっていて面白かったんですけどね。

今回はあの謎の雰囲気を振りまきまくっている転校生だけじゃなく、
イケメンだし頭も良いんだけど、極端に騙されやすい三年生首席の人が出たりと、
割りと新鮮なキャラがいる上に、最後の最後で色々かき回してくれるので、
雄二たちF組だけじゃなく、もやもやしちゃいますね。

しかし姫路さんのあの話だったり、最後の展開だったりと、
シリアスな展開でありながら良い所で終わるこの辛さったらないですね!
これでまた半年や1年待たされたらホント困りますよ。
本業もあるから大変かと思いますが何とか早めに出して欲しいものです。

:: 2011/7/2 土曜日::

■[ラノベ]子作りしましょ!?「バカとテストと召喚獣9.5」

バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2011-06-30 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_) on Twitter
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今回のバカテスは9.5となっているように短編集。
短編集とはいえいつものバカの最上級なコメディはノリにノっており、
作者曰く、ラブでコメろうと思ったら主人公が女性用下着を頭に被っていたという、
「わけがわからないよ」と言いたくなる展開ばかりで、
今回も大いに笑いまくりなのです。

以前の短編集にあった召喚主の本音を喋ってしまう召喚獣に引き続き、
今度は二人で召喚するとその子供をシミュレートした召喚獣が出るという、
騒動の種を含みまくる学園長の召喚獣実験が行われることになるんですが…
いやー、雄二が意外と子煩悩になるというのはある意味予想通りでしたけど、
高橋女史までもがあんなになるとは…
というか鉄人と高橋女史のカップリングは最早デフォなのであろうか。

それと姫路さんとの同棲生活エピソードなラブコメ回では、
明久が姫路さんとお買い物デートに行くんだけど、
前述したように何故かパンツを被ったり、その後に姫路さんの更衣室に乱入したりと、
展開がバカすぎてコメディ分が多寡な内容になっているんですが、
最後には比較的綺麗にしめているのが良かったです。

そして中編くらいのボリュームがある最後のエピソードは、
入学直後に明久と出会った雄二が主人公の物語。
これは7.5にあった美波の裏エピソードとも言うべきものなんですが、
この真相を知ったら美波は明久に惚れ直しそうなくらいに良い話でしたね。
要領が悪くて不器用だけど、優しさと勇気に溢れる明久は、
雄二が望んでいたモノを持っていて、ちょっと格好良かったです。

たまにこういったエピソードがあるからバカテスは良いですよね。
まぁ、基本はバカやってくれるだけで十分面白いんですけどね。(笑

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