■[ラノベ]魔法が生み出す奇跡「理想のヒモ生活」15巻
理想のヒモ生活15巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十さん(@haino) / Twitter
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14巻の時は1年くらいで出るとか言ってたのに、まさか2年以上待たされるとは…!
まぁ、アニメ化企画進行中らしいので色々と大変だったのでしょう。
とはいえ、待たされるファンとしてはヤキモキしっぱなしなんですけどね!
できれば次の16巻は今年中に出して欲しいものです。
さて、14巻ラストにウトガルズから使いがやってきたことで、
善治郎とユングヴィ王子が招かれることになったんですが、
相変わらず善治郎は警戒心の薄さと洞察力の高さでボロボロと情報を流しちゃいますね。
今回に限っては相手が身内と言って良いユングヴィ王子なので問題ないと思いますけど、
意外なところでやらかしちゃわないかが心配になってきます。
ウトガルズとの交渉内容も時空魔法を使った異世界の巨人との交易方法の確立…
というあたりが面白いけど、何とも遠大なものですね。
善治郎が目にする魔法技術はこれからに期待できるものが多かったり、
今から作りあげるのは地道な土台なものばかりなので派手さと即時性はないけれど、
とても大切なものなのは伝わってきますね。
ウトガルズとの交渉は上首尾に終わったけど、今度はヤン司祭が北大陸で捕縛され、
その情報が手に入らないはずの南大陸のトゥカーレ王国から解得魔法というチートを使って、
アウラの企みを補助する情報を渡されたり、かなり大がかりな事態が動いてますね。
解得魔法でのあり得ない情報収集に、時空魔法による時間遡行で死者蘇生と、
本当に南大陸の血統魔法のチートっぷりが半端ないです。
そういったチート性能な魔法の知識がない北大陸の人間が、
自分たちで理解できる推論に落ち着くのも仕方ないかな、と思いますね。
アウラが時間遡行を使ってヤン司祭を復活させるのも、
北大陸からガラス職人を招いてビー玉を量産させようとするのも、
内紛で教会の勢いを削いで時間を稼いでいる間に魔道具の量産技術を確立して戦力を揃え、
ウップサーラ王国と協同で大陸間航行船を量産化する、という思惑なんでしょうね。
アウラは為政者としてとても正しいことをしているし、
善治郎も子供たちのために戦争に負けないように頑張っているけれど、
タイトルのような安穏としたヒモ生活を満喫できてないのだけは心配ですね…w
続きも気になることですし、マジで16巻は早めに発売して欲しいものです。
お願いします…!
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