■[漫画]二人の放課後の過ごし方「放課後メタバース」2巻
放課後メタバース2巻
出版社:KADOKAWA
作者名:秋★枝
作者サイト:ロケット燃料★21
作者twitter:秋★枝さん(@akieda_info) / Twitter
紙書籍通販:放課後メタバース (2)
DMM電子書籍:放課後メタバース (2)
陰キャ男子の二宮くんと、陽キャ女子の荻野目さん。
タイプが正反対の二人が同じ委員会になったことをキッカケに、
二宮くんが恋に落ちてしまうんだけど、
それによって、色々と自分に足りないことを自覚していくのだった…!
この2巻で完結というのがちょっと寂しいんですが、
面白さが詰まった全2巻だったと思います。
特に二宮くんの陰キャ男子の思考回路がとても面白かったですね。
着ていく服がないから悩みに悩んで、結局制服でお邪魔したり、
スリッパを使ったことがない自分が原始人だったことを自覚したり、
自分の常識の脆さとかが次々と露呈していくあたり、
とても人間との付き合いだなって感じがしました。
というか、荻野目さんがぐいぐい来てくれてるから助かっている感じはありますね。
一緒にゲームをするところまでは二宮くんの頑張りだけど、
荻野目さんちのお宅訪問はお兄さんの無自覚アシストだし、
荻野目兄妹のコミュ力に助けられてる感はあるかなぁ…
しかしお部屋訪問までいったら二宮くんはキャパオーバーでしょうねぇ…
まぁ、荻野目さんはわりと部屋の内装が独特というか…
まるで煩悩寺のような状態だったことと、
荻野目さんの会話力のお陰で気まずくならなかったのは、
読者としてもホッとしましたけれど…
荻野目さんの方も、本人は無自覚に二宮くんのことを気に入ってて、
このままじっくりと時間が進むのかと思ったけど…
委員会の任期は学期ごとだったりするのは、確かによくあるので、
夏休みを境に疎遠になるというのは、充分ありえるんですよね。
だからこそ、自分から動こうとした二宮くんは偉いと思うし、
告白というイベントの意義に自力で気付けたのはとても成長していると思うんですよ。
二宮くんは恋をしてから、人間としての成長が目覚ましいですね…!
これはすぐに荻野目さんの自慢の彼氏になれると思います。
大丈夫、二人はまだまだ若いんだから…!
これからの二人の将来が楽しみです。
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