■[ラノベ]少女兵リーナ「フルメタル・パニック! アナザー」9巻
フルメタル・パニック! アナザー (9) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:大黒 尚人
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2014-11-20 )
原作者サイト:gatoh.com | 賀東招二オフィシャルサイト
原作者twitter:賀東招二 (gatosyoji)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:風の色
絵師twitter:四季童子 (shikidoji)さんはTwitterを使っています
Kindle版:フルメタル・パニック!アナザー 1
Kindle版:フルメタル・パニック!アナザー 2
Kindle版:フルメタル・パニック!アナザー 8
Kindle版:フルメタル・パニック!アナザー 9
短編集かよ!
表紙の少女兵時代のリーナで気付くべきだったんですが、
8巻のラストがアレだっただけに期待していた分、肩透かし感が…
いや、リーナの過去編は興味深かったんですけどね。
ミハイロフとナターシャとの関わりとか、マオとの出会いとか。
自治州軍で訓練生として活躍するリーナはASの操縦は上手くても、
元々は小さな村で育った少女っぽさが残る所がアンバランスでした。
最新の玩具に憧れる子供っぽさは微笑ましかったけど、
その玩具が最新鋭ASの「シャドウ」という所とか。
そしてそんなリーナの上司であるナターシャとミハイロフですが、
昔は菊乃を育てたとは思えない、割りとまともな感性を持っているのが驚きです。
あれからどう転落してああなったのか…
それに比べてマオは真っ直ぐにマオのまんまで安心しました。
他にも達也たちがASを使ったスタント役として映画に参加する短編と、
ユースフが一時帰国した際の短編が収録されているんですが、
前者に関しては割りとブラックジョークがてんこ盛りで、
そこら辺は賀東招二さんらしいなぁ、と思いました。
しかし、富士見ファンタジア文庫はWeb小説の書籍化をしているというのに…
よく許されたものだよね。
まだ未収録の短編があるみたいですが、
出来れば次は本編をお願いしたいです。
早くあの続きを…!
最近のコメント