本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2024/10/22 火曜日::

■[ラノベ]ヘタレ男の一世一代のプロポーズ「商人令嬢はお金の力で無双する」3巻

商人令嬢はお金の力で無双する3巻商人令嬢はお金の力で無双する3巻
出版社:TOブックス
作者名:西崎ありす
絵師名:フルーツパンチ。
絵師twitter:フルーツパンチ。さん(@pachikbl) / Twitter
連載サイト:商人令嬢はお金の力で無双する
紙書籍通販:商人令嬢はお金の力で無双する 3
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DMM電子書籍:商人令嬢はお金の力で無双する 3

グランチェスター領に襲い掛かる苦難の数々から、他国からの陰謀を察知したサラ。
色々と自重を捨てたサラの活躍によって窮地を脱したけれど、
そもそもサラは転生者とはいえまだ8歳の幼女なので、
仕事ではなく勉強や、やりたいことが沢山あって…

今回、ついにロバート伯父様が初恋相手のレベッカにプロポーズしてますが…
これがまぁ、凄いヘタレっぷりで笑っちゃいましたね。
サラの強烈な後押しと周囲からの過剰なまでの配慮があったというのに、
肝心の本人がアホすぎて、あんなにグダグダになっちゃうなんてね…!w

それに比べて同じヘタレのグランチェスター一族とはいえ、
ジェフリー卿の息子であるスコットは随分マシですね。
ちゃんとサラに自分の好意をストレートに伝えているし、
ジェフリー卿の血筋には厄介なヘタレ遺伝子が継承されていないのかもしれません。

スコットだけでなくイケメンすぎるトマス先生に、
火災現場で拾った少年のブレイズと8歳にしてモテモテのサラですが、
彼女は転生者故に対象年齢が高めなので、逆ハー展開の本領発揮はまだ先でしょう。

そもそもサラは前世からしてワーカホリックすぎて恋愛で失敗してきたのに、
今世での仕事の詰め込みすぎっぷりを見る限り、そこは改善できてないように思えます。
つまり、今世でも恋愛からは縁遠い人生を送りそうな気がするんですが…
はたして大丈夫なのかな?
サラの今後の恋愛問題が心配ですね!

:: 2024/7/29 月曜日::

■[ラノベ]ライ麦畑でチート三昧「商人令嬢はお金の力で無双する」2巻

商人令嬢はお金の力で無双する2巻商人令嬢はお金の力で無双する2巻
出版社:TOブックス
作者名:西崎ありす
作者サイト:西崎ありす
絵師名:フルーツパンチ。
絵師twitter:フルーツパンチ。さん(@pachikbl) / Twitter
連載サイト:商人令嬢はお金の力で無双する
紙書籍通販:商人令嬢はお金の力で無双する 2
Kindle版まとめ買い:商人令嬢はお金の力で無双する
DMM電子書籍:商人令嬢はお金の力で無双する 2

敏腕商社OLの前世を持つ侯爵家の血筋の父と平民(ということになっている)母の間に生まれたサラ。
両親が亡くなったことで引き取られた祖父の家で従兄たちに殺されそうになったので、
領地にいるもう一人の伯父の元で養育されることになったんだけど。
そこであっという間に頭角を現してしまうのだった…

麦の一大産地で麦角菌が見付かったことで自重しなくなったサラだけど、
前世の知識に加えて魔法もある上に、そこに更に妖精チートでとんでもないことになってますよ。
とはいえ、それくらいないと難しいくらいのことをやらかしていますね。
話のテンポが良いのは喜ばしいけど、凄すぎるチートに周囲の人間だけじゃなくて読者の私も苦笑いです。

しかし、他国からの干渉を既に受けている状態が発覚した現状を見ると、
後手後手に回っている所から巻き返そうと思ったら、
これくらいのチートはやっぱり必要ですよね…
というか、ロバート伯父様や侯爵閣下もまだまだ視野が狭いというか…
多国間を飛び回っていた前世を持つサラだからこそ気付けたのかもしれません。

そして隣国であるロイセンの裏事情が読者に唐突に開示されましたけど、
レベッカ嬢に言い寄ったアドルフ王子のクズすぎるエピソードには反吐が出そうでしたね。
第三王子夫婦が可哀想だけど、それもこれも子供の教育を間違ったロイセン王のせいでしょう。

子育てに失敗して苦労するパターンはグランチェスターもそうだけど、
アダムたちはまだギリギリ大丈夫なラインですからね。
その負担はかなりの割合でサラにのし掛かることになるので、
頑張って頂きたいところです。

それにしてもサラが成長した姿のソフィアはわりと反則ですよね…
幼い少女は大人に変身する願望があるとは言いますが、
時を操る妖精さんとか本当にチートすぎると思いました。

:: 2024/4/24 水曜日::

■[ラノベ]異世界転生ょぅι゛ょっょぃ「商人令嬢はお金の力で無双する」

商人令嬢はお金の力で無双する商人令嬢はお金の力で無双する
出版社:TOブックス
作者名:西崎ありす
作者サイト:西崎ありす
絵師名:フルーツパンチ。
絵師twitter:フルーツパンチ。さん(@pachikbl) / Twitter
連載サイト:商人令嬢はお金の力で無双する
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平民の母と貴族の父が駆け落ちした先で生まれたサラは両親が亡くなり祖父に引き取られたけれど、
侯爵である祖父の家にはイジワルな従兄たちが3人居て、いじめられて池に突き落とされてしまう。
死にそうになった時に日本の商社で働いていた記憶とともに魔法の力に覚醒したサラは、
力を身に付けるために王都の別邸を離れてもう一人の伯父がいる領都へ向かうことになるんだけど…?

TOブックスから刊行されたのは女性主人公の異世界転生モノです。
8歳の幼女なのに異世界で培った能力で危機に陥った侯爵家で無双して頭角を現せていく物語です。
かなり濃密で怒濤の如くイベントが盛り盛りなので読んでて疲れそうになるけれど、
面白さも濃厚になっているので、どろり濃厚家系ラーメンみたいな作品になっております。

サラも始めは猫を被って虎視眈々と実力を身に付けていくつもりだったみたいだけど、
前任の代官が横領して追放されたけど、文官能力が低い伯父が目の下にクマを作りながら、
今にも倒れそうになっているのを見かねてついつい助けちゃうんですよね。
8歳の幼女に次々と指示されて動く周囲の大人たちも驚いたでしょうが、
バリキャリだった商社務めの経験は異世界でも冴え渡るのです。

男尊女卑の世界で、有能だけど芽が出せない女性たちをメイド、侍女、錬金術師に薬師と、
あらゆるジャンルで引き上げて適材適所に割り振って活躍させるのは、
とてもリーダー気質で、サラこそが次期侯爵に相応しいように見えるんだけど、
本人は貴族社会で便利なコマのように使われるのが我慢ならないので、
平民の商人として自由に生きたいから頑張ってるんですよね。

とはいえわりと甘いところがあるので、
麦角菌に冒された村を救うためにすぐに自分の能力を隠さなくするとか、
とても危ういところがあるのが心配です。

すごく良いところで終わったので続きが読みたいですね。
基本的にWeb版からあまり変更はないみたいですけど、
書籍化で書き下ろしが読めるのは嬉しかったですね。
他者視点だとサラの規格外さがよくわかるので、もっと読んでみたいです。

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