■[漫画]現実のロールプレイングゲーム「ブラパ THE BLACK PARADE」1巻
ブラパ THE BLACK PARADE(1) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:緑のルーペ フジワラ キリヲ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-04-25 )
コミック ( 272 ページ )
原作協力サイト:白黒若榴 [SHIRO-KURO THE KURO]
原作協力者twitter:藤原キリヲ (krwfjwr) on Twitter
作者サイト:青人草の日曜日
作者twitter:緑のルーペ (midorinorupe) on Twitter
ネトゲにハマり始めていただけの少年、河野留美が、
住んでいる九州のとある町でトンネルを抜けた先にある廃車両で出会った少女、フジノ。
フジノが廃車両の所有権を賭けて留美に決闘を申し込むことで始まる、
非日常を目指す日常の物語。
RPG的な要素を目指しながら、作中では不思議な能力なんて全くないのが特徴です。
実際、廃車両を奪おうとする不良グループを相手に武道を修めているっぽいフジノも、
一対多数ではあっさり負けてしまうし、留美も怖くて逃げようとしてしまうリアルさ。
でも最後にはエアガンとロードバイクという現実的な手段を用いて立ち向かい、
撃退するという現実冒険ストーリーな訳です。
また、RPGとしてお馴染みのダンジョン探索でも舞台は常に現実にあるもの。
でも、廃工場を探検して割りと死にそうな目にあったりもしますし、
廃坑を冒険していたら懐中電灯が壊れて、いつも先頭に立っているフジノが実は暗闇を怖がったりと、
フジノが単純に留美を引っ張るだけの勝ち気な少女、というだけではないというのが魅力的です。
魅力的と言えば留美の学校での馴染みな少女、篠原雛も忘れてはなりません。
下の名前で呼ばれるだけで赤面する高身長だけど可愛さは抜群な篠原さんですが、
今の所出番が少なめなのが残念な所です。
今後の雛ちゃんの活躍にも期待したいです。
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