フラン☆Skin

事務所を借りて会社を立ち上げることになった千尋さん。
親類、友人、仕事関係者を集めてのお披露目は、
どこか結婚式のようにも見えましたね…
福山夫妻にとっての新たなスタートという意味では近いのかもしれません。

そんな少ししんみりと良い話をしたと思ったら、
唐突に草野球回があるのが草なんですよね…ｗ

モーニングは無駄に野球漫画が3つもあるからなぁ…
読者層のおじさん達の大半は野球が好きだからね。
私はあんまりだけど。

他にも莉奈ちゃんのアイドルグループの話や、
健太が商工会のおじ様たちの仲間入りする話とかもあるけれど、
この漫画の基本は福山夫婦のお話なんですよね。
健太がちょっとお洒落を頑張ってみたり、
千尋さんがダメダメ生活をしてむくんでしまったり、
ちょっと抜けてるけど、微笑ましい夫婦生活が読んでて楽しいのです。

そして仲が良い夫婦だからこそ…

たまにはイチャイチャしたい（暗喩）んですよね…！

イチャイチャしたいのに自分から中々言い出せない千尋さんが可愛くて、
見てるだけでとってもニヤニヤしちゃいますね。
健太のあからさまな誘い受けに気付かずに乗ってしまうとか、
ちょっと抜けてて笑っちゃいますし。

二人には末永くイチャイチャして欲しいけど、
その先も読んでみたいというか…
いつか子育て編も始まらないかなぁ…？

高木さんとの二人きりの旅行中に、手痛い失敗をしてしまった鈴木くん。
時間は巻き戻っても、やらかしてしまった記憶は戻らない…
鈴木くんが友人に助言を求めたらギャルゲをやらされるんだけど、
意外と気付けることがあったし、何より彼女持ちの友人からの助言が心に刺さるのだった…

鈴木も良い友人を持ったよねぇ。
相談できる相手がいるっていうのは喜ばしいことですよ。

そこからちゃんと一歩踏み出せる鈴木くんは偉いと思うよ。
私だったら何度も繰り返すんだから、と何日もグダグダしてそうだしね。
そう考えると即座に行動した鈴木くんはただそれだけで偉いし、
何より行動力がある良い男だと思うんだ…！

ただ、高木さんへの想いの純度が高まった結果、
わりとキモいことになってしまっているのがとっても鈴木くんなんだよね…ｗ
それを受け止める高木さんも大変だとは思うけど、
鈴木くんの察しの悪さをまだまだ実感できてないから、
コミュニケーションをミスってしまったのには笑ったし、
そこからの展開は更に爆笑ですよ。

この高木さんの「誤魔化し…、もといリカバリー成功！」
という顔にはゲラゲラ笑っちゃったよ。
まぁ、鈴木くんが8割くらい悪いからね。
仕方ないよね。

三歩進んで二歩下がる感じの二人ですが、
このままマイペースに行くのかと思いきや、
後半で新キャラが登場して一気に事態が混迷になってまいりましたよ。
今度は高木さんの情緒がメチャクチャになる番だぜ…！

TVドラマ放映中の「焼いてるふたり」最新巻！
作中では冬なのでバレンタインとかホワイトデーといったイベントや、
莉奈ちゃんの生誕祭とか色々とあるけれど、
一番大きいのは千尋さんが会社を作ろうとすることかな？

以前からそうだったんですけど、
千尋さんは美人でスタイルも良いんだけど、
わりとコミュ障なところを多々見せているんですが、
今回も色々と気付いたりやらかしたりしています。

自分のせっかちという小さな傍若無人っぷりに気付いていましたが、
大人になってから気付く自分の至らなさってありますよねぇ…
でもまぁ、気付けるだけ千尋さんはマシな部類だと思いますよ。
たとえば今回千尋さんがぶち切れた取引先のおじ様の時代錯誤な発言とか、
家族に言われてるのに直らない人を見てると、千尋さんは本当にマシだと思います。

しかしまぁ、千尋さんにとってはそういった人間関係の面倒くささは、
今までの人生でスルーしてきたため経験したことがなかったのでしょう。

甘えることができる健太が居るからか、
すっかりと甘えて猫になってしまうとは…
まぁ、これはこれで可愛いんですけどね！

そしてその健太ですが、バレンタインデーでは浮かれまくりでしたね。

健太のデリカシーゼロっぷりには後輩の三船くんも「コイツ」呼ばわりですよ。
とはいえ三船くんは今までデリカシーなしに莉奈ちゃんを相手にしていただけに、
チョコを貰えるかどうかを心配するのは今更と言えば今更なので、
わりと自業自得なところはあるんですけども。

しかしまぁ、三船くんといい、望月くんといい、
わりと健太のことを便利な人扱いしてるけれど、
それが祟らないことを祈っていますよ。
健太のことを優しくしてあげて欲しいものです。

今回は健太がやらかしそうなところを千尋さんがストップを掛けてましたがけど、
この夫婦は何だかんだで良い夫婦なんでしょうね。
お互い財布の紐が緩いのだけは心配ですが、
今後とも息災に過ごしてほしいものです。

ついに本日からドラマ放送開始らしいですね。
私はあまり興味が無いジャンルなので詳しくないのですが、
これで原作読者が一人でも増えたら嬉しいですね。
…日テレじゃなくて読売だから大丈夫だと思いたい。

さて、夏の装いの二人が表紙ですが、
作中は秋から冬にかけてなので温度差にはお気を付け下さい。
実家から送られてきたリンゴを使ったアップルパイとか、
とっても美味しそうで食べたくなるんですけど、今はリンゴの旬じゃないからなー
それにパイ生地を三つ編みしてくれるお嫁さんが私にはいないので…
いないので…

今回は千尋さんが健太をエッセイのネタにしようとしてましたが、
闇堕ちしなくて安心しましたよ。
エッセイ漫画を描いてる人の闇堕ち率は半端ないですからね。
私が読みたいのはざまぁでスッキリ系ではなく…

健太が読んだら泣いちゃうくらいなラブレターなんですよ！
千尋さんはちゃんとわかってくれてるわぁ。

それと今回も伏見さんと戸田くんも出てましたけど、
相変わらず戸田くんはイラッとくるというか、デリカシーに欠けるというか…
健太以外の友達がいるのかちょっと疑問になっちゃいますよね。
そんな戸田くんと仲良く喧嘩できる伏見さんは貴重だと思います。

ちなみにキュウリが嫌いだからポテサラ嫌いなのは私の友人にも居ますけど、
素直にキュウリが嫌いだからキュウリ入りのポテサラは食べられないと言えば良いのにね。
下手に見栄を張るところが実にダサイと思うんですよ。
まぁ、とても戸田くんらしいなぁ、と思いますｗ

それはそれとして健太は尻フェチでワキフェチか…
千尋さんはどちらも素敵だし、良い嫁に来て貰って良かったね、健太！
ちなみに千尋さんはおっぱいも結構あるし美脚なので、
本当に素敵だと思います。（おっぱいと脚フェチの発言

8月31日が繰り返されるのなら、貯金上限まで毎日楽しめるんじゃね？
という事実に今更気付いた高木さんが旅行を計画して、
鈴木くんと一緒に温泉旅行に出かけることに！
当然鈴木くんは期待してしまって…

鈴木くんがテンパってしまってコンドームを買いに行くのはわかるし、
それに変装するというのもわかるんですよ。
だって高校生だもんね…！
そりゃ緊張するし、誤魔化すために他に色々買いますよ…

それはそれとして高木さんも良いですね。
友人の梨紗ちゃんに相談するところがとても良いです。
好きじゃないとか、ダサすぎるとか言いながら、
それでも鈴木くんの良いところを即答できちゃう高木さんってば…

最高か…！

電車内での手作り弁当とか、ラブい青春最高じゃないか…！
と盛り上がったんだけどね…
鈴木くんは経験値が低すぎるから手痛い失敗をしてしまうんですよ。

恋に浮かれた高木さんがあっという間に素に戻ってしまうんだけど、
それでも旅館に着いたらちゃんと盛り上げてくれるんだよね…
でも、鈴木くんは一度やらかした失敗に心が囚われるんですよね。

このねー
鈴木くんの気持ちもわかるんだよね…
他人の心を思いやることができるのって、先天性のスキルなのでは？
と思うことは多々あるんですよ。

できない人間は後天的に身に付けるしかないんだけど、
それには経験を積むしかないわけで、失敗の連続になるわけで…
そうすると失敗に心が囚われて潰れちゃいそうになるわけです。
キツイよなぁ…

しかもこの後、今までで最大級の失敗をやらかすことになるんだけど、
こればっかりは鈴木くんだけを責められないというか…
ただでさ童貞は自信がないのに、高木さんにあんなことを言われたらね…
まぁ、あんなことを言わせたのも失敗を積み重ねた鈴木くんも悪いわけで…

それでもちゃんと立ち上がろうとした鈴木くんは、それだけでも偉いですよ。
頑張れ、鈴木くん…！

作中は夏なので健太と千尋さんは自宅で夏を満喫中！
ホラー映画を観たり冷しゃぶを楽しむのはまだわかるんですが、
自宅の庭のビニールプールでアイスやスイカやラーメンを楽しんでいるのを見てると、
「はしゃいでるなぁ…ｗ」と微笑ましくなってしまいます。

ただ、健太はスキンケアとかしていないせいで日焼けしまくりなのは、わかるんだよねぇ…
私も日焼け止めせずに真夏にロードバイクでロングライドした時は死ぬかと思いました。
健太は千尋さんにスキンケアを習ってますが…
男性は髭剃りがあるから洗顔を優しくしてもてもあんまり意味ないと思うんですよね…ｗ
まぁ、髭剃り後の化粧水と乳液は有用だとは思います。

知らなかったのはシートマスクのお値段ですね…

8枚入りで12000円!?
たっか…！
女性の美容には本当にお金が掛かるんだなぁ…
これは必要経費だとは思いますが、福山家が意外に金が掛かるのにはとても納得しました。
まぁ、世帯年収は1000万円くらいありそうだし大丈夫だとは思うのですが。

それはそうと伏見さんと戸田くんの話が心に来ましたよ。
伏見さんがぎっくり腰やったというのは、経験者としてとても共感できました。
本当に縦になっても横になっても痛いんですよ、アレは。
戸田くんは経験したことないからコレジャナイ買い物しちゃうんでしょうね。

そして、ぎっくり腰という最大級の痛みのせいもあるけれど、
伏見さんが気遣いモードOFFになってしまったのは仕方がないと思うのですよ。
そして仕事ではできるけれど、
家庭ではうっかりしてしまうのを「甘え」と表現しているのに納得しました。

気遣いって必要なんだけど、疲れるのも確かなんですよね。
仕事ならともかく、リラックスしたい家庭ではある程度OFFにしちゃいたいんですよ。
それをパートナーへの甘えと表現するのは、有りだなぁ、と思います。

戸田くんもそうですが、好きな相手に甘えられるのは嬉しいものですからね。
この二人もこれからマイペースにイチャラブしていって欲しいものです。