本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/9/16 火曜日::

■[ラノベ]シスコン吸血鬼、焦る「ストライク・ザ・ブラッド 11 逃亡の第四真祖」

年末年始を利用して里帰りした暁凪沙とその保護者の牙城。
一人だけ絃神島に残された古城は雪菜と半同棲状態な上に、
二年参りでは浅葱も侍らせて両手に華で周りに嫉妬される程なんだけど、
連絡が取れない凪沙のことが気になって仕方が無い状態で…

久しぶりの新刊は、ほぼオールキャストの新章!
ただちょろ坂、もとい煌坂だけは出てこないんですけどね。
とはいえ、古城に頻繁に電話をかける煌坂が連絡が取れないということから、
中々に事態が切迫&混迷の度合いを極めているのが判ります。

獅子王機関が何も説明しなかった理由は判らんでもないですね。
だって古城ってばとんでもなくシスコンなんだもの。
浅葱にとって一番のライバルは雪菜じゃなくて凪沙じゃないのかな、これ。
今回は何かと役に立ってたし、ヒロインとしても良い場面が出てきたけど、
まだ隣りに立つことが出来ない&血を吸われない浅葱さんがちょっと不憫。

吸血と言えば那月ちゃんですが…
うーん、惜しい! どっちの形態だろうと血を吸われるシーンが楽しみだったのに。
というか那月ちゃん強いですね、マジで。
味方だと頼り甲斐があったけど、敵に回るとこれほど厄介だとは…
とはいえ、たとえ古城の前に立ちふさがることになっても優しい所があるのは、
那月ちゃんらしくて愛らしいとは思いました。

それにしても凪沙を利用して一体何をやっているんでしょうね。
獅子王機関の偉い人が出張ってきたし、このまま古城たちが絃神島を出られる未来が見えない。
もしかして浅葱だけが島を出る事態になるんだろうか…
それはそれで浅葱が不憫すぎるんだけど…
早く12巻が出てくれないかしら。

:: 2011/8/8 月曜日::

■[ラノベ]もしベテランのラノベ作家が中二病全開の作品を書いたら「ストライク・ザ・ブラッド」1巻

ストライク・ザ・ブラッド〈1〉聖者の右腕 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲 岳斗
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-05-10 )
文庫 ( 309 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (MIKUMO) は Twitter を利用しています
絵師サイト:モフモフ
絵師twitter:全裸の魔術師マニャ子 (manyak) は Twitter を利用しています

先月平和さんに勧められて読んだんですが、
勧められてた時に言われた通り、ベテラン作家の筆力で中二病要素を盛り込みまくったら、
これが結構面白い作品になった、という感じの内容でした。
いやー、ある意味潔いラノベでしたよ。

”吸血鬼の真祖”や”魔族と共存する都市”や”獅子王機関”の”剣巫”に
更には”七式突撃降魔機槍”といった伝説級の武器と、
月姫やBBBといった古今の吸血鬼モノの要素が溢れに溢れており、
正に中二病! と言わんばかりの設定もりもりっぷりでしたよ。(笑

それでいて単なるパクリ作品どころか、しっかりとした一つの作品に仕上がってるあたりは、
流石はベテラン作家と言えましょう。
あらすじとしては、ひょんなことから世界最強の吸血鬼、第四真組になった高校生の暁古城が、
獅子王機関から派遣されてきた剣巫の少女、姫柊雪菜に監視されることから始まり、
ギガフロート都市である絃神市の秘密の一つに絡んだ事件に踏み込んでいく…
という感じです。

暁古城のフラグ立てっぷりもさることながら、
生真面目な少女の雪菜の可愛さや、嫉妬する藍羽浅葱の萌えっぷりが何とも小気味よいです。
しかし十二体の眷獣が宿っているということは12人のヒロインが居るということなんでしょうか。
シスプリも真っ青なハーレムっぷりですな!
まぁ、禁書目録の約2万人には負けますが。(笑

いやはや続きが楽しみですねぇ。

HTML convert time: 0.118 sec. Powered by WordPress