本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2013/3/14 木曜日::

■[ラノベ]末永くお幸せに「選ばれすぎしもの!」3巻

選ばれすぎしもの! 3 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-03-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:きょのひと (shin_kyogoku)さんはTwitterを使っています

「選ばれすぎしもの!」は残念ながらこの3巻で完結です。
1巻で1ヒロイン増加するとしても凄いな! とか思ってたんですけどねー…
まぁ、この3巻でもまた別の世界からゲストが来てたんですけど、
ビジュアルがまんま等身大の昆虫ですから、イラストもないという…(笑

今回で完結とはいえ、色々とサービスシーンは盛り込まれており、
みんなで海に行った上に、キトラの精霊力で夢遊病+発情期に入ったヒロインたちから、
あの手この手で迫られ攻められるという展開は良いモノでありました。
また、ロリキャラのアーニーが不思議パワーでナイスバディの大人に成長して、
全ヒロイン中で一番のおっぱい力を発揮する展開もグッジョブでしたね!

とはいえ、主人公の護はフラウディア一筋で相思相愛なので、
マヤの横恋慕も報われないのはちょっと切なかったかな。
作者もあとがきで言ってましたが、基本的にハーレムモノではなく、
相思相愛カップルと周囲の女の子たち、という構図だったのが、
最近流行のご都合主義万歳な風潮に合わなかったかなぁ、とも思います。

とはいえ、相変わらずよく出来ていると思うんですよね、ホント。
話の構成もそうですけど、着眼点とかも鋭い所を突いてきてるし。
昆虫型の知的生物に「接触と呼吸と発声を同じ器官で兼ねるコンセプトが分からない」
と言われて膝を打つ感じだとか特に。
世界観の設定とかも綺麗に辻褄が合いますしね。
それだけに3巻で終わるのはちょっと残念だな、と。

どうやら作者の峰守ひろかずさんはメディアワークス文庫から来月新刊が出るっぽいので、
そこら辺の実力はそちらで発揮されるのかなぁ、と思います。

あと、全くの余談ですけど作者近影で映っていた一番勇者の武器っぽいアイテムって、
どう見ても完全変形ダイ・ソードです、本当にありがとうございました。(笑

勇美の設定で「クロノアイズ グランサー」を連想したのは間違ってなかったですよ…
長谷川裕一作品好きとか、そりゃ私と趣味が合うわけだよなぁ…(笑

:: 2012/11/14 水曜日::

■[ラノベ]ライバルは先輩勇者!?「選ばれすぎしもの!」2巻

選ばれすぎしもの! 2 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-11-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

異世界へ行って勇者業、という使い古されたネタも週6シフト異世界を巡業して、
そこで侵略してくる敵性モンスターを倒す、となるとそれはそれで一つの芸になる訳で。
そしてそれぞれの異世界には巫女という名のヒロインがもれなく付いてきまして、
それも2冊目ともなると当然ヒロインが追加な訳でして…

という訳で2巻表紙になっているように新ヒロインの地獄少女なマヤが大活躍です!
…と思いきや、1冊全部がそうという訳ではなくて、
ドクターや叢雲さんにコルリ他のヒロインたちも活躍したり大人気でしたね。
あ、もちろんマヤも充分出番がありましたよ?
でもやっぱりフラウディアがメインヒロインなのかなぁ、と。

でもこの2巻で注目すべきキャラはやはりゴルディアスさんかなぁ。
金ピカでキャンサーを裏で操っているように見える先輩勇者が、
一体どんな思惑で破壊を振りまいているのか。
…なんとなくクロノアイズ・グランサーを連想してしまう長谷川裕一ファンの私。

各ヒロインの魅力を上げるだけでなく、学園ラブコメの要素も盛り込んできて、
2巻の時点で既に飽和状態になっている気がしないでもないです。(笑
流石に週7シフト以上は厳しいと思うのでこれ以上の異世界ヒロインは出ないとは思いますが…
いや…、流石に出ないですよね?(自信なし

:: 2012/7/14 土曜日::

■[ラノベ]勇者様は6つの異世界兼務!?「選ばれすぎしもの!」1巻

選ばれすぎしもの! (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-07-10 )
文庫 ( 325 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

「ほうかご百物語」タッグの新作は伝説の勇者モノ!
しかしただの勇者ではなくて、呼ばれる先は何と6つ!?
しかも呼ぶ巫女さんはどの子も可愛い訳で、
初っ端から6人のヒロインという贅沢なことに。

施設で育った地味で超絶お人好しな水尾護は、
高校入学直前に父方の祖父からの遺産を受け継いだら、
「勇者の腕輪」に選ばれて「幻想」「古都」「都市」「自然」「宇宙」「荒野」
という6つの世界で週6日の勇者としてお仕事をすることになるんだけど…

色んなヒロインがわいわいと過ごす日常に関しては、
流石にこなれている所があるなぁ、と感心させられます。
ロリから年上、更にロボまでと至れり尽くせりなラインナップで、
しかもその上、今後まだヒロインが追加される…、だと…?
春休みが終わったら学校が始まる訳で、
それを考えると今後学園ラブコメの可能性も…?

「勇者の腕輪」の秘密はかなり意外でしたが、
そこからちゃんと主人公が主人公である所以を書いてるのは良かったです。
ヒロインは異世界の子ばかりだけど、以前施設にいた年上のお姉さんとか、
こっちの世界でのヒロインも示唆されてるので続きも楽しみです。

:: 2011/4/28 木曜日::

■[漫画]豪華すぎる作家陣「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」コミックアンソロジー

俺の妹がこんなに可愛いわけがない コミックアンソロジー (電撃コミックス EX 152-1)
著者/訳者:いけだ さくら 松竜
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-27 )
コミック ( ページ )

珍しくAMWから出る公式アンソロジーということですが、流石に公式だけあって凄い面子で、
表紙に松竜さんが居る時点でビビビッと来ましたよ。
イラストの作家陣も電撃文庫のイラストレーターを中心に良い所選んでますし、
作家陣は俺妹同人誌描いてる有名所ばかりで正に俺得状態!(笑

しかしある程度予想はしていましたけど、黒猫比率高いっすね!
そんな中でも天草帳さんの黒猫シスターズ大活躍の話や佐々原憂樹さんの割烹着黒猫は破壊力高かったです。
個人的には楊柳崇志さんの後輩バージョン黒猫のコメディ作品が好きでしたけど、
それぞれ良いトコロはあるので気に入る作家さんは一人はいるのではないでしょうか。

勿論他のキャラも今して、笹倉綾人さんの桐乃は妙に可愛かったですし、
高橋むぎさんは期待通りにあやせ漫画描いてくれましたし、
何と言っても椋木ななつさんが麻奈実漫画描いてくれたのには本当にありがとうと言いたい!
やはり麻奈実漫画がないとアンソロと言えませんよねー

ちなみに同日発売ので電撃大王 2011年 06月号に付録の4コマアンソロ集にも俺妹があるんですが、
こちらは基本的に桐乃メインだったりするんですがトップバッターの犬威赤彦さんの桐乃がヒドイ。(笑
ちなみに付録小冊子なだけにどこかに収録されるのかはイマイチ不明ですので、
この機会に両方ゲットしておくことを強くお勧めします。(笑

:: 2011/1/13 木曜日::

■[雑記]これからもずっとめでたしめでたし。「ほうかご百物語あんこーる」

ほうかご百物語あんこーる (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 328 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

9巻で無事完結を迎えた「ほうかご百物語」ですが、
電撃文庫MAGAZINE掲載分の読み切り4本に加え、
9巻のその後を綴った書き下ろしを+αした「ほうかご百物語あんこーる」をもって、
今度こそ本当に大団円といった形になっています。

短編はまだ奈良山がまだ新井さんを守っていることを知られる前だったりと、
時系列的に結構初期の頃のものがあるので、
9巻以降の新井さんとのバカップルっぷりを知っている身としては新鮮なものがありました。
しかし真一は昔はまだまともだったんだねぇ…
いや、それほどまともではなかったけど、今は更に悪化しているというか…

そして待望の書き下ろしだけど、これがまた予想外の展開でしたが、
丁度年末年始に同じく妖怪モノで似たような事象を扱った作品を読んだ直後なだけに、
割りとすんなり「これもアリかなー」なんて思ってしまいます。(笑
しかし色々とその後の展開が示唆されるだけってのは生殺しだよなぁ。
あの天然お姉さんな美生さんが嫉妬するイベントは読みたかった…

最初から最後までシリアスになりすぎることもなく、
ぽわぽわほんわかな作風はそのままに、表紙に描かれている通り、
見事なまでに大団円を迎えてくれ、最後まで安心できる面白さでした。
この作品の面白さは本当にこの一言に尽きましたね。

イタチさん可愛い

:: 2010/11/12 金曜日::

■[ラノベ]決戦! 大祓!「ほうかご百物語」8巻

ほうかご百物語〈8〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-06-10 )
文庫 ( 313 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

出てから半年くらい経っちゃいましたが今更感想カキカキ。
クライマックスだし9巻で終わりなのが判ってたから、
どうせなら一緒に書きたいなー、と思ってたらずるずる延びちゃった次第。
旬とか関係ないオールタイムな面白さだから大丈夫大丈夫。

イタチさんのおへそやいつの間にか春が来てた滝沢さんの話もありますが、
やはり今回のメインは今まで長々と伏線が張られていた妖怪一掃イベントの大祓です。
いや、イタチさんのおへそはかなり重要なのは確かなんですが、
比重的にやっぱり大祓かな、と。

予想通り巫女の血筋の新井輝(notテル)を媒介に顕現した所謂神様が、
妖怪を一掃する大祓が始まるんだけど、予言された現象だろうとすんなり受け入れる訳もなく、
ニコやガレーに八雲ちゃんたち半世紀カップルも参戦した文字通り総力戦に!
一応バトル展開なのに何故かやたらほのぼのとした雰囲気が抜けきらずに、
緊張感が微妙に足りないのが何ともこの作品らしいです。(笑

ラストは新井さんが恋する女の子の精一杯の勇気で押し切っちゃってハッピーエンドでしたが、
いやはやそうなるとは思ってましたが実際そうなってみると本当に微笑ましいですね。
それにしても人間と妖怪の垣根を軽く越えまくる面々ですなぁ。
頼もしい限りです。(笑

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