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:: 2024/4/4 木曜日::

■[漫画]初歩的な推理だよ、藤丸くん「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」5巻

新宿のバーサーカーを降して一段落ついていた所を潜伏していた新宿のアサシンに攫われた藤丸。
攫われた先で出会ったのは黒幕である悪の新宿のアーチャー
星を砕くという目的を掲げる彼を前にして一歩も引く気が無い藤丸の元に、
巌窟王の姿をした名探偵が救出にやってきて…

…先日、奏章IIイドをクリアしたばかりなので別の意味で感慨深いですね…
多分、読者どころか作者である佐々木少年さんも心にダメージを負っているのではないでしょうか?
ホントね、巌窟王もそうだけど…

ジャンヌ・オルタ…
真っ先にLv.100にしたのが彼女なんだよなぁ…

イドに意識を引っ張られすぎるのもあれなのでこの5巻に話を戻しますが、
名探偵シャーロック・ホームズが登場したことで一気に事態が動きましたね。
そしてさすがは名探偵、事件のかなり部分を解明してくれたし、
新宿のアーチャーの正体も看破してくださるわけです。
やはり名探偵は違いますね!
うちのカルデアには来てくれないけど! orz

そういった謎の答え合わせフェーズは初見の人こそ楽しめる部分だと思いますが、
既にFGOでプレイ済みの人間である私のような人間が一番楽しめた部分はやはり…

女装藤丸でしょう!

私は女性アバターでプレイしているのでプレイ当時は特に気にならなかったのですが、
男性アバターでプレイするとこのようなシチュがあるんですねぇ…
というか、見開き3連続で見せるのは絶対に佐々木少年さんのオリジナルでしょう!w
さすがでいらっしゃる…!w

新宿のアサシンとのバトルは次の6巻にお預けとなりますが、
そちらでは着飾った淑女たちによる艶やかなバトルが描かれると思いますので、
楽しみに待ちたいと思います!

:: 2023/4/8 土曜日::

■[漫画]魔都新宿に憩いはない「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」4巻

アラフィフ、アルトリア・オルタ、ジャンヌ・オルタ。
3人のサーヴァントとともに新宿のバーサーカーに挑むことにした藤丸だが、
おぞましい人形を使役するバーサーカーを前に出したアラフィフの策がえげつなく、
その策がついに実行されるが…!?

元々狂っているファントム・ジ・オペラですが、
この新宿では更に狂ってバーサーカーになっているだけあって、
まともに読んでると頭がおかしくなりそうな気さえします。

元々暗い雰囲気が絶好調の新宿においても、
このバーサーカーは極まった暗さがありますからね…
最期に僅かながらも救いがあったのだけはホッとしましたね…

それだけに一段落ついて一息をついた所に、
新宿のアサシンが滑り込んだ時には本当に戦慄しましたね。
この新宿には気が休まるところはないのか…!

まぁ、ジャンヌ・オルタもアルトリア・オルタも気を抜いていたので、
それだけ新宿のアサシンが有能だった、ということでもあるのですが。

これからも暗い過去を持つサーヴァントが出てきて気が休まらないんだよなぁ…
本当に新宿は地獄だぜー!

:: 2022/3/6 日曜日::

■[漫画]悪徳の街「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」3巻

悪都・新宿で邂逅したアラフィフ、アルトリア・オルタ、そしてジャンヌ・オルタ。
3体のサーヴァントが合流し、お互いにギスギスしながらも協力態勢を敷き、
これから人理のために戦っていこうとした途端に現れる新宿のライダー
魔力がガス欠気味のマスターを抱えながら撤退せずに迎撃を選んだアラフィフだが…?

いやはや、ジャンヌ・オルタは可愛いですよね。
素直になれないツンデレさんで、
ツンケンしつつも根がマジメなところが見え隠れしているところが可愛いですし、
何よりもアルトリア・オルタに影響されて着替えてドヤ顔しているところが可愛い。

あれで誤魔化せていると考えているお馬鹿なところも可愛いし、
火力バカなところまでも可愛く思えてしまうわけですよ。
やはり人気がトップランクのジャンル・オルタは最高だぜ!

とはいえそんあジャンヌ・オルタを愛でるだけで終わらないのが新宿の怖いところでして。
新宿に巣くうバーサーカーを倒すために、
生きた人間を素材にした人形を爆弾として使うとか、
アラフィフ汚い、流石はアラフィフ汚い。

ここぞというタイミングでとても邪悪な顔をしていたし、
本当にアラフィフはアラフィフですよね。
二人のオルタが言うように土壇場でやらかしますよ。
マスターは努々油断しないように気を付けて欲しいものです。

:: 2021/1/27 水曜日::

■[漫画]アウトローな聖騎士王と業炎の魔女「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」2巻

亜種特異点新宿にレイシフトしたと思ったら上空で、
落下死するところを助けてくれたアラフィフ。
しかしどう見ても妖しすぎるアラフィフは、
他に出会ったサーヴァントからも怪しまれていて…

2巻になってついに女性サーヴァントたちが登場です!
男臭い展開も嫌いじゃないけど、FGOと言えば女性サーヴァントですからね。
居てくれないとやはり困るというか、何というか…

新宿で出会う女性サーヴァントと言えばもちろんアルトリア・オルタです。

登場シーンとかセリフとかは原作のFate/stay nightリスペクトですが、
オルタ化しているのでそれに寄せているのは流石ですね。
グイグイと迫ってくるアルトリア顔というのはアリですよ。

アルトリア・オルタの言動はとてもチャーミングというか。
カヴァスII世とのやり取りとか結構可愛いと思いません?
マスターである藤丸を護る、騎士としての強さも見せてくれるし、
格好良さと可愛さが同居した魅力があります。

そしてもう一人出会う女性サーヴァントがジャンヌ・オルタ。
通称・邪ンヌさんです。

Fate/stay nightのセイバーと同じ構図でありながら、
セリフの意図が逆というか。
積極的なところに性格が出ているのが良いですよね。
高火力バカとかFGOの設定を見事に描ききっているのが素晴らしいです。

それにしても邪ンヌもアルトリア・オルタも良いフトモモしてますよね。
むちっとしていながら躍動感があるというか…
うん… これは是非とも揉んでみたいフトモモだなぁ…
3巻でも二人のフトモモが描かれることに期待です。(脚フェチ的感想

:: 2020/1/24 金曜日::

■[漫画]佐々木少年さん新作!「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」1巻

TYPE-MOONのゲームとしての処女作にして傑作の「月姫」
そのアニメ版のコミカライズながら、原作に忠実かつ誠実であり、
多くのファンから絶賛された「真月譚 月姫」
その作者である佐々木少年さんが「月の珊瑚」に引き続いて、
TYPE-MOON作品を担当されることになったのがこの「新宿幻霊事件」です。

FGOは大雑把に言うと第1部、第1.5部、第2部とそれ以外の各種イベントで構成されているのですが、
この「新宿幻霊事件」は第1.5部の第一章に該当します。
人理を修復したはずなのにいきなり1999年の新宿に発生した特異点を修復するため、
主人公にしてマスターの藤丸立香が飛んだらそこは上空1500メートル。
絶体絶命のピンチを助けてくれたのはアラフィフ紳士で…

ボーイ・ミーツ・アラフィフ。
しかも舞台は暴力がせめぎ合う退廃的な新宿。
FGOの中でも屈指の渋さが出ている章を佐々木少年さんが描いてくれるのです…!

原作を既にプレイしている身としては謎が謎ではないのですが、
如何にも怪しいアラフィフの正体に関しては作中でも明確に怪しさを匂わせているので、
原作未プレイの人にもかなりわかりやすいのではないでしょうか。
まぁ、私はゲームでも初見で正体を見破ってましたけどね!
だって、数式とか言って教授と呼ばれて如何にもな悪役のアラフィフですよ。
わからいでか。

しかしわかってはいましたが、画面が渋すぎですよね…
アラフィフの渋さが悪いとは言わないですが、
FGOって基本的に女性キャラが多いもので、
この1巻での男率の高さはかなりレアだと言わざるを得ないです。

ただ、ラストで登場したように女性サーヴァントはちゃんと出てきますし、
更にこの後はFGOでも屈指の人気を誇るあのサーヴァントが出てくる上に、
悪友コンビとも言える女性タッグが見られるので、
次の2巻をぜひ楽しみにして欲しいです。

:: 2019/5/27 月曜日::

■[漫画]今も貴方に、恋をしている…「月の珊瑚」2巻

月の珊瑚2巻月の珊瑚2巻
出版社:星海社
原作者名:奈須きのこ
原作者サイト:竹箒
作者名:佐々木少年
作者twitter:佐々木少年 (@sasakishonen) | Twitter
連載サイト:『月の珊瑚』佐々木少年 原作/奈須きのこ | 最前線
Kindle版:月の珊瑚 (2)
DMM電子書籍:月の珊瑚 (2)

奈須きのこによって綴られ、佐々木少年によって生み出された漫画版「月の珊瑚」
その2巻にして完結巻が発売されました。
私は1,2巻の内容を同時収録し、判型も大きな愛蔵版を買いました。

月の珊瑚 愛蔵版 (星海社COMICS)

こちらの方が一気に読めるし、大きな画面で佐々木少年さんの緻密な筆致を楽しめますが、
そこそこのお値段がしますので無理に勧めることはしません。
でも、私は佐々木少年さんのファンなので買って良かったと思っています。

1巻では姫がおばあちゃんから語られた物語を自分の筆で綴ってましたが、
2巻ではおばあちゃんが惚れた地球の男の視点からの物語です。
貝殻に込められた地球の男の想い(願い)が得も言われぬ感情を刺激してきます。

ただの石にして装置だった月のお姫様が、
地球の男の言葉によって少しずつ変化していき、
腕を動かし、形を得て、表情も変わってくる…
そのどれもがとても愛おしく想います。

朗読劇では坂本真綾さんの声によって紡がれた叙情的な部分を、
漫画版では佐々木少年さんの丁寧で優しい筆致で描かれていて、
情感豊かな物語を読者の心に直接訴えかけてきます。

「月姫」や「Fate/stay night」のような激しく心を揺さぶる物語ではありません。
撫でるように優しく、それでいてしっかりと心を揺さぶってくる物語です。
佐々木少年さんだからこそ、コミカライズが出来たんでしょうし、
佐々木少年さんだからこそ、奈須きのこさんは任せることが出来たんだろうな、と思います。

そんな佐々木少年さんは現在少年エースでFGO新宿編のコミカライズをされています。
丁寧な仕事なのでどうしてもペースはゆっくりしていますが、
とても良い出来になっているので、そちらの単行本発売も楽しみです。

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