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:: 2013/5/15 水曜日::

■[漫画]蛇足じゃなく補完な番外編「僕と彼女の×××」番外編

僕と彼女の××× 番外編 (ビーツコミックス) (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ)
著者/訳者:森永あい
出版社:マッグガーデン( 2013-05-14 )
コミック ( 166 ページ )

一昨年完結した「僕と彼女の×××」の番外編という名の続編が出たぞー!
掲載誌をWeb雑誌のBeat’sに移籍しての番外編連載だったので、
ディープなファン以外は番外編をやっていたことすら知らなかったと思いますが、
今年の3月までゆっくりペースで連載されていたんですよ!
いやー、完結していたはずなのに1冊分の番外編が出るとはなぁ。
でもまぁ、流石に今度こそ完結だと思います。(笑

時系列的には上原くんと桃井さんの二人が二度目の入れ替わりで元に戻り、
千本木が上原くん(身体は桃井さん)と結ばれるために頑張る所からになり、
ラストは千本木が7年掛けて想いを成就させて結ばれる所まで描かれています。

読んでて改めて思っただけど、本当に笑えて面白いですよね、この漫画。(笑
森永あいによる理不尽なまでのキャラ虐待によるギャグが、
これでもかというほどツボにハマった配役で、抱腹絶倒の嵐ですよ!
特に千本木と上原くんと桃井さんの3人が上原’s両親に事情を説明する為に、
上原家へ訪れた時のエピソードなんて比喩抜きで笑い転げましたからね!(笑
特にオチがツボすぎて私の腹筋がヤバイ。

それにしても精神的にはBLと百合なんだけど、何でしょうねこの多幸感…
特にラストなんて上原くん(桃井ボディ)と椎名さんの二人は妊娠してますしね!
精神的BLで肉体的にヘテロで妊娠&出産とか状況的にはかなりカオスなんだけど、
全員これで幸せだし、読者的にも満足だから割りと不思議です。

しっかし妊娠&出産という一大イベントもコメディにしてしまうとか、
森永あいさんは流石すぎるなぁ…
千本木…、因果応報かもしれないけど、お疲れ様…!
これからは上原くん(桃井ボディ)と二人で子供を大事に育てろよな…!

そして単行本買った後に小冊子付きの限定版があったのを思い出した…

初回限定版 僕と彼女の×××番外編 小冊子+ドラマCD付 (ビーツコミックス)

うーむ、ドラマCDはともかく描き下ろしの小冊子の内容が気になる…
これは限定版も買うべきか否か悩ましいな…!

:: 2011/10/18 火曜日::

■[漫画]精神交換系TSの意外な大団円「僕と彼女の×××」8巻

僕と彼女の××× 8 (BLADE COMICS)
著者/訳者:森永 あい
出版社:マッグガーデン( 2011-10-15 )
コミック ( ページ )

まさか完結まで10年も掛かるとは思わなかったし、
そもそも私が森永あい作品を完走できるとは思いませんでした。
いや、何というか森永あい作品ってアクが強い印象だったので。
実際強いと思いますが。

小さくなったスコップ(桃井父)を元に戻すために見つけて装置を動かしたら、
桃井さんとあきらくんが装置に巻き込まれて精神が入れ替わって元に戻って…
という訳で物語にラストスパートがかかって一気に完結までこぎつけましたよ!
すげえ! 森永あい作品なのに綺麗に終わってる!(←重要

というかあきらくんが菜々子ボディだと超絶に可愛いだけなんですが、
元のボディに戻ると絵面的にアレですね…、千本木ともどもホモにしか見えないよね…(笑
椎名は肝心なところに気づいている気がするんだけど、
それでも良しとしてそうなのが包容力ありすぎだと思いました。
鋭いだけじゃなくて母性をも兼ね備えているとか女子力高すぎる…!

それにしてもあきらくん@菜々子ボディは本当に可愛かったなぁ…
千本木に迫られて顔を真っ赤にしてるところも良かったけど、
キスされたのを思い出しジタバタするところも最高でしたよ…
しかもそれが元男だというのギャップがエクセレントだと思うわけです!
元男だからこそ体現しうる乙女心に萌え!

ビバ! TS!

割りとホモホモしい(ビジュアル的な意味で)シーンもありましたが、
最後は綺麗に終わったし、全8巻というのも程々の長さだし良かったと思いますよ。
まぁ、番外編もやるみたいなのでもう一冊出そうですが、
そちらはそちらで楽しみにしたいと思います。

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