本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2012/3/23 金曜日::

■[漫画]職業・魔女っ娘「まほマほ」1巻

まほマほ (1) (カドカワコミックスAエース)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-03-19 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ
作者twitter:児玉樹 (kdmmk_29) は Twitter を利用しています

児玉樹さんのオリジナル新連載は変身魔女っ娘モノ!
ですが普通の変身魔女っ娘は流石にありきたりしすぎるこのご時世ですので、
一捻り入れてきて男の娘な魔女っ娘なのです!
まぁ、最近はブロッケンブラッドとかあるし全然アリですよ!

こちらも家の都合で魔女っ娘をやらされているとはいえ、
あちらほど破天荒なギャグではなく、むしろ児玉樹さんらしいハートウォーミングな物語です。

代々続く魔女の家系に生まれた真成寺弾(はずむ)くんは町内で事件が起これば、
まじかる☆ほっぷに変身して解決に向かう日常を送っているんだけど、
本人はそんな恥ずかしいことをやりたいわけではなく、
むしろ隣のクラスの物部小毬さんと仲良くなるのが目下の目標。
でも実は物部さんにも人には言えない秘密があって…

魔女っ娘な弾くんと妖怪に好かれる物部さんの二人が、
お互いの正体を隠したままにストーリーが展開していくかと思いきや、
あっさりと物部さんの秘密が露見しちゃったりしてビックリしました。
まぁ、このハードルを乗り越えることでラブコメな方向に話がいくことができるんでしょうが…
弾くんの方の秘密は最後まで明かせないんだろうなぁ。(笑

まぁ、何にしても児玉樹さんの作品なので安心してほのぼの楽しめる作品だと思いますので、
ラブコメ方面に期待しつつ読んでいこうと思います。

:: 2011/9/30 金曜日::

■[漫画]家族団らんで大団円「FORTUNE ARTERIAL」7巻

FORTUNE ARTERIAL 7 (角川コミックス・エース 135-18)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店( 2011-09-18 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

「FORTUNE ARTERIAL」も7巻目で見事完結。
瑛里華編をストレートに描いたコミカライズでしたが、
流石は児玉樹さんな出来でした。
やはりこの手の作品のコミカライズは児玉樹さんだなぁ。

島の吸血鬼と千堂家と東儀家の因縁が判った6巻から、
7巻に入ってからは孝平と瑛里華の二人が200年以上を生きる伽耶を相手に、
敵対ではなく「家族」になりたいという想いを真っ正直にぶつけ、
稀仁の遺志を伝えてわかり合っていくという展開に。

解決してハイ終わり、ではなくて伽耶と学校の時間も後半に十分持ってきて、
楽しげなみんなを描いたのは素晴らしいと思います。
また、描き下ろしの4コマと後書きに少しだけ見える一コマは、
演出面から考えても素晴らしいモノじゃないかな、と。

という訳で見事に家族団らんを最終回に持ってきて大団円を迎えましたが、
今度の児玉樹さんの新作は少年エースから魔女っ娘モノ「まほマほ」だとか。
今月発売のエースかららしいので既に読めると思いますので、
そちらも読んで応援していきたいですね。

:: 2011/3/26 土曜日::

■[漫画]恋する人の為、我が身を省みず…「FORTUNE ARTERIAL」6巻

FORTUNE ARTERIAL (6) (角川コミックス・エース 135-17)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

想いは結ばれても吸血鬼の残酷な運命が孝平と瑛里華を翻弄する―。

平和な学園生活の裏側に張り巡らされた伽耶の思惑。
それを知ることで色々な感情が渦巻く二人。
6巻ということでどんどん物語の核心に迫ることになり、
また、瑛里華の限界も近付いてきて…?

という訳でコミカライズに定評のある児玉樹さんによる「FORTUNE ARTERIAL」の6冊目。
先月OAD付き限定版も出てますが、こちらは通常版。
通常版とはいえ表紙がロリ瑛里華ということもあり、お得感もあったりなかったり…?(笑

学園の日常的なエピソードが少なくなりシリアスな展開が続きますが、
孝平と瑛里華のラブっぷりはむしろ絶賛進行中で見所は沢山あります。
特に孝平の言動で赤面しまくる瑛里華はスンゴイ可愛いのです!
やはり元がエロゲなだけにこういったラブイベントが用意されてるのは良いですね!

さて、孝平の思い切った行動で謎が明らかになりつつありますが、
同時に瑛里華だけじゃなく孝平もピンチになってきて…
そろそろエンディングも近いと思うけど、どのようなラストを迎えるのか?
ハッピーエンドだとは思うんだけどホント気になるなぁ。

:: 2010/10/24 日曜日::

■[漫画]吸血鬼と眷属と人間と。「FORTUNE ARTERIAL」5巻

FORTUNE ARTERIAL (5) (角川コミックス・エース 135-15)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-10-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

2ヶ月連続の刊行な上に今月は同作者による「てるてる天神通り」も同日発売という、
流石に今期から放送開始されたアニメと合わせたにしてもかなり無茶というか、
児玉樹さん大丈夫かしらと心配してしまうスケジュールですが、
一読者としては間を置かずに読めるのが嬉しいというのも本音だったりします。

前回から尾を引いて学園モノとしての内容はなりを潜めて、
核心となる吸血鬼の千堂家としきたりに縛られる東儀家を軸にした、
吸血鬼とそれに隷従する宿命を背負った眷属の物語になっています。

黒幕的な役割となる伽耶だけでなく、伊織も暗躍し、
瑛里華と孝平の二人は代理戦争に近いことになっていますが、
そこは本人たちの意志こそが重要で今後どういった展開になるかは二人の意志次第。

伽耶の眷属である桐葉が語る250年近く前の伽耶の様子と、
現在の伽耶の違いとなった確執を取り除くのが瑛里華と孝平の役回りだと思います。
まぁ、かなり大変そうではありますが、それこそが物語の核となり、
作品の面白さの醍醐味だと思うので二人の不器用な恋には頑張って欲しいトコです。

:: 2010/9/25 土曜日::

■[漫画]求められる覚悟「FORTUNE ARTERIAL」4巻

FORTUNE ARTERIAL (4) (角川コミックス・エース 135-13)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-09-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

孝平の心からの言葉で人間を信じてみようと決心した瑛里華が、
陽菜に施したのは記憶の封印ではなく、全く逆の記憶の封印の解除。
封じられていた記憶を思い出したことにより、
陽菜だけじゃなく、瑛里華も一歩前進して孝平も一安心だけど…

吸血鬼と人間が織り成す複雑な人間関係は更に複雑になってきて、
眷属だったことが判った推定250歳の紅瀬さんの主が瑛里華たちの母親の伽耶だったり、
その伽耶さんがロリな見た目とは裏腹に根本的な女王様体質で、
中々にこの先大変そうで…

自分が何故こんなに瑛里華に対して色々と心を配ってしまうのか、
自分の中の恋心を自覚しちゃった孝平で恋模様もまた動きそうです。
ですが、相手の瑛里華がまだ吸血鬼としての懊悩を抱えていて、
それでも真摯な孝平に応えるように少しずつ前向きになっていくのはほっとしますね。

いやしかし児玉樹さんの手によるエロゲコミカライズはやはり良いですね。
綺麗に整った絵柄といい、安定した面白さがあって安心します。
続刊も早めに出るみたいだし5巻以降にも期待です。

:: 2009/10/31 土曜日::

■[漫画]ドキッ! スク水だらけのプール開き!「FORTUNE ARTERIAL」3巻

FORTUNE ARTERIAL (3) (角川コミックス・エース 135-11)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2009-10-25 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047153044
ISBN-13 : 9784047153042
作者サイト:きつねのてぶくろ

そりゃもう学校なわけですからスクール水着なのは当然ですけど、
旧スクだとは随分マニアックな学校だと思わざるを得ないです。
まぁ、原作がエロゲなんでマニアックなのは当然かも知れません。
それにしても児玉樹さんが描くスク水姿はエロ可愛いし、おっぱいも申し分ないのですが、
中学時代に感じたクラスの女子のスク水姿を見ている時の、
何というかこう、いたたまれなさ的なものを思い出してしまいます。

かなでさん発案のバーベキュー大会に、
前述したプール開きとイベントは結構ありますけど、
3巻のメインは表紙にあるように紅瀬さんだったかな。
味覚が鈍感で、眠り姫な彼女の正体が垣間見られたんだけど、
そこはお節介焼きな主人公、孝平はそれでも受け止めて心を僅かに開かせます。

そう、この作品の主人公である支倉孝平はお人好しでお節介焼きなんですよね。
児玉樹作品にしては珍しくぶっきらぼうで三白眼じゃない主人公なんですが、
他人に伝染していく程のお人好しっぷりを持つってのも案外合うものですね。
恥ずかしい台詞を何気なくサラっと言っちゃうのはこっちが恥ずかしくなりますけど。(笑

そしてラストではメインヒロイン瑛里華が物語の中心に。
人間離れした所を陽菜を見られて動き出すエピソードだけど、
孝平の傍に一緒に居たからこそ、瑛里華の心も徐々に動かされてきたんだな…
というのが判る展開でちょっと微笑ましかったです。
結構良い所で終わっているので続きが楽しみですね。

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