本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2014/6/22 日曜日::

■[ラノベ]もういいかい?「ケモノガリ」8巻

ケモノガリ 8 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2014-06-18 )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu)さんはTwitterを使っています

Kindle版:ケモノガリ 1
Kindle版:ケモノガリ 2
Kindle版:ケモノガリ 3

Kindle版:ケモノガリ 6
Kindle版:ケモノガリ 7
Kindle版:ケモノガリ 8

娯楽で人を狩る組織「クラブ」と「クラブ」を狩るケモノガリの決着がつくクライマックス!

シャーリーさんマジ勝ち組…(笑
「クラブ」との戦いも何度も綱渡りをするような接戦だったけど、
目標は達せた上にちゃっかりと妊娠して子供も出来るという、
作中のヒロインの中でも随一の勝ち組だと思います。
流石はCIAやで…!(CIA関係ない

楼樹とアストライアとの戦いは正に激戦で読み応えありましたね。
お互いを高め合う戦いと言えば聞こえは良いですが、
それがただ純粋にお互いを殺すために磨かれて削ぎ落とされていくというのが、
表現はまっすぐですが、在り方はいびつだったような気がします。

それにしても最後に二人を分けたのがあやなの存在かー
というか、あやなさんマジ最強伝説…
あやなに掛かったら最初にして最後の聖父”虚空”も形無しですね…
腕力的には最弱に近いけど、心の強さが半端ないですね、あやなさん。

これで長かった「ケモノガリ」もついに完結かー
正直1巻の時は一冊で完結するもんだと思ったので、
続いた時はどうなるのか心配だったんですが、
綺麗に終わって良かったです。
ちゃんとシャテアも生き残ったみたいですしね。
実はこれが一番ほっとした要素だったりします。(笑

:: 2013/12/22 日曜日::

■[ラノベ]最強の才能vs殺人の才能「ケモノガリ」7巻

ケモノガリ 7 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2013-12-18 )
文庫 ( 285 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

正にクライマックス直前な「ケモノガリ」7巻!
遂に”クラブ”の本拠地が判明して、
CIAの精鋭と共に乗り込むことにしたイヌガミと楼樹。
そこには予想通り死が渦巻いていて…

イヌガミは最期の最後まで、良い奴だったなぁ…
記憶を無くしても、魂から消えても、肉体に宿った友情で、
窮地の楼樹を助けに現れるとか格好良すぎだよ。
例え姿形は違えども、イヌガミは楼樹にとって最高の友達でしたね、間違いなく。

CIAのメンバーですけど、奮闘しているけど、
次々と死んでいってて中々に壮絶でした。
それにしてもアパッチってばマジで絶望的な強さを誇る兵器ですよね。
果たしてあんな悪夢な兵器相手に勝てるのかしら…

恐らく次巻で完結になりそうですけど、
楼樹は記憶を削りながら突き進んでおり、結末は絶望しか無さそうだけど、
彼にはあやなが付いているから、彼女なら何とかしてくれるのではないかと期待しています。
しかし、あやなはまぁ、予想通りなんだけどまさか法王まで乗り込もうとするとは…
”クラブ”設立の秘密に関わりそうだけど、一体どんな謎が残ってるんだろう。
8巻が楽しみです。

:: 2013/5/19 日曜日::

■[ラノベ]CIA本部を攻略せよ!「ケモノガリ」6巻

ケモノガリ 6 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2013-05-17 )
文庫 ( 291 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

ローマでの戦いを終え、遂に佳境に入ってきた「ケモノガリ」6巻
”クラブ”のメンバーも段々と逃亡する事が多くなり、
これからのサーチ&デストロイに不安が感じられる中、
ローマからアメリカのカンパニー(CIA)が怪しいとされる情報がもたらされ…

いよいよ”クラブ”の本丸である7人の”聖父”が明らかになり、
そこに攻め入ることになった楼樹たちですが、
まずはシャーリーが所属するCIAに蔓延る”クラブ”の根を絶やすことに。
そしてその為に抜擢されたハッカーがブラジルの貧民街ファヴェーラに住む、
楼樹とそう変わらない年の少女シャテアで…

楼樹を王子様として慕うシャテアの明るい所が可愛らしいんですが、
だからこそ、彼女がちゃんと今後生き延びられるのか心配になりながら読みましたですよ。
今回はシャーリーが結構活躍しましたね。
個人戦では師匠であるCIA長官に勝てなかったけど、
集団戦で一気に巻き返す所は人間という群れ社会での強みが出ていたように思えます。

これで”節制”の死からずっと健在だった”聖父”も、
”勤勉”と”慈愛”と一気に二人減ったことで残り四人となりましたが、
”無垢”のアストライアだけでなく”悲哀”という最強の生物も残っている上に、
楼樹とイヌガミはそれぞれ別の意味で人間としてのナニカが失われていきそうなのが気掛かりです。

というかシャテアがこのまま無事でいられるのかも心配なんだよなぁ…
何とか生き残って欲しいものなんですが…
まぁ、生き残ってもあやなと修羅場りそうな予感がヒシヒシと…
それはそれでアリなんですけどね、個人的には。(笑

:: 2012/10/26 金曜日::

■[ラノベ]ローマで一番長かった夜「ケモノガリ」5巻

ケモノガリ 5 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2012-10-18 )
文庫 ( 295 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

コンクラーベが近いローマで次期教皇候補のヴァレリオがクラブの一員と目されるけれど、
それがおかしいと気付いた一行と、楼樹に差し向けられる12組の娯楽提供者。
必ずしも万全とは言えない体調の中、今までに無い最強の敵が待ち構える中、
あやなを救う為に楼樹は殺して殺して殺しながら突き進んでいく…

しかし初っ端の娯楽提供者には笑わされたなぁ…(笑
ある意味高二病くらいには美味しい設定の敵だし、インパクトある挿し絵なだけに、
そのギャップには作者の意図通りにやられた感じがしますですよ。
それにしても本当にククリナイフ好きですねぇ…

イヌガミも瞬殺される相手にどうやって挑むのかと思いましたが…
初めから強いベジータより、同じ実力のライバルを超えてきた悟空の方が強いのと似たようなものかな。
そして最後の最後で出してきた娯楽提供者が特にそうだけど、
本当に容赦ないよね! というか勿体ない!
良いキャラだったのになぁ…

そしてあやなさんの方ですけど、相変わらず気丈ですし、
まさか無事に解放されてまずグレタの所に行くとは。
今後もグレタと共に登場するということなのでしょうか。
女性が少ない作品なだけにちょと期待です。
シャーリーも良いんだけど、ラノベなんだからヒロインは若いに限るしね!(ぉ

:: 2012/1/23 月曜日::

■[ラノベ]ローマの一番長い一日「ケモノガリ」4巻

ケモノガリ4 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2012-01-18 )
文庫 ( 280 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

ケモノガリの次の標的は教皇選挙で次期最有力候補のヴァレリオ。
現在のローマ教皇が病に伏している中、
一刻の猶予もない楼樹たちはローマに潜伏しているが、
当然アストライアはそれもお見通しで、
クラブ主催のゲームを持ちかけてくる。
楼樹が決して断れないようにあやなという人質を持って…

という訳で久しぶりにあやながメインヒロインとして復帰。
まぁ、今まで見逃されていたのが不思議だった彼女ですが、
あのケモノガリな楼樹と相思相愛なだけあってどこかおかしくて、
でもそこが魅力だと思うんですよね。

今回はローマ全域を舞台にして容赦なく剛毅果断にクラブが仕掛ける訳ですが、
相変わらず凄いギミック付きの娯楽提供者が外連味溢れまくってカッケーです。
もちろんそれを次々と狩っていく楼樹やイヌガミにシャーリーはもっと凄いですが。
しかしシャーリーもシャーリーでやっぱり少しおかしいトコありますよね。
楼樹と一緒に行動している時点で判ってはいましたが…

しっかし良いトコで終わるなぁ。
謎が結構残ったまんまだし、次の戦いの絶望度が半端無いです。
それに表紙になっているシスター・セシリアもまだまだ活躍してないですし!
ヒロインであるあやながどうなるのか気になるしで早く続きを読みたいですよ。
早く5巻出ろー

:: 2011/2/19 土曜日::

■[ラノベ]殺人鬼たちの饗宴「ケモノガリ」3巻

ケモノガリ 3 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2011-02-18 )
文庫 ( 312 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

自称CIAのシャーリーを旅の道連れとして人狩り”クラブ”を狩るケモノガリ赤神楼樹。
今度のターゲットは”クラブ”創設の地と目されるドイツに立つ「苦痛の城」に住む、
マクシミリアン・ルートヴィヒ伯爵。
しかし、今回の難敵は殺人鬼ではなく人でもなく、何と獣…!

冒頭のシャーリーの挿し絵を見て真っ先に思ったのが峰不二子ですが、
不二子ちゃんみたいな悪女ではなく、結構役立ってるシャーリー
むしろ巻を追う事にヒロイン不足に陥る本作においては、
結構重要な役回りをやってくれてるように思えます。

しかし金と権力がある”クラブ”の会員だけど今回は殊更に狂ってる敵でした…
マッドサイエンティストという訳ではなく、一定の目標がある伯爵の、
想像を絶するクレイジーな実験によって生み出された獣たちを相手に、
そして”クラブ”調停者のアストライアを相手にケモノガリが挑む!

いやー、萌えとかほぼ0でアクションシーンで、
萌えラブコメばかり読んでいる私としては珍しいチョイスなんだけど、
やっぱりこの手の作品も面白いんですよね。
今回の引きでまだまだ続きそうな感じですし続きも読んでいきたいですよ。

まぁ、多少は萌えヒロインが出ても良い気がしますけどね…!

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