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:: 2015/6/11 木曜日::

■[漫画]JKフォーエバー「女子高生 Girls-Live」6巻

「女子高生 Girls-Live」もこれにて完結!
連載誌のコミックハイ!がまたもや休刊してしまいましたからね…
元々の「女子高生」は雑誌を渡り歩いて続いていきましたが、
流石に物語がしっかりと終わったこの「女子高生 Girls-Live」はこれで完結かな?

体育教師のハヤミーのお見合い特訓とか、
学園モノであるあるネタをかます鉄板のバカたちが、
最後まで面白かったですね。
最終回はちょっと唐突だったけど、
花子らしいバカっぷりが健在な見事なオチだったと思います。

この6巻で一番印象的なエピソードはやはり男子校への潜入の話ですね!
花子が幼馴染みの大地にお弁当を届けるという、
エロゲやラノベみたいなネタなのに、
やっているのは男子校の恥部を赤裸々に描くというヒドさ!
私も男子校は知らないのですが、流石にここまでヒドくはないと思いたい…
進学校な男子校だとむしろホモネタの方が割りとよく聞きます。(笑

それとバレンタインの話はカナカナちゃんが可愛かったですね!
百合だけど百合じゃなくて友情というか!
黒髪ロングでお淑やかで女子力が高いという、
理想の女子を体現したカナカナちゃんは最後まで良いヒロインでした。
彼女の門出に幸あれ。

:: 2015/4/18 土曜日::

■[漫画]時空を超えてバカ軍団が帰ってきた!「女子高生Girls-High」10巻

「女子高生Girls-Live」じゃなくて「女子高生Girls-High」かよ!
まさかのバカ軍団が帰ってきた!
流石に8年経ってるだけに懐かしすぎですが、
作中にtwitterやLINEといったガジェットが登場していたりと現代に寄せており、
それほど古くささはありませんね。
まぁ、こいつらどこの時空に生きてるんだと思わなくもないですが。(笑

そう言えば私の女子高生に対する幻想って、
この女子高生シリーズで見事に粉砕されたんだよなぁ…(笑
今でこそ「女子校の真実」ネタとか至る所に散見されるようになったけど、
「女子高生」連載開始当時はかなりエポックメイキングだった憶えがあります。

今回は初っ端から交換留学生で金髪碧眼巨乳キャラのアネッサが出てきたりと、
今までにないネタをぶっこんできながら、
ちゃんと女子高生っぽいネタを織り交ぜており面白かったです。
まぁ、アネッサの少年漫画弁のキャラが強烈すぎた気がしないでもないですが。(笑
ただ、今だとNARUTOで日本語覚えた外国人が変な日本語喋るのとか多いみたいだしなぁ。
ある意味今風ではあるのかしら。

それと今回は各キャラに絞った短編があったんですが、
絵里子の高橋家はお父さんとの話でして。
今となっては気難しい年頃の娘を持ったお父さんの方に感情移入して読んでしまい、
少々寂寥感もあったけど、最後には良い話に収まってホッとしましたね。
ここら辺は「まんがかぞく 一家4人全員漫画家」を描かれた経験が生きてるのかな?

何にしても香田が相変わらずバカで安心しました。
彼女にはこれからもバカで喪女の道を突き進んで欲しいですね!(笑

:: 2013/11/4 月曜日::

■[漫画]女子高生かぞく「女子高生Girls-Live」4巻

女子高生Girls-Live(4) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2013-10-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA OSHIMA official website
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima)さんはTwitterを使っています

あざとい、この表紙はあざとい。
ボタンを外して谷間が見えるようにした上での上目遣い。
どうしても視線が谷間に集中してしまってるのがバレバレになってしまう、
そんな罠が仕込まれているんだけど、判っていても見詰めてしまう。
そんなあざとさ満載の素晴らしい表紙だと思います。

今回は進級に伴うクラス替えで西園寺とも一緒になったので、
表紙だけではなく本編でも西園寺分が増量している4巻です。
しかしまさか初っ端からバレンタインイベントで西園寺の恋バナをすることになるとは…
しかもその相手がアレだとはなぁ…
いやー、意外だ…

そして今回は西園寺分だけではなく、田中家@花子の家族分も多めな気がします。
カナと一緒に日直の仕事をこなすために田中家に訪れたら花子のお母さんが居て、
そこから母の日に繋がる事になるんだけど…
いやー、女子高生シリーズにしては珍しいほっこり出来る良い話でしたよ。

そう言えば進級に伴う部活勧誘の話は旧シリーズでもありましたけど、
相変わらず色々と舞台裏を見せられて綺麗なほどに幻想を打ち砕いてくれました。
いや…、うん…、色々と大変だね!
でもそういったのも萌えに昇華出来る人がこの世の中にはきっといると思うんだ!(投げやり

:: 2013/1/25 金曜日::

■[漫画]見よ! この圧倒的な女子力の差を!「女子高生 Girls-Live」3巻

女子高生Girls-Live(3) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2013-01-12 )
コミック ( 174 ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

相変わらず「女子高生」はGirls-Liveになっても読んでいて楽しいな!
腹抱えて笑えるアホなことをやる田中花子たちの軍団と、
大和撫子を体現する黒髪ロングの田中カナの対比が面白いですし、
カナLOVEな花子のスキンシップが見ていて微笑ましいです。

それにしてもカナの女子力の高さは圧倒的ですね…
アラサーから女子力を向上させるのって原理的に無理なんじゃと思わせられる、
幼少の頃から地道に培うことで養われる数々の所作!
家事と料理のさしすせそをこなせる生活力だけではなく、
姿勢や寝姿から滲み出る潜在的な女子力の高さが圧巻です。
というか現代日本にこんな女子力の高い女子高生は現存するのでしょうか…

対して別なベクトルで女子高生らしいのが西園寺サリーナですが、
彼女の男へのアプローチの仕方は間違ってないというか、
ぶっちゃけエロゲーとかでよく見る仕草だなぁ、と。(←色々な意味で笑う所です
そこへの花子の的確なツッコミはナイスだと思いました。

また、巻末には初代バカ軍団の番外編が収録しているんですが、
本当にこいつらは全員がバカで救いようがないな、と改めて思わされます。(笑
いやー…、本当に小田桐先生って大変ですね…
強くイキロ…(笑

:: 2011/10/13 木曜日::

■[漫画]萌えない女子高生たちが帰ってきた!「女子高生Girls-Live」1巻

女子高生Girls-Live(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2011-10-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

多くの男子が持つ女子高への幻想をぶち壊してくれた漫画「女子高生」
かつてアニメ化までされるも相次ぐ掲載誌の休刊に見まわれ、
遂には第一部完、という結末を迎えたわけですが、
隔月誌のCOMICすももにて、年代も進み主人公組を一新して、
咲女を舞台にトンチキ軍団が繰り広げるコメディとして幕が上がることになりました!

今回は外部生組がかつてのバカ軍団に勝るとも劣らないトンチキ具合で、
まともな内部生組を終始圧倒する暴走っぷりを見せてくれます。
例えば感性が下品で出来ているとしか思えない主人公の田中花子と、
脇を固める渡辺真理子、山田亜希子といった変態たちが、
「下着なんざしゃらくせえ!」「本当の女性のためのバイブを作ろうぜ!」
と下品な方向に突貫していくのが非常にバカで楽しいのです。

そもそもですね、大島永遠さんの絵柄って整ってるし女の子が可愛いじゃないですか。
女性なだけあって女体の描き方もしっかりしてるしぶっちゃけ萌えな絵柄なんだけど…
正直、トンチキ軍団が美人揃いとはいえ萌えることは難しいんじゃないかな…(笑

乳首も出るしパンチラだってバンバンしているわけなんですが、
出てくる感想が「バカだこいつら…」「下品にもほどがあるぜぇー!」みたいなものばかり。
やはり萌えには恥じらいが必要なんだな、と痛感せざるを得ないです。
というか、女子高生が機能的だからといってふんどし履くなよ!(笑
ふんモロとか男の幻想をぶち壊すのに容赦なさすぎだろ!
ふんモロ!

色々な作風を持つ大島永遠さんですが、このノリは間違いなく前作通り「バカ」です。
かつて一世を風靡したボキャブラ天国風に言うなら「バカパク」ですね。
一応前作と同じ舞台なので小田桐先生とか教師陣は見たことある面子だし、
田中花子の幼馴染に高橋絵里子の弟の高橋大地が居たりと、
前作知っていると面白い名前とかも出ているので前作が好きな人にも必見ですし、
もちろん、前作の知識がなくても楽しめると思います。

:: 2011/3/12 土曜日::

■[漫画]漫画で繋がる一家の絆「まんがかぞく 一家4人全員漫画家」1巻

まんがかぞく 一家4人全員漫画家(1) (アクションコミックス)
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2011-03-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

はバツ&テリーなどで有名な少年・青年漫画家の大島やすいち
は元少女漫画家で現在はレディコミ作家な川島れい子
は下ネタ4コマが得意な三島弥生
そして本人は、下ネタでお馬鹿なコメディが得意な大島永遠

そんな、漫画大国日本でも恐らく唯一であろう、家族4人全員プロの漫画家である、
大島一家を描いた実録エッセイコミックがこの「まんがかぞく 一家4人全員漫画家」です。

漫画家のことについて多少なりとも詳しい人なら聞いたことのあるこの特異な一家。
元々漫画家というと変わった人が多いという印象でしたが、
実際全員が漫画家という一家は本当に変わっていて、面白いことばかりでした。
いや、他所様の家庭の事情を面白いというのも失礼だとは思うのですが、
面白いんだから仕方ない…(笑

特に大島やすいち先生が思いの外ツンデレで笑わされまして、
ゲームに熱中する様なんか、少年の心をそのまま持ってて妙に感心したり、
RPGをラスボス直前で止めてたりするのが、ちょっと共感できたりしました。


「この城に乗り込んだら… 冒険が終わっちゃうじゃないか…」

物語が終わる寂寥感に耐えられず、レベル80になろうともクリアしない大島やすいち先生萌え…
しかもゲームのネタバレされてマジ切れしたり、
妻である川島れい子さんに対して一度も好きと言ったことがないくせに、
女子高生時代の写真を友達に譲って貰って大事に持ってたりとか、
本当にツンデレで、意外性たっぷりでもう最高でした。

それにしても自分の私生活や馴れ初めまで描かれるとは、
ホント漫画家というのは因果な商売だなぁ、と思わざるを得ません。
みなさん身を切って生活しているんだなぁ、と感心させられまくりです。

流石にこんな一家の実録作品は他の人には描けないユニークさなので、
是非とも今後も定期的に語って頂きたいな、と思う次第です。
頑張れ、大島一家。(笑

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