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:: 2023/11/6 月曜日::

■[漫画]二人で一緒にどこまでも「うみそらかぜに花」4巻

うみそらかぜに花4巻うみそらかぜに花4巻
出版社:少年画報社
作者名:大石まさる
作者twitter:大石まさるさん(@OhishiMasaru) / Twitter
紙書籍通販:うみそらかぜに花 (4)
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DMM電子書籍:うみそらかぜに花 (4)

親の再婚で血の繋がらない兄妹となり、同居することになったカナメくんとアミちゃん。
北海道から神奈川に引っ越してきて色々と新鮮な驚きに満ちた日常を送るアミちゃんだったけど、
ついに友人たちに同居のことを知られてしまって一騒動。
それも終わって平和な日常を送れるようになったかと思いきや…?

連載で読んでて唐突な展開に驚いたのですが、
残念ながらこの4巻で完結です。
私はわりと唐突に感じられたんだけど、
どこかで伏線とか読み逃しちゃったかなぁ…?

カナメくんはナナコ先輩のことが好きだったと思うんだけど、
それでもアミちゃんとの距離が近いのは知っていましたけど、
熱で浮かされていたとはいえ、チューしちゃうのは衝撃でしたね。

しかも間の悪いことにアミちゃんパパに見られたもんだから、
保護者権限で強制的に北海道にアミちゃんを帰らせて転校させるとか、
そりゃ盛り上がっちゃいますよ。
子供っていうのはダメと言われたら盛り上がっちゃうものです。
アミちゃんパパは子供の頃の気持ちというのをすっかり忘れてらっしゃる。

しかし、カナメくんの行動力も凄いね。
まだ中学生だからお金がないとはいえ、
それを何とかするために人に頼って旅程を組んで貰い、
それを実行するんだからたいしたもんだわ。

しかし若さ故の無鉄砲っぷりも凄いよね。
アミちゃんと合流してから、更にまた二人で駆け落ちするんだもの。
盗んだバイクで二人乗りで走り出すお年頃だからね。
人生を楽しめ、若人たちよ…!

:: 2022/10/30 日曜日::

■[漫画]夏休みを満喫中「うみそらかぜに花」3巻

うみそらかぜに花3巻うみそらかぜに花3巻
出版社:少年画報社
作者名:大石まさる
作者twitter:大石まさるさん(@OhishiMasaru) / Twitter
紙書籍通販:うみそらかぜに花 (3)
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DMM電子書籍:うみそらかぜに花 (3)

親の再婚で姉弟となり、同居していることが友達にバレたカナメくんとアミちゃん。
三バカあっさり仲直りしたけれど、
アミちゃんはキミちゃんとタカちゃんに中々許して貰えず…

カナメくんがすぐ仲直り出来たのは三バカだからというのもあるけれど、
どちらかというとアミちゃんの希望で隠してただけで、
カナメくんが積極的に隠してたわけじゃないですしね…

そもそもアミちゃんが隠そうとした理由も、
途中でキミちゃんとタカちゃんが気付いたように、
ほぼ確実にからかわれるからなわけで。
アミちゃんはそれほど悪くないと思うんですよね。
それでも誠心誠意謝るんだから、アミちゃんは良い子ですよ…

そんなアミちゃんですが今回は天文学部に仮入部をして、
天体観測イベントに同行することに。

カナメくんは想い人のナナコ先輩とのロマンスチャンスが崩れましたが、
残念ながらナナコ先輩とのフラグはまだ立ってないので、
現時点では難しいと思うんですよね…

悪い印象は持たれてないし、今回のイベントで多少なりとも好感度が上がった気がしますが、
アミちゃんとの関係の方がかなり近いのが困ったもんですよね。
カナメくんの世話焼きっぷりはほぼ母親レベルだし、
アミちゃんの懐き方も父親が心配するレベルですからね…
この二人の関係がどうなっていくのか…
続きが楽しみです。

:: 2021/10/30 土曜日::

■[漫画]中学生バカ日記「うみそらかぜに花」2巻

うみそらかぜに花2巻うみそらかぜに花2巻
出版社:少年画報社
作者名:大石まさる
作者twitter:大石まさるさん(@OhishiMasaru) / Twitter
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親の再婚で一緒に住むことになったカナメくんとアミちゃん。
長い再婚旅行から帰ってきた両親を加えて4人家族となったけれど、
思春期のアミちゃんはまだ学校のみんなには知らせてない!
しかし、ズボラなアミちゃんがいつまでも秘密を守れるはずもなく…

カナメくんは学校で三バカとしてバカをやるのと、
家でせっせと家族の世話を焼く姿の二面性が凄いですね。
どちらもカナメくんだけど、母を支えるために世話焼きになったのか、
ただ素で世話焼きになり、その反動で学校でバカをやっているのか…
うーん、判断は難しいかなぁ。

しかし、ちっちゃいけど可愛いアミちゃんと同居しておきながら、
まったくラブコメの気配がないカナメくんですが、
ちゃんと想い人は別にいるんですよね。

天文部のナナコ部長のことにトキメいているっぽいけれど、
その想いが報われるかというと微妙な気がしないでもない…
ミツオくんも園芸部の先輩にフラれてたしなぁ…
三バカなのがダメなのかな…?

ただ、バカなのはカナメくんよりもアミちゃんだよなぁ…
と、第16話を読んでしみじみと思いました。
わざわざカナメくんが自分の行動予定を教えてくれたのに、
それをスコーンと頭の中からすっ飛ばして自爆するとか、
かなりのバカだなぁ、と思いました。

カナメくんに生活全てを丸投げしているところといい、
この子はこれから一人で生活するスキルを学べるのかな…?
と、とても心配になるレベルでしたね…w

まだまだラブコメというには青すぎるけれど、
中学生たちのバカをやる青春としては最高に輝いている2巻でした。
3巻も楽しみです。

:: 2021/1/30 土曜日::

■[漫画]坂の上に住むふたり「うみそらかぜに花」1巻

うみそらかぜに花1巻うみそらかぜに花1巻
出版社:少年画報社
作者名:大石まさる
作者twitter:大石まさるさん(@OhishiMasaru) / Twitter
紙書籍通販:うみそらかぜに花 (1)
DMM電子書籍:うみそらかぜに花 (1)

汐待中学に通うカナメは小学生の頃からの仲間たちとバカをやる中学2年生。
昔馴染みのメンバーだけかと言うと、最近北海道から転入してきた毛玉ことアミさんは、
小っちゃいけれど元気いっぱいで暴れまくる女の子。
学校での二人は犬猿の仲に見えるんだけど…

実は親の再婚で義理の兄妹になって同居している仲なのだ…!

大石まさるさんのSFでもファンタジーでもない、
日本ではどこにでもある、海と坂の地方を舞台にした青春学園モノです。
私は「水惑星年代記」とかが好きなのですが、
こういった真っ正面からぶつかってくるかのような物語も良いですね。
王道は王道が故の面白さがあるよなぁ。

大石まさるさんの漫画は作中の熱気とか湿気が読んでると伝わってくるんですよね。

アミさんのボサ髪とか凄く暑そうだなぁ、と思うんですが、
その黒くて長いボサボサの髪が魅力でもあるので切って欲しくはないんですよね。
毎朝カナメくんが梳いて整えてくれてるし、ずっとそのままの君でいて欲しい…

あと、アミさんの北海道のなまりが良いですね。
方言女子というのはグッドですよ、グッド。
ただ、北海道出身ということは内地の夏の暑さには慣れてないだろうから、
作中でこれから本格的に始まる夏に耐えられるかは心配ですね…

カナメくんは天文学部というのも青春ポイントが高いですし、
文化祭での発表で、普段はアガってしまうのに、
観客がアミさんだけだとリラックスできるあたり、こう… 良いですよね…
義理の兄妹と仲睦まじく同居している家事万能中学生とか青春ポイント高すぎでしょう…!

ちなみに1話は作者の大石まさるさんのTwitterで公開されています。

まずはそちらをどうぞ!

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