本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2010/5/6 木曜日::

■[漫画]終点、新宿に到着ー「天然女子高物語」3巻

天然女子高物語 3 (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:門井 亜矢
出版社:芳文社( 2010-04-27 )
定価:¥ 860
Amazon価格:¥ 860
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4832279068
ISBN-13 : 9784832279063

中央線に新宿止まりの列車があるのかは知りませんが、そこはアレでナニな感じで無視いただければ…

都内中央線の駅名が名字の女子高生(+その他)が送るギャグ4コマですが、
1話当たりのページ数は少ないながらも賑々しく姦しく、
個性溢れる少女たちが色とりどりに戯れる様は金平糖のように甘く美しく、
若さという燦めきが眩しくて読んでいると楽しくて仕方ありませんでした。

三鷹が親の都合で寮に短期間とはいえ引っ越して、
みんなでお泊まりしたり、寮の歓迎会で野球拳やったりと、
騒々しいながらも楽しい日常がすんごく面白いんですよね。
東小金井さんの正体が判っても自分の部屋に帰る委員長とか凄く好きです。

また、阿佐ヶ谷先生がやっぱり良い味出してるんですよねー
生徒から侮られてたり先生扱いされてない低身長ながらも、
欲深くて腹黒で中身がおばちゃんだったりするんだけど、
それがまたマニアックな魅力を引き立てて面白いんです。

たった3冊ながら連載期間の長さと門井亜矢という知名度の高さで、
初期のきらら系雑誌の屋台骨を支えた作品だけに終わるのは少々寂しいですが、
最後まで姦しく笑え、綺麗に終わっているので作品としてはこれが幸せなのかな、とも思います。
長い間本当にお疲れ様でした。
凄く楽しかったです。

:: 2008/3/28 金曜日::

■[漫画]阿佐ヶ谷先生大活躍?「天然女子高物語」2巻

天然女子高物語2巻天然女子高物語 2 (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:門井 亜矢
出版社:芳文社( 2008-03-27 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832276875
ISBN-13 : 9784832276871

月に2~6ページという非常にゆったりした掲載ペースだったので、
実に2年ぶりの新刊が発売となりました。
大きなドラマも特になく、ただし天然女子高生の日常はある。
そんな何でもないけど面白い日々を綴った漫画です。

一話あたりのページ数が少ない為にそれぞれは目立ちませんが、
トータルで見ると童顔な三十路前の教師、阿佐ヶ谷先生がMVPだった気が。
腹黒いとことか、彼氏ゲットのチャンスがあるのに全く気付かないとことか、
引き算するとことかは何か真に迫るものが…
ちなみにカバー下でも大活躍されてます。(笑

それとは逆に可愛かったのは三鷹母かなぁ。
料理は下手だけど、娘への愛情はたっぷりを詰まったケーキだとか、
三鷹父への素直じゃない愛とか、不器用なとこが可愛らしかったです。
大人になっても旦那への恋を忘れてないってのは良いもんだ。

過度に萌えなキャラはいないけど、ゆったりと笑える。
何だかんだで面白い作品だと思います。
それにしてもタイトル通りに天然キャラがかなりいるけど、
一番天然なのは阿佐ヶ谷先生じゃないかなぁ、と思ったのでした。(笑

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