本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2024/11/13 水曜日::

■[雑記]神よ…「あくまでクジャクの話です。」3巻

初恋相手の久慈先生への飽くなきアプローチを試みる阿加埜は、
幼い頃に仲が良かった相手=自分とは気付いて貰えてないけど、
それでも距離が縮まったことで険悪なはずの家でも機嫌が良かった…
でも、それを不信に思った妹の蕾夢は久慈先生に辿り着いて…

蕾夢ちゃんは行動力がありますね。
姉をストーキングするだけでなく、
久慈先生に姉との和解を依頼するとは…

ただ、そのせいで阿加埜との間に色々と誤解ができてしまい、
阿加埜ファミリーがとても面倒なことになるのは因果応報ですね…

しかしまぁ、生物学がテーマの作品なのでいつかやるとは思ってたけど、
まさか阿加埜の家が”托卵”だったとはなぁ…
そりゃ、そんな事実を幼い頃に知らされたら心が歪んじゃいますよ。
それでも阿加埜は久慈くんと会って恋したから、比較的真っ直ぐ育ったんだと思います。

そして久慈くんへの恋心を自覚してからの阿加埜だけど、
やたら可愛らしかったですね…!

何で3年生になってからアプローチし始めたのかと思ってましたけど、
それまで待ちの戦略を取っていたんですね。

ただ、それは生物学を持ち出すまでもなく、敗北するとわかりきっている戦略なんですよ…
恋は戦争! 自分から積極的にアピールするしかないのです!
まぁ、だからこそ恋人と別れたと知った阿加埜が積極的に動き出したことで、
1巻冒頭へと繋がるんですね。
なるほど、納得です。

今回の騒動では久慈くんはわりと振り回されてた立場だし、
阿加埜は自分の恋心に翻弄されまくってたけれど、
ちゃんと自分から想いを告げるところまで行ったのは良かったですね。
まぁ、久慈くんの反応は読者の大半が予想できるでしょうけど、
それは次巻のお楽しみということで…!

:: 2024/7/18 木曜日::

■[漫画]阿加埜さんは恋愛タカ派? 恋愛ハト派?「あくまでクジャクの話です。」2巻

優良青年だけどオスみが低くて彼女に浮気されやすい教師の久慈くん。
そんな久慈くんが幼い頃の初恋相手である阿加埜さんは何とか久慈くんと結ばれたいけど、
久慈くん当人は阿加埜さんのことを幼い頃に仲が良かった相手の妹と勘違いしているのだ!
阿加埜さんは生物学の知識を使って何かとアプローチをするんだけど…?

今回は教師らしく初っ端からヤンキー更生モノになってますが、
阿加埜さんが生物学的にぶっ込んできて笑っちゃいましたね。

生物学的には賢くても、ヤンキー生理学的には超ダサいので、
悪ぶってる鷹垣くんにはクリティカルヒットなんですよ。
まぁ、気持ちはわかる。

というか阿加埜の度胸が半端なさ過ぎというか、
凶器を持つ相手に煽りすぎですよね。
それでも聡く立ち回ることができたのは鷹垣くんのお陰だと思うし、
何よりも阿加埜を守る久慈くんは格好良かったですよ。
まぁ、生徒だから教師として守ったんだと思いますけどね。

そして鷹垣の件があって久慈くんにアプローチしてきたように見える根津先生ですが、
Fカップ黒髪ロング独身という素敵な属性盛り盛りなんですよ…!
これは久慈くん、ワンチャンあるのでは? と思ったんですけど、
”交際相手に浮気された”という同じ悩みを持つ人だと判明するのです。
だからこそ愚痴をぶちまけたかったのか…?

とはいえ、愚痴を聞きながらそういう関係になるというのもあるから…
でも、久慈くんには阿加埜バリアがあるんだよね…w

結局、根津先生の恋愛相談も生物学で完膚なきまでに叩きのめし、
場当たり的だけど、それなりに有用かもしれない解決策を提示することで、
久慈くんから目を逸らさせるとは、阿加埜はやはり有能だな…!
というか、阿加埜は手段を選ばなさすぎだね!

反応閾値の話とかも面白かったけれど、
久慈くんにベタ惚れな阿加埜のリアクションが一々面白いので、
今後も阿加埜の不器用な恋模様を楽しみにしたいですね…!

:: 2024/4/15 月曜日::

■[漫画]生物学で考えるラブコメ「あくまでクジャクの話です。」1巻

コミックDAYSで始まった生物学を扱った作品なんですが、
どんな内容かは第一話を見ればわかります。
あくまでクジャクの話です。 – 小出もと貴 / #1/性淘汰 | コミックDAYS

その第一話でもとても印象的なこのシーンを読めば端的にわかるでしょう。

この漫画は生物学の知識を使って、モテを論理的に解析し、
舐め腐ったアホどもの心をベッキベキに折る漫画であり、
子供時代の初恋を大事にしながら報われない美少女が奮闘する姿を、
ニヤニヤと眺める漫画でもあるのです!

主人公の久慈くんは良い人かつ教師という安定した職業なんだけど、
男らしくないのがコンプレックスで、彼女が出来てもソッコーで浮気される非モテ系男子。
ただ、生物学部であり文武両道、才色兼備の阿加埜からは顧問になるよう頼まれて、
しかも常にクールな阿加埜からは異性としてめっちゃ好かれているんですよ。

これには理由があるんだけど、わりとベッタベタなんですよね。
やはり幼い頃に培われた思い出と初恋は強いですよ。
まぁ、あそこから何故生物学の道に進んだのかさっぱり分かりませんが…
ここら辺は2巻以降で語られたりするのかもしれませんね。

生物学の話はわりとしっかりしてて納得しやすいんですが、
友情とか結婚とかそういうのが全て生物学で解決するわけではないんですが、
妙に面白いので読み込んでしまいますね。
特にデスゲーム風に結婚ゲームを語ったのは笑っちゃいましたが、
妙に納得感もありました。
やはり誠実な方が良いよね…!
でも、ヤリチンオスとビッチメスの波が来ていたらどう考えても無理なわけで…
うん、考えないようにしよう。(結論

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