■[漫画]青春とはメガネ+巨乳と見付けたり「昔話のできるまで」
昔話のできるまで (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:山田 穣
出版社:集英社( 2014-05-19 )
コミック ( 159 ページ )
作者サイト:胡乱堂入口
山田穣の単行本が2ヶ月連続で出るとか隕石でも降ってくるのかと思った。
アオハルで描き溜めていた山田穣名義の作品が収録された単行本ですが、
アオいハルこと青春をテーマにしたオムニバス形式と見せかけて、
神話に筋トレに戦車と割りと何でもありな短編集になっています。
というか青春成分薄いな!
この中で一番青春濃度が高いのは「ザンネン アンド ドラゴン」かな。
現代の世界に何故か龍がいる世界観で希少種の龍を世話する小学生の話なんだけど、
後書きで触れてたように、龍はそれほど凄いギミックではなくて、
あくまで物語の中心は小学生男女がイチャコラしているだけの話だった訳ですよ。
これが可愛くないはずがない。
個人的に次に好きだったのは「孤児院戦闘団」ですね。
第二次世界大戦で無条件降伏したドイツを蹂躙するソ連軍から、
孤児院の子供三人がドイツ軍兵士をお供に戦車に乗って逃げる話なんですが、
子供たちが戦時中だというのに元気な姿を見せてくれるのが癒されます。
というかいくら兵士の教えがあるとはいえ、
サクサクと戦車を操ってソ連の戦車を撃破するのは元気が有り余りすぎだと思いますが。(笑
ちなみにこの話はとなりのヤングジャンプで読むことが出来ます。
それにしても相変わらずメガネで巨乳のヒロインが多いですね。
いや、私は大好物ですが。
でも彼女たちが出てきたら話がやたらマニアックになってしまうのは、
何かの業なのだろうか…
いや、面白いけどね!
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