本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2024/11/20 水曜日::

■[雑記]裏切りにつぐ裏切り…「デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒」

デモンズ・クレスト3 魔人∽覚醒デモンズ・クレスト3 魔人∽覚醒
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫さん(@kunori) / Twitter
絵師名:堀口悠紀子
絵師twitter:堀口悠紀子さん(@dochibibi) / Twitter
紙書籍通販:デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒
DMM電子書籍:デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒

アルテアに閉じ込められ、何人もの犠牲者を出している小学六年生達。
協力して生き残らないといけないのに、
リーダー役の須鴨は横暴なコミュ障てメンドクサイ上に、
頼れると思っていた二木が裏切って襲撃してきて…

二木のやり口を見ているとSAOのムタシーナを思い出しますね。
話し合い、信頼を勝ち取り、協力するというコストを放棄して、
チートを使って無理矢理協力プレイをして目的を達成しようとするとか、
とてもガキだなって感じがします。
まぁ、小学六年生だもんね…

子供だからこそチートって言葉に弱いのかもしれないけれど、
みんなチートを気軽に使い過ぎてて、子供って怖いなって思いますね。
クラスメイトだからってあっさり信じてしまい、
そのせいで裏切られるのも、とても子供らしいと思いました。

しかし二木の目的もわからないけれど、
須鴨もなんでああなっているのかサッパリですね。
何かしら理由はあるんだろうけど、
須鴨のせいで仲間の合意を形成するのに難儀してるので、
今回の結末はちょっとざまぁだな、って思いました。

:: 2024/6/14 金曜日::

■[ラノベ]派生作品からの合流「ソードアート・オンライン 28 ユナイタル・リング VII」

UWで皇帝の後継者を名乗る者が攻めてくる中、
エオラインを助ける為に心意の力で駆けつけるキリト。
一方URでは最果ての壁の上でリズとシリカの二人が、
下層との補給線を何とかできないか検証しはじめて…

1年8ヶ月ぶりの新刊ですね。
年々スパンが長くなってますが、これ、完結するのでしょうか…?
川原礫作品は面白いのが多いけれど、
一つも完結していないあたり、冬目景先生もビックリですよね。

UWでのキリトは心意の力で頑張ってるけれど無双できないのは、
完全に後手後手になっているところがありますね。
それでも星王時代の遺産のお陰で何とかなってるところはありますが、
ホワイトコスモスとブラックロータスには驚かされましたよ。
こういったところでAWとの関わりが見えてくるとは…

UWで復活した整合騎士といい、現実世界でアスナが再会したキャラといい、
派生作品からの合流というのは有りだと思います。
私はアプリゲームの方はやってないのですが、
こういったお遊びは全然OKだと思いますよ。
映画の方は見てたけど、記憶が吹っ飛んでるのでちょっと情けないですが…w

しかし、やっぱりUWでもこの人が黒幕というか、使嗾していたのか…
AWの方も絡んでそうだし、本当にハッキングとチート行為に特化してそうですね。
さっさと永久BANされますように…

:: 2023/7/21 金曜日::

■[ラノベ]再びゲームの世界へ「デモンズ・クレスト 2 異界∽顕現」

デモンズ・クレスト2 異界∽顕現デモンズ・クレスト2 異界∽顕現
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫さん(@kunori) / Twitter
絵師名:堀口悠紀子
絵師twitter:堀口悠紀子さん(@dochibibi) / Twitter
紙書籍通販:デモンズ・クレスト 2 異界∽顕現
DMM電子書籍:デモンズ・クレスト 2 異界∽顕現

VRMMOが現実に侵食してサバイバルホラーになった世界で、
小学六年生の少年少女たちが生き残るために必死になる中で、
主人公・芦原佑馬の双子の妹が不思議な力を見せつける…

意外と早く2巻が出ましたが、相変わらず時間の進み方が濃密です。
遅々として事態は動きませんが、面白いのは確かです。
まぁ、刊行ペース遅いならもっと物語をサクサク進めて欲しいところですが…

今度は幼馴染みのナギを助ける為にゲーム世界に行く訳ですが、
ゲームならではの攻略方法を見せたりと面白かったですね。
モンスターの内臓に着火するというのはエグいけれど、
とても懸命な判断だと思います。

それにしても小六という年齢ながら、
親の職業で人間関係が出来上がったり、
信頼していた友人に裏切られたりと、
ちょっとハードモードすぎると思います。
もうちょっとこう、手加減というのものを…

ヘイト役だった須鴨も何かしら事情がありそうだけど、
それでもエグいことをやっているのは確かなので、
事情が詳らかになってからが判断のしどころかな、と思います。

それはそれとして今回もエグい引きですね…
川原礫さんはもうちょっとコマメに綺麗に終わる作品を書いて欲しいものです。

:: 2022/11/17 木曜日::

■[ラノベ]虚構∽拡張「デモンズ・クレスト 1 現実∽侵食」

デモンズ・クレスト1巻デモンズ・クレスト1巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫さん(@kunori) / Twitter
絵師名:堀口悠紀子
絵師twitter:堀口悠紀子さん(@dochibibi) / Twitter
紙書籍通販:デモンズ・クレスト 1 現実∽侵食
DMM電子書籍:デモンズ・クレスト 1 現実∽侵食

小学六年生の芦原佑馬はクラスの全員でVRMMORPGのテストプレイをしていたが、
ゲーム終了時に謎の光に包まれる。
記憶がぼやけながら現実世界に戻ってきたと思ったら、
遊戯施設は電力が落ちていて、更に学年一の美少女が怪物に変貌しており…

SAOやAWの川原礫さんがどの作品も完結していないのに新作を書くとか、
何馬鹿なことをやらかしてんだ!?
と思ったらどうやら編集サイドがWTという微塵も可能性を感じないジャンルに手を出すから、
それの生け贄として選ばれたみたいですね…
しかもイラストが堀口悠紀子さんという豪華仕様で…
勿体ねぇ…

とはいえ面白さは流石ではありました。
また脱出不能のVRMMORPGかと思ったら今回は現実拡張のMR系の物語なんですね。
プレイしていたゲームが現実に侵食したかのように振る舞い、
モンスターが跋扈する閉鎖空間で生き延びるために戦う小学生、というのは興味が引かれました。

大人が誰もいない、子供たちだけでの閉鎖空間でのサバイバルホラーとか、
昔からあるジャンルだとは思いますが、近年ではあまり記憶にないかもですね。
私にとっての原体験はやっぱり「無限のリヴァイアス」かなぁ…
もしくは「轟世剣ダイソード」かな…

小学六年生にしては理知的でしっかりしているのには驚かされたけど、
近未来の小学生なら可能性はゼロではないと思います。
まぁ、リーダーシップを取りたいお子様とかもいたし、
そこら辺は良い塩梅になってたのではないでしょうか。
女の子たちの方が精神的に成長が早いのもこの年代らしいな、とも思いましたし。

ただ、やはり気になるのは刊行ペースですね。
1巻はとても気になるところで終わりながらも、
他の作品が3つほどあるしソシャゲシナリオとかもありますしね…
続きは多分… 2,3年後かなぁ…w

:: 2022/10/12 水曜日::

■[ラノベ]1年振りの新刊、作中では1日進まず「ソードアート・オンライン 27 ユナイタル・リングVI」

冒険を経てセルカたちのディープフリーズ術式を解いたキリトたち。
ユージオと瓜二つのエオラインを見て驚愕する面々だけど、
キリトたちは制限時間が来てゆっくりすることは出来なかった。
しかしUWとUR,どちらでも事件が発生して…

1年振りの新刊でしたが、作中では1日も経過しませんでしたね。
UWとUR、どちらでも事件が起こってしまっているだけに、
内容はどうしても1/2になっている印象があります。
今後はページ数を倍にするか、
内容を圧縮して密度を倍にするかしないと満足感は得られないでしょう。

UWではキリトさんたちの潜入工作への報復がソッコーでやってきてアリスが活躍して、
URでは楽しく攻略してたら別ゲームのプレイヤーの拉致騒動が起こってと、
中々平和な時を楽しめないですね。
しかしキリトさんをバーサーカーだと言ってたプレイヤーも、
交渉なしでいきなり拉致するバーサーカーなあたりクレイジーですね。
バーバリアンしかいないのか、この世界…?

それにしてもSAO含めて人気タイトルはソシャゲ化やアニメ化で作者の仕事が増えて、
そのためラノベの刊行が滞る本末転倒になることが多い気がします。
本業をしっかりやった上でメディアミックスして欲しいところですね…
ストレートエッジはそこら辺を含めてマネージメントしてくれると思ってたんだけど、
ラノベは金にならないと考えて疎かにしてるんだろうか…
つまり、SAOは最低年2冊出して欲しいものです。

:: 2021/10/12 火曜日::

■[ラノベ]UWとURでの冒険「ソードアート・オンライン 26 ユナイタル・リングV」

セントラル・カセドラル八十階でディープフリーズしているセルカと再会できたアリス。
しかし、ディープフリーズしているのはセルカだけでなく、成長したロニエとティーゼも居た!
ずっとアスナとキリトを待っていた昇降係のエアリーに教えられたキリトは、
惑星アドミナにディープフリーズの術式を求めてエオラインと旅立つが…

てっきりセルカが復活するまで行かないと思ったんですが、流石にそこまで非道ではなかったですね。
UWでのキリトの冒険は相変わらず波瀾万丈ですね。
SAOでのキリトは技巧派なところがあったけれど、
数百年のブランクが技術の蓄積差があるため心意技の技術格差が大きすぎて、
わりと脳筋プレイになってるのがわりと新鮮ではありますね。

URでの冒険は表紙にあるようにシリカたちがメインでしたけど、こちらも中々に大冒険でしたね。
シリカもいつまでも守られてばかりじゃなく、守るために頑張れるほどに成長したんだなぁ…
というのが感じられて感慨深かったですね。
あと、シノンはシノシノと呼ばれすぎて微笑ましいというか…w
男性にモテそうなキャラですしね…

URの戦いは一段落ついたけど、UWではまだまだこれからって感じでしたね。
エオラインと黒幕との関係は想像は出来るけどまだ分からないところがあるし、
ロニエが驚愕したようにユージオとの関係性もあるだろうし…
ありえるとすればユージオだったフラクトライトがエオラインとなったという、
UW版の輪廻転生とかそういったことくらいかな…?

URの仮想研究会のこともあるし、まだまだ長くなりそうですね…
あと5,6年は掛かりそうだなぁ…w

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