■[ラノベ]VRMMO世界に囚われたゲーマーたちの闇「エデン」2巻
個人的には藤原カムイさんあたりの絵柄で想像していただけに、
相変わらずイラストが合ってないなー
とかそんなことを益体もなく考えてしまう「エデン」の2巻。
表紙も挿絵もダークな雰囲気がバリバリ出てますが、
内容はそれほどまでにドロドロトゲトゲしたものではないです。
一部エグい表現も含まれていますけどね。
1巻で巨龍ヴァリトールを倒し「真バルド流剣術」を取得した師範代が、
リンたち以外にもその強さを見せつけることになるのがこの2巻です。
ヴァリトール素材の装備を作るために鉱石掘りに行った先でモンハウを一人で殲滅し、
更にはダンジョンボスすらも圧倒的に実力で打ち倒す師範代さんマジ凄い。
でもその凄さが爽快感に変わるのは周りにブラッククロスのメンバーが居たからだよね。
俺TUEEE展開は周りに驚き要員が居ることが重要だと再認識させてくれます。
そして後半からの強盗プレイヤー討伐戦なんだけど、
こちらでも初心者流剣術だとバカにしていた奴等が、
師範代の予想外の強さに蹂躙されていく様は実に爽快でしたね!
これこそ「エデン」における俺TUEEEですよ!
そして組織関係の複雑さとドロドロさが予想以上でしたね。
それに1巻のPK野郎なレオンの最期の言葉が伏線だったのには気付かなかったなー
…それにしてもこの世界はVRMMOなんだけど、想像以上に自由度が高いですね。
まさか殺人監禁どころか異性への陵辱まで可能とか、本当にエグい。
こういったエグさはSAOやログホラといった似た世界観の作品にはないものですよね。
本当に現実世界に帰りたい奴等ばかりなのかという命題も含めて。
それにしても今回のことで師範代はほぼ最強といえる装備は整ったけど、
組織間の動向やら、何か色々知ってそうな人たちの暗躍やらと、
ますます事態が混迷になってきた感がありますね。
徐々に師範代の実力が知れ渡るようになってきたけど、果たして今後どうなるのか。
Web連載の方も含めて楽しみに待っています。
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