本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2024/3/4 月曜日::

■[ラノベ]最後の戦い!「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く VII 下」

死神ゼーニエと組んで世界に亡者の軍勢を差し向けた新皇帝ダルメス。
ファーネスト王国は精神的支柱となっていたコルネリアスやパウルだけでなく、
アシュトンまで失ってしまい崩壊の瀬戸際へと陥っていた。
また、サザーランドやメキアも亡者の軍の対処で忙しくしており…

長かった物語もついに完結です。
ラストはどうなるかと思ったんですが、多少ご都合主義でもこれはアリだと思います。
ゼットが死神という存在だったから可能性としては考えてましたけどね。
ハッピーエンドなのは良かったです。

バラバラだった国々を纏めたのがオリビアというのは面白いけれど、
ファーネスト王国の愚王が倒れて副王が立ったのも一因ではあると思うのですよね。
今回の戦争の傷跡はどこの国も大きいと思いますけれど、
それでもこれからの復興と成長が信じられる程度には希望が残っているように思えます。

あとがきにも書かれているように全ての謎が解けているわけではありませんが、
それでも英雄オリビアの物語としては過不足なく綴られているように思えます。
しかし最後にクラウディアを選ぶとは思わなかったなぁ…
それだけはちょっと意外かもしれません。

:: 2023/3/31 金曜日::

■[漫画]オリビアの鎧「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」6巻

王国北部に侵攻してきた帝国軍を撃退するために出陣したオリビア。
仇敵オリビアを討つために待ち構えるローゼンマリー
第七軍が北部に集結したことで両雄が激突する時は迫っていた…

どれだけ敵をぶっ殺してもオリビアは相変わらずです。

パウル大将は笑顔で受け入れてるんだけど、
堅物のオットー副官はまだまだ慣れない模様です。
まぁ、オリビアは図書館に行くためにやる気に溢れてますからね。
ちゃんとお仕事はしてくれますよ!

そしてアシュトンも良い仕事をしてくれましたよね。
参謀としての仕事だけでなく、
オリビアのために鎧を仕立て上げるという仕事は見事でした。

オリビアの黒い剣に合いますね、この黒い鎧は。
返り血もこれで目立たなくなりますね!
まぁ、髪の毛とかには掛かりそうだけど!

何だかんだで総司令官だけあってローゼンマリーは有能ですね。
軍団の戦略を効果的に行いながら敵討ちをするための好機を用意するんだからなぁ。
これでローゼンマリーとの対決も秒読み段階に入ったけど、
アシュトンとクラウディアが傍にいる限り、オリビアは笑顔でいてくれますよ。
本当にね…

:: 2022/7/27 水曜日::

■[漫画]無邪気な残虐「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」5巻

北部帝国軍に対応するため第二陣として出陣したオリビアたちは、
第六軍からの救援要請に応えてベシタ砦に寄り道して王女様を救ったりしながら、
城郭都市エムリードを目指しているんだけど、
途中で立ち寄った砂漠の街ケフィンでは歓待されて…

第六軍の感謝から始まる5巻ですが、
戦争中とは思えないほどに微笑ましいシーンでしたね。
王女様がとても可愛らしかったです。

そしてオリビアもとても可愛らしいのですが、
砂漠の街ケフィンでは帝国からの密偵を見付けて返り討ちにしたりと、
相変わらず残虐をしてくれるんですよね。
密偵のリーダーも生け捕りして情報を引き出した上で、
伝言役とし挑発的な言葉を伝えるとか、とてもオリビアでした。

とても美しいのに、言動はグロテスクさもあるという…

エムリードに先に着いていたホスムント少将は、
功名心と帝国軍の残虐さであっさりと罠にハマって、
窮地に陥ってしまうあたりとても無能だなぁ、と思います…

まぁ、そこを颯爽と助けるオリビアはとても主人公してると思うんですが、
残虐な敵を相手に無邪気に残虐を仕返すあたり、
とても怖さを感じてしまうんですよね。
うーん、これでこそオリビアであるなぁ。

敵の総大将との対決は次巻になると思います。
次巻でもオリビアは大活躍だよ…!

:: 2022/5/5 木曜日::

■[ラノベ]失ったモノの大きさ「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く VII 上」

死神ゼーニエに使嗾され、突如新皇帝として即位したダルメス宰相。
オリビア率いる第八軍とフェリクス率いる蒼の騎士団の戦闘に介入し、
二人を退け、更なる贄を求めて人外の能力を駆使し始める。
一方オリビアはゼットと再会し、修行をつけてもらうことになったんだけど…

アシュトン…(´・ω・`)
うーん、ショックだなぁ…
万が一に賭けたけど、やっぱりダメだったかぁ…
泣き崩れるクラウディアを見るのもツラかったし、
子供のように泣き叫ぶオリビアを見るのも、本当にツラかったですよ…
死神と言われるくらいだしゼットが何とかしてくれないかなぁ、と思ったんだけど無理っぽいかな…

最終巻になるかと思いきや前後編になったので今回は最終決戦の手前までですね。
各地、各国の戦場がどのように繰り広げられ、
そして、アンデッドの軍団が如何に脅威であるかが伝わってくる展開ですが…
アシュトンをはじめ、予想以上に犠牲が多くて心が痛みます…

メキアはともかくサザーランドもかなりピンチだと思いますが、
やはりオリビアがいるファーネストが一番狙われそうな気がします。
フェリクスとの共闘は出来るかもしれないけど、
ローゼンマリーとは絶対に無理だろうからなぁ…

一体どんな結末に向かうんだろう…
でも、それ以上に…
アシュトンがいないと本当に寂しいよ…
アシュトン…

:: 2021/11/4 木曜日::

■[漫画]天真爛漫で破天荒「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」4巻

圧倒的な武勲を立てて三階級特進したオリビアとその仲間たちだけど、
帝国に北部から侵攻されて王国そのものが窮地に立たされることに。
そこでキール要塞を手に入れて膠着状態にすることが出来た南部の第七軍から、
救援部隊を出すことになったんだけど、軍議でアシュトンが迂闊なことを発言してしまい…

アシュトンの有能さと卑屈さが楽しめる冒頭から始まる4巻ですが、
オリビアの扱いの難しさと言動の破天荒さも相変わらずです。
部隊への演説も実にオリビアらしいですが、
ゼットの手がかりを求められる王都に寄れないとなると、
一気に不機嫌になるのもオリビアらしいですね。


そんなオリビアを言葉巧みになだめすかして、
目的達成のモチベーションをきちんと与えて誘導するあたり、
クラウディアは猛獣使いとしての才能があるな、と思いました。

しかし、やはりオリビアは奔放すぎるので、
第六軍からの救援要請に対応するのはともかくとして、
その手法というか戦法というか…
オリビアという突出した単独戦力に依存したモノで、
クラウディアもアシュトンも頭が痛かっただろうな、と思います…w

頑張れ、クラウディアとアシュトン。
オリビアのぶっ飛んだ行動はまだ序の口だぞ…!

:: 2021/5/27 木曜日::

■[ラノベ]死神に至る道「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」6巻

暁の連獅子作戦で帝都の間近に迫ったオリビア率いる第八軍だったが、
それを阻止せんとするフェリックス率いる蒼の騎士団が立ちはだかる!
精強さを誇る蒼の騎士団は流石の強さを見せつけ、
アシュトンの知謀とオリビアの苛烈さだけでは打開できそうもなく…

オリビアとフェリックスの戦いは盛り上がりましたが、
まさかダルメス宰相が途中でオカルティックな横槍を入れるとは思いませんでした…
というか、宰相の立場からすると潰し合ってくれた方が良さそうなものなんだけど、
何でしょう… 自己顕示欲からこんなことしたんでしょうか?

ついにゼットの手掛かりを得たオリビアだけど、
流石にゼットと同質な存在を相手には無双出来ずに苦戦してて、ハラハラしました。
しかし、あれだけ探しても見付からなかったゼットが唐突に出てきたのには驚きましたが…
ゼットはどういった経緯で出てきたんだろう…

そしてラストではまさかのアシュトンですが、
クラウディアのためにも死なないで欲しいんだけど…
これはわりと絶望的な感じがしないでもないというか…
次の7巻で完結らしいけど、どういった終わり方になるんだろう…
まったく読めない…

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