■[ラノベ]やはり俺の中学時代は間違っていただろうか。「アイゼン・イェーガー」1巻
アイゼン・イェーガー 1 (アース・スターノベル)
著者/訳者:来生 直紀
出版社:泰文堂( 2016-09-15 )
Web版:アイゼン・イェーガー
作者twitter:来生直紀(@n_kisugi)さん | Twitter
絵師サイト:新堂アラタ/class
絵師twitter:新堂アラタ(@Shindow00)さん | Twitter
Kindle版:アイゼン・イェーガー 1
DMM電子書籍:アイゼン・イェーガー
9月頃に出てたんですが、当時はKindle化がされてなくて後回しにしてたんですね。
で、先日たまたま思い出して探してみたらKindle化されてたので読んだ次第であります。
VHMD用ソフト”アイゼン・イェーガー”
それは猟機と言われるロボットに搭乗して行われるゲーム。
主人公の遠野盾はリリース直後から3年間のめり込んでプレイしたことで、
トップランカー入りして伝説的な英雄になったが、
同時に中学生活を全て捨て去ってしまいコミュ力貧弱のぼっちになってしまう。
後悔した盾はアカウントを消して高校デビューを志すが、
そこで出会ったリア充系女子の伊予森颯から”アイゼン・イェーガー”のことで相談され…
ボーイ・ミーツ・ガールでぼっち系主人公というラノベらしい題材に、
ロボットモノというラノベでは鬼門とされる題材をミックスした本作ですが面白いです。
「小説家になろう」だからこそできる”好きな要素を全部ぶっこんでみた”系ですが、
作者が流石にプロの小説家だけあって面白いのです。
というか、書籍化されたことでプロ作家だというのがわかったんですけどね。
主人公の盾は普段はどもったり、些細なことで妄想を暴走させたりと、
自分に自信がないコミュ障っぷりが伺えまくる情けなさなんだけど、
”アイゼン・イェーガー”のゲーム内では操縦技術に自信があるというか、
できるのが当たり前だと思っているギャップが中々格好良いですよね。
マナーが悪い小悪党に初期機体で圧勝しちゃうのが当然という雰囲気出されたら、
小学生のクリスちゃんが恋に落ちちゃうのも仕方ありませんわ。
メインヒロインの伊予森さんは盾とは違って、
現実でも”アイゼン・イェーガー”でも自信に溢れてますが、
こういう引っ張ってくれる系のヒロインもアリですよね。
まぁ、”アイゼン・イェーガー”をプレイしている理由にはちょっと引いたけど。(笑
できれば2巻以降も出てほしいんだけど難しいかなぁ。
あと、できればKindle化は紙と同日発売してくれると買い忘れなくて助かるのですが。
せめて紙書籍発売日に予約できるくらいはして欲しいところであります。
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