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:: 2012/1/8 日曜日::

■[漫画]花子さんのちょっと泣けるとてもいい話「ハナコ@ラバトリー」2巻

ハナコ@ラバトリー(2)(完) (CRコミックス) (CR COMICS)
著者/訳者:施川ユウキ 秋★枝
出版社:ジャイブ( 2012-01-07 )
コミック ( ページ )
原作者サイト:施川ユウキのみすぼらしい部屋
原作者twitter:施川ユウキ (ramuniikun) は Twitter を利用しています
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■
作者twitter:秋★枝 (Akieda) on Twitter

昨年末の「煩悩寺」2巻に続いて同日発売の「的中!青春100%」と発売された「ハナコ@ラバトリー」2巻
秋★枝さんの単行本が殆どスパン無く3冊発売ということで年末進行も考えると、
これは秋★枝さん死んじゃうんじゃないの?
と思えるくらいの発行スピードですがファンとしては嬉しかったりするのもまた事実だったりします。

サナギさんで有名な施川ユウキさんが原作に付いてのコラボ作品でしたが、
掲載誌のラッシュが電子書籍化のドタバタもあった中で無事に完結。
連載開始当初はこの異例の組み合わせにかなり驚きましたが、
終わってみれば凄く良いコンビだったんじゃないかな、と思います。

トイレにしか居られない、記憶がない幽霊の花子さん。
そもそも自分の名前が花子さんなのか、あのトイレの花子さんなのかも自覚がない、
そんな彼女が色んなトイレで悲喜交々な話の目撃者になったりしてたんですが、
最後のエピソードでは生前の記憶を取り戻して綺麗に終わっており、
凄くほっとしました。
あぁ、花子さんは本当に優しくて生きている人に希望を見せる人なんだな、と。

どの話もちょっぴりミステリーだけどそこが良いアクセントになっていて、
読んでいて飽きさせない面白さがあって良かったですよ。
スマホを持ってブログ更新するという設定も最後に活かされていて、
本当に良い作品だったと思います。

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