■[漫画]想いを継ぐ者「まどろみバーメイド」15巻
まどろみバーメイド15巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
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香港黒社会出身のバーテンダー柳が交通事故で死んだため、
柳が遺した隠れ酒場アンタレスを守ろうと奔走する同郷のアシュレイ。
しかしアシュレイはアヴァロンの業務があるため雪を頼ったけど、
雪もずっと店主代理ができるはずがない…
更に賃料上乗せが重なった窮地に、アンタレスで育った二十歳になったばかりのカレンが立ち上がり…
前巻から引き続きアシュレイの過去編が語られていますけれど、
香港のスラムというどん底から這い上がるとか、アシュレイってば根性ありまくりですね。
グリフも向上心があったけれど、頼れて、そして守りたい家族がいるかどうかが道を分けたのかな…
シャノンもしっかり勉強してるし、何よりも柔軟な発想力があるからなぁ。
バーを始めてからも色々あったんだろうけど、本当に大したもんですよね。
だからこそ、アシュレイはカレンを放っておけないんでしょうし、
それはシャノンも同じってことなのでしょう。
シャノンはアシュレイほど暴力沙汰には深く付き合ってこなかったのだろうけれど、
同じ香港のスラムというどん底から這い上がってきた強い女ですからね。
アシュレイ、雪、騎帆とは違ったアドバイスをくれることによって、
アンタレスの営業もだいぶ軌道に乗ったんだけど、最後の8%には届かない…
一ヶ月かそこらで20%売り上げアップだなんて、
運営が正常に行われていても厳しいというのに、
売り上げ5割減からの成長だと考えるとかなり頑張った方なんだけどね。
グリフはそういったところはきっちりしているから難しいでしょう。
連載本紙の方では最後の一手が形になってきたところですが、
どういった結果を見せてくれるのかまだまだわからないので、
今から16巻が楽しみです。
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