本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2017/5/9 火曜日::

■[漫画]青春の華、文化祭!「共学高校のゲンジツ」6巻

共学高校のゲンジツ6巻共学高校のゲンジツ6巻
出版社:小学館
原作者名:伊丹澄一
原作者サイト:ItamiWorks
原作者twitter:伊丹澄一 (@itamisumihito) on Twitter
作画者名:さぬいゆう
作画者twitter:さぬいゆう (@SanuiYu) on Twitter
Kindle版:共学高校のゲンジツ (6)
Kindle版まとめ買い:共学高校のゲンジツ
DMM電子書籍:共学高校のゲンジツ (6)

6巻は一冊丸ごと文化祭!
文化祭… それは高校時代の青春の発露…
一緒に周りたいあの人に、情熱を出す出し物…
それ違ったり勘違いだったりの淡い恋心と、
とにかくネタに事欠かないわけですよ!

まぁ、ラブコメとかそういった諸々もいいけれど、
今回一番の見所はやはり奈良木くんの女装だと思うんですけどね!

やだ… わかってはいたけど奈良木くんってば似合いすぎ…!
これなら用を足すなら女子トイレに連行されるのも納得ですよ。
多分、脚もムダ毛とか全然ないんだろうなぁ…
男子にしておくのはもったいない身体…!

そして草野くんのおかんは若いけど、精神的には正におかんでしたね!
振り回される草野くんも大変だとは思うけれど、
これは息子として仕方ないことなので耐えて欲しいものです。
しかし保延と尼妻の二人ともおかんと面識を得たわけですが、
どっちの方がポイントが高かったんだろう…

それにしても文化祭を経ても秘めた恋は秘めたままだったか…
彼女たちの恋心がきちんと相手に伝わることがあるのだろうか…
完結までにちゃんと伝わると良いなぁ…!

:: 2015/9/23 水曜日::

■[漫画]尼妻さんはムッツリスケベ「共学高校のゲンジツ」5巻

女の子たちの方が思い悩み、
男の子たちの方は脳天気にモテたいとか考える。
そんな共学高校での日常モノの第5巻。

今回は表紙になっているように尼妻さん大活躍ですよ。
夏祭りに友達といったら草野くんを見掛けて、
一夜のトキメキを期待して声をかけようとしたり、
カレシとやりたい事を聞かれてセッ●スを連想して暴走したりと、
色々な意味で美味しいところを見せてくれます。

女子力高めで知能指数が低い友利ちゃんに男と間違われても、
この漫画に出てくる誰よりも恋する乙女をしているのは、
間違いなく尼妻さんだと言えましょう。
草野くんも早く気付いてあげられれば良いんだけどね…

しかし草野くんには保延さんもいるし、
案外難しいのかもしれない。
誤解されないようにストレートに告白するしかないと思うので、
頑張れ、尼妻さん!

:: 2014/2/3 月曜日::

■[漫画]恋の空回り「共学高校のゲンジツ」3巻

共学高校のゲンジツ 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:さぬい ゆう 伊丹 澄一
出版社:小学館( 2014-01-30 )
コミック ( 151 ページ )
作者サイト:ItamiWorks
原作者twitter:さぬいゆう (SanuiYu)さんはTwitterを使っています
作者twitter:いたみ (itami431)さんはTwitterを使っています

表紙が保延と尼妻さんとか良いですね!
二人とも草野にほのかな好意を寄せていながら、
お互いニアミスしてるだけに良い感じです!
まぁ、草野を取り合って修羅場とかは起こりそうにないですが。

保延の方は相変わらず無気力っぽい雰囲気を出しているので、
イマイチ判りにくいですけど、ほのかに漂ってくるラブ臭が良いです。
それに対して尼妻さんは今回ついに伝家の宝刀くんかくんかが発動しましたよ!
一人芝居をやって空回りしながらも結局はやっちゃう尼妻さんマジ可愛いです。
それに、草野から貰ったお菓子を友だちに食べられてマジ切れしてるのもキュートです。
素直じゃないから認めてないだけで、もう完璧に恋する乙女だよね、尼妻さん。

空回りと言えば内浦のことが好きな大江戸さんも盛大に空回ってますねー
ちょっとしたキッカケから一気に妄想ドライブが加速しちゃうトコとか、
恋愛脳ならではで、ちょっと共感できる所もあって微笑ましいです。
しかし映画のチケットの件は微笑ましいというより痛ましかったかな…

ちなみにそういったラブコメ関係じゃないトコも結構面白くてですね。
例えば草野が女子が使った後のベンチで満たされるとことか、
保延のブラが透けて見えちゃってドキドキしちゃうとか、
男子高校生らしいとこに青春の匂いを感じてニヤニヤしちゃいます。
うーん、思春期よのぅ…(笑

そう言えばこの3巻に収録されている42限目43限目は現時点で試し読みできるみたいです。
42限目の方はラブコメ回なのでオススメですよ!
閲覧可能期間が定められているのでお早めにどうぞ!

:: 2013/8/2 金曜日::

■[漫画]石黒正数ファン必見の対談もあり!「地球戦争」2巻

地球戦争 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:小原 愼司
出版社:小学館( 2013-07-30 )
コミック ( 207 ページ )
作者サイト:施療院島
作者twitter:小原愼司(地球戦争 1 発売中) (w0hara)さんはTwitterを使っています

突如としてロンドンの待ちに舞い降りた三本脚の宇宙からの侵略者。
孤児のオリバーとお嬢様のアリスに、孤児の坊やも交えた3人での逃避行は、
外国への船を目指すことになるんだけど、港ではオリバーの孤児仲間と再会し…

孤児仲間のみんなが結構個性があって良いですよね。
アリスに対して嫉妬したルーシーがサムの暴挙を見て見ぬ振りをしたり、
オリバーに対して嫉妬したサムが虚勢を張っている所とかキャラが立ってますよね。
オリバーも感心する青年実業家のグレイヴのせいで更なる局面に立たされるのもまた面白いです。

さて、1巻巻末ではトニーたけざきさんとの対談が載っていましたが、
今回は「それでも町は廻っている」作者、石黒正数さんとの対談が載っています。
ファンにとってはそこそこ有名な話なのですが、
石黒正数さんは大の小原愼司ファンということでも知られています。
付き合いも結構長いのでディープな話が聞けることが楽しみにしていたんですが、
これがもう予想以上に深い話でびっくりですよ!

お互いの漫画の作り方という話はまだまだ序の口で、
石黒正数さんの「それ町」年表が登場するわ、ファン作成の年表が99%合ってるだとか、
紺先輩っぽい人が色んな作品に出ていることについての言及や、
それ町が元々全4巻の予定だった話だとか、石黒正数ファン必見の情報が山盛りですよ!

というか、石黒正数さんってば「菫画報」のこと好きすぎでしょう。(笑
私も好きですし、今読んでも最高に面白い作品だと思いますけど!
「それ町」でゴンヌズバーという擬音が出てきても驚かないな!

それにしても石黒正数さんは本当に小原愼司さんの「菫画報」がなかったら、
漫画家としてここまで大成出来なかったんだろうなぁ、と思います。
というか危うく全4巻になる所を、
小原愼司さんが止めてくれたから今の「それ町」があるんだよなぁ。
やはり小原愼司さんは偉大やで…

:: 2013/7/6 土曜日::

■[漫画]尼妻ちゃんペロペロ「共学高校のゲンジツ」2巻

共学高校のゲンジツ 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:さぬい ゆう 伊丹 澄一
出版社:小学館( 2013-06-28 )
コミック ( 162 ページ )
作者サイト:ItamiWorks

素直になれない女の子って良いよね!

共学高校とはいえそんな誰もが付き合っている訳じゃない。
でもラブコメな日常は確かにあるんだよね!
そんなショートラブコメの詰め合わせ「共学高校のゲンジツ」2巻が発売です!

いやー、2巻の見所は何と言っても表紙になっている尼妻さんですよ!
ボーイッシュで見た目ヤンキーっぽいけど、
何故か草野くんにはそう思われたくない乙女心!
女らしくするのが気恥ずかしくて一人称を「私」にすることすら出来ないけど、
草野くんに「遊んでる」と思われるだけで涙が溢れてきちゃう女の子らしさ!
いやー、可愛いですねぇ、初々しいですねぇ!
見た目とのギャップが大変に萌えでありますよ、ええ。

他にも保延以外の女の子たちは誰もが素直になれなくて、
それ故にラブでコメってるのが面白い訳ですよ。
内浦に惚れてる大江戸さんはついついツンツンしちゃうけど、
その内心は凄く可愛くてたまらない!
帰りに誘われたと思った時の身を縮こまらせてキュッとしてる所がマジキュートですよ!

それと女の子というより女性という年齢の保健の先生だけど、
その言動は確かに女の子してて可愛かったです。
年齢的に色々と大変でしょうけど、頑張っていただきたい所です。

:: 2013/4/9 火曜日::

■[漫画]火星人、倫敦ヲ侵略ス!!「地球戦争 the war of the human」1巻

地球戦争 1 (ビッグ コミックス)
著者/訳者:小原 愼司
出版社:小学館( 2013-03-29 )
単行本 ( 192 ページ )
作者サイト:施療院島
作者twitter:小原愼司(地球戦争 1 発売中) (w0hara)さんはTwitterを使っています

小原愼司ファンとしては買わざるをえない「地球戦争」1巻。
霧けぶるロンドンに突如火星からやってきた侵略者が、
人を攫い、殺していく中で孤児の少年・オリバーが上流階級のお嬢様・アリスと出会い、
孤児院に残された坊やと3人で逃避行をすることになっていくんだけど…

小原愼司さんの新天地での新連載は若干ホラー風味の退廃的なモノ。
育ちのせいで他人を信じられないオリバーが、レディとしての矜持を持つアリスと触れ合い、
更に軍人や貴族たちの庇護と逃亡を経る内に少しずつ変っていく姿が描かれています。
火星人と目される兵器とその不可思議な技術による虐殺シーンは、
ちょっとグロが入っているけど、小原愼司作品を普段読んでる分には大丈夫かと思います。

実を言うとこの単行本で一番興味深かったのは巻末のインタビューです。
トニーたけざきさんと90年代のK談社のAフタヌーン誌を振り返るという、
当時の雑誌をよく知る身としては非常に読み応えのある内容でした。
今語られる「菫画報」の秘話だとか、編集さんが部活モノやりたかった話だとか、
アフタヌーン好きとしては是非とも読んで欲しい内容です。

しかし許可を貰っているとはいえアフタヌーン本誌よりも先に新連載情報を小学館の単行本で先行で出すとか…
懐が広いな、アフタヌーン…
原作:小原愼司 作画:トニーたけざきでアフタヌーンで連載が近々始まるみたいです。
楽しみだわー

HTML convert time: 0.128 sec. Powered by WordPress